「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

一夜明け・・・・

2012-06-30 13:01:03 | 追悼
太陽の巡査部長2人、鬼籍に入られてしまいました・・・・。
地井さんが亡くなられたのは未だに信じられないのですが、市川森一さんの時もそうですが、ついこの前までお姿をテレビで拝見していた方の突然の訃報にはもう驚くばかりで・・・。

日テレ系の報道には「俺はプロだ」のクライマックスが使用されていたり、各スポーツ誌には三田村さん、長谷さんもコメントを寄せています。ゴリさん→トシさん交替記者会見のボスとの3ショットの写真、PART2#1の報道写真なども掲載されているところもあります。

追悼番組として全国的には本日、テレビ朝日系・土曜ワイド劇場で午後9時から地井さん主演の「大崎郁三の事件散歩」を放送、ファミ劇太陽と被りますが、是非最後の地井さんの俳優業を観てみようと思っています。

でも、こうやってスポーツ誌を読み漁ると・・・・というよりも昨日からどうしても信じられない感じで、まだ『ちい散歩』で復活してもらえるのでは・・・という感覚が強く残っています。
亡くなったんですよね・・・本当に。

老婆心なのですが、年上の露口さんや邦衛さんが地井さんが亡くなったことで元気を無くされないか心配ではあります・・・・。


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「利用」された長さん、殿下と記憶喪失の女。

2012-06-30 12:55:16 | ファミ劇日誌
あすのとちぎテレビ・マカロニ編は、鎌田敏夫さん脚本初作品、

第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)佐藤慶 井上博一 小林夕岐子

一係に係長との面会を申し出る女がやってきて、ボスに拳銃を向けるが引き金が引けず逃走中に高所から転落し瀕死の重傷を負う。警察内部での犯行の為、本庁から元七曲署捜査一係長である石田警部が捜査に参加してくるが・・・。
思いつめた女、その女の復讐を言われなくても引き継いだ男、その2人に同情する部分を感じるボスとマカロニと、あくまでも非情に捜査を進める石田警部との対決をクロスさせる名作です。


【ファミ劇へのおさそい】

太陽成熟期らしい、これまでとはちょっと違った感じの2作です。

第184話 51.01.23 アリバイ (長さん)安井昌二 鮎川いずみ 有馬昌彦

望遠鏡を扱う田沢社長に金銭を要求する脅迫状が届き、彼をガードする長さんたち。
その金の受け渡しで長さんたちが喫茶店に居た頃、田沢の妻が殺される・・・。
その時田沢と長さんは電話で話をしていた。

アリバイ・トリック・人・時間・場所・・・・。
複雑に入り組んだアリバイ工作、指名されアリバイ証人として利用された長さんが、時間の壁に挑戦します。

犯人が長さんへ挑戦するサスペンストリック編の先駆けとなった作品であり、粘りと腰の強さを十二分に発揮する、刑事・野崎太郎がまるで刑事コロンボ並みに活躍する名編です。

 
第185話 51.01.30 虹 (殿下)水沢アキ 加藤和夫 原口剛  大和田獏 
 
1億2千万強盗が発生、そしてもう一軒、自動車事故で男は焼死、女は助かり病院へ。その車の中から拳銃が発見される。
ただし、助かった女は記憶をなくしており、証言を引き出すことは困難に思われたが・・・。

殿下と女は以前ひょんなことから出会っていた・・・。

記憶喪失の経験がある殿下が、以前会ったことのある記憶喪失で「あろう」女性の記憶を呼び覚ますために奔走します。
その女性役に、日テレプラスの放送では麻生晴子になっている水沢アキさんが好演します。
本当は夢を追って東京に出てきたものの、夢破れ故郷に帰ろうとしたところで殿下と出会い、思いとどまり東京に残った・・・・そんな彼女の不幸と再出発を描きます。



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スッポンのトシさんよ、永遠に・・・

2012-06-29 23:51:40 | 追悼
少々落ち着いたので少し書かせて頂きます。

私にとって地井武男さんは、太陽参加前は「怖く熱い人」という印象がありました。
「北の国から」は観ていましたが、まだその印象が強すぎて、この頃から後年の中ちゃん、それほど変わっていないのですが、偏見みたいなものがあったのかと思います。
ご本人いわく、太陽参加前までは映画俳優として生きていくということを決められていたようで、その辺りの気合と言う部分が、私の「怖い」という印象になっていたのだと思います。

地井さんにしてみれば、太陽参加は生活安定と言う部分での考え方の修正があったようですが、その太陽の中で地井さんの立ち位置はトシさん同様、ご本人も仰られていたように上は裕次郎さんや露口さん、下は神田さんをはじめとする若手チーム、その中間「管理職」という重要な位置付けでした。
云わば、それまで裏ボス的な部分があった辰平さん(長さん)の役割を受け継いだ感じになっていく部分と、恐らく当初は竜さん(ゴリさん)が続投する構想でトシさんとして参加するところが、竜さんの降板によりその役割も担ってしまい、更に地井さんの世代では大きすぎる裕次郎さんの存在が緊張として堅さが出てしまったためか、その辺りのプレッシャーを知らなかった私は、初期のトシさんに私個人はよそよそしい感じを受けていました。

ただ、ゲンキンなもので、そのトシさん=地井さんへの違和感は、地井さんが意欲的に取り組んだ#539「襲撃」で一気に吹っ飛びました。
この作品でまるで『北北西に進路を取れ』『ダイハード』ばりに危機を切り抜けていくトシさんに対し開眼した感じで。

その、ゴリさんとも長さんとも違った、這いつくばる男の魅力というか、不器用で家庭をも犠牲にしてしまう「刑事しかできない男」の魅力というか・・・そういう、不器用な男の魅力が、トシさんを包んでいたと思います。
それが時を経るにつれ、地井さんご本人の魅力とブレンドされて、リアルな男性像として完成していったものと・・・。

地井さんにしても若手の引き締め役として、後期太陽には重要な存在でした。
逆に言うと、地井さんが居られなければ後期の太陽は分裂して早々と終了していたかもしれません。
ただし、その重要な役割とは反比例して、主演作の少なさにご本人もモチベーションを維持して行くのが大変だったと語られていますが、トシさん自体がリアルな男性像を目指していたところでその辺りの地井さんご自身の中での折衝も大変だったと思います。

太陽終了後・・・

私にとって地井さんが終わってしまった太陽と「繋げてくれる」重要な存在でした。
それこそ太陽終了後から、『とんねるずのみなさんのおかげです』『時間ですよ』等で新境地を開かれ、バラエティにも積極的に参加されていた為、いつもどこかで地井さんがテレビに御出演なさっているという安心感みたいなものがあって、それが太陽を無くしてしまった私にとっては救いでありました。

そして、1990年代の太陽と謳われた『刑事貴族』シリーズのタケさん。
嬉しかったですよ・・・・。
トシさんが戻ってきた感じがして、いっそのことトシさんでも良かったんじゃないか?とも思いました。
コミカルな部分も加味されて、トシさんとは違った魅力も地井さんは披露なさっていました。

『TVジェネレーション』にて、最終回のボスアドリブを見ながら涙されていた地井さんにもらい泣きし、
『北の国から2002・遺言』にて、号泣する中ちゃんを観ながらもらい泣きしました・・・。

貴族終了後も意欲的にテレビ出演を継続されて、近年では『ちい散歩』も楽しく観ておりました・・・。
ずっと、どこかで地井さんが観られるという安心感・・・。

なので、鬼籍に入られたことが今でも信じられません。

今は、ただご冥福をお祈りするとともに、心から「ありがとうございました」と・・・。


これから、第671話「野獣」を観ながら、地井さんを偲びたいと思います。

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地井さんさようなら、そしてありがとうございました・・・

2012-06-29 19:00:55 | おくやみ
地井武男さんが亡くなられた。

29日午前7時、心不全のため・・・。

70歳。告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開くとの事。

テレビ朝日では、30日午前10時から「追悼特別番組 ちい散歩 ありがとう!地井さん」、同日午後9時から地井さん主演の「大崎郁三の事件散歩」を放送するとの事。

とりあえず、これだけお知らせしておきます。

事務的な事以外を書こうとすると、涙が止まらないもので・・・・勘忍してください。

1982DVD-BOXのアンソロジーを観て、思いっきり泣かせてもらいます・・・。

・・・昨日は沖さんの命日で、今日はまさか地井さんが逝かれるとは・・・

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地井さん死去・・・・

2012-06-29 16:00:10 | おくやみ
さっき知りました・・・

ショックです。

言葉が見つかりません・・・。

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小野ヤスシさん

2012-06-29 07:06:08 | おくやみ
#679「ホラ吹きの街」で有名な詐欺師「サギタ」を軽快に演じられた、

小野ヤスシさんが28日に腎盂がんのため亡くなられたそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

私の世代では「スターどっきり(丸秘)報告」のキャップ等、バラエティー番組ではお馴染みの方でした。
TBSの十津川警部シリーズ、寂しくなりますね・・・。

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ナーバスで熱い山さん

2012-06-29 06:43:26 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

本日チバテレ・ジーパン編は、自殺の説得失敗でナーバスにストイックになってしまう山さん、デビュー当時の峰竜太さんのフレッシュさを見ることが出来る、

第58話 48.08.24 夜明けの青春 (山さん)峰竜太 降旗文子 中庸介

拳銃強盗を起こした男が追い詰められて自暴自棄になった。
山さんが説得するものの、男は自殺してしまう・・・。
この件で新聞に叩かれてしまう。

その男を洗う中、男と同じ境遇の流しの歌手・実に着眼する山さん。

もう若者を死なせたくないという思いの山さんが、奇しくもその「説得失敗」時と同じような現場に遭遇してしまいます・・・。

↓ネタバレ・ファミ劇日誌はコチラ
   
http://pub.ne.jp/taiyokebu/?entry_id=3633388

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ゴリさん、刑事生命の危機?

2012-06-29 06:12:04 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

本日の日テレプラス・ジプシー登場編は、ゴリさんの得意技封じ・・・。

第497話 57.02.26 ゴリさんが拳銃を撃てなくなった! (ゴリさん)吉田次昭 内藤剛志 武内文平

銃座に番号を振った拳銃が強行に使われた。
その拳銃は何れもトイレなどで置かれていたもので、どうやらばら撒かれているようだ。

捜索聞き込みの中でゴリさんは以前助けた男と再会する。
男はゴリさんに情報の提供を積極的に行うが、全てカラ振りの情報。
そのうちゴリさんは右手にしびれを感じ、いざという時に拳銃の引き金を引けなくなってしまった。

そのゴリさんの「変化」を見抜いたジプシーとの静かな対立とコンビネーション、ロッキーの心配に端を発した「原因」についての勘、久々に登場した晴子が精神的にゴリさんを支えている描写など、この当時のゴリさんをのキャラクターを表した作品だと思います。
そして、対立的描写が以外にも少なかったジプシーも何気に目立っています。

拳銃をばら撒いた男の身勝手で無責任な犯行理由、ゴリさんと以前助けた男との関係など、色々と考えさせられる部分もあったりする濃厚な作品にもなっています。


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飛ばされ関連2件。

2012-06-28 12:45:03 | エトセトラ
軽く2つの話題を。。。。

▼世良さんの『スタジオパークからこんにちは』
ペガッサさんからまたタレコミを頂きまして(ありがとうございます!)、世良さんのスタパご出演の25日は国会中継の為休止になったそうで(^_^;)
そうか、消費税法案関係なんでしょうね。。。
録画ということで収録済みであれば、問題が無ければ後日放送されるかも・・・。

▼署長
チバテレの放送分で#57「蒸発」から、「南原宏治」署長に代わって西山署長が登場。
西山が七曲署長に内定し、本庁刑事として登場した#55「どぶねずみ」が飛んでしまったために、いきなり的な登場を疑問視しているブログさんがあったので、確かに仰る通りだよなぁ・・・と。
ただ、署長としての出演は#57なので・・・まあ、あれだけ七曲署がぐじゃぐじゃになったら、いくらクールな西山も呆れを通り越した感じになったことでしょう。


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土曜日は夜更かし、日曜日は早起き、そして日中寝る。。。

2012-06-27 23:47:20 | 浮気心
最近、老人傾向にあるのか・・・朝早く、夜早く的な就寝体制になっています。
しかし、日中の眠気は何とかならないものか・・・。

特に土日は西部から始まり太陽を経て就寝したのち朝から七刑→特捜隊という非常にマイ・デカ劇場的な流れになっています、、、
本放送とは昼夜逆転的状態なのですが・・・・でも、朝から七形&特捜隊は牛からしぼりたてのミルクのように濃すぎます(^_^;)

【浮気心 特捜隊&七刑】

『特別機動捜査隊』

第297話 第七天国 (立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)

*結核持ちの若い小説家と妻、妻はナイトクラブで大胆な格好をしてダンスを披露して夫を助けている。
そこで、旦那の学生時代の同期のエリートサラリーマンが妻にちょっかいを出して・・・誤って殺してしまう。
その旦那もラストで死んでしまい・・・。
旦那役は『ウルトラQ』のガラモンを操ったセミ人間役の義那道夫氏。どことなく金田賢一さんに似ているような・・・。
妻役はこの頃常連の霧立はるみ氏。宝塚出身ということからか大胆なダンスも難なく披露。
というか、幸薄い妻も大熱演。

*大泉滉氏は変わらん(^_^;)

*佐藤事務員のお茶を入れるさじ加減をほめる長さん。


第298話 女の館(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)

*まっちゃんのいとこ・節子の友人が失踪。
その友人の部屋にその友人のものと示した手紙の入った遺骨が送られてくる。
女性専用アパートが発端で、その友人の大学教授の「ジギルとハイド」的な薬の副作用と実験が事件の本質になっていき・・・。って、まあ結構入り組んでいて派手な話。

同一人物(薬の副作用)を有馬昌彦氏と松本朝夫氏が演じる(^_^;)

*いとこにも「まっちゃん」と呼ばれる松山刑事(^_^;)

*歌手の卵におちょくられるモモさん。。。

*立石主任の帽子投げ&射撃の連続技披露。
細い注射器を撃ち抜くほどなので、相当の腕前。


『七人の刑事(新)』

第2話 第一通報者 (沢田警部・南警部補・久保田巡査部長・姫田刑事・佐々木刑事・岩下刑事・北川刑事)

*初回はオリジナルのテーマ曲だったのが、今回より変更。
多分、こちらも旧作で使用されたと思いますが・・・・。
しかし、建設中とはいえども・・・殆ど空き地な警視庁を空撮・・・。

*白パトは縦目ルーチェのセダンとHT、覆面車は黒いクラウンで80系のセダン。
何とも観たことのないパトランプの装着方法(物凄く前寄り)。

*風間杜夫氏の若い男が、牟田悌三氏の社長を撲殺・・・それを見ていた若い男の情婦が秋吉久美子氏という豪華な布陣。

*沢田警部は「長さん」「係長」と呼ばれる。

*南警部補は「ナンさん・ナンちゃん」と呼ばれる。

*早めに容疑者判明、北川刑事が焦っていろいろフライング。

*ナンさんは暗闇でも目が効く。

*ヒメさんは女性には基本的にはソフト、但し尋問はキツイ。

*丹古母鬼馬二氏のおねえ役、こんなに若い時のものは初めて観た。

*VTRで新宿の「クイーン」「秀」が見られた。。。

*本放送の裏番組が太陽#300#299・・・。
(#300と真っ向勝負は七刑#3でした・・・・訂正します<(_ _)>)

*基本的に番組イメージから逸脱した部分があった1話から通常モードに戻った感じですが、やっぱりアダルトですね・・・20時から放送する番組とは思えないアダルト感なので、視聴率が伸び悩んだのは無理ないところはあるかもしれません。旧作のようにもうちょっと夜が深い時間帯だったら、仕事帰りの残業サラリーマンが家酒を呑みながら見られたのに・・・ってそれじゃ特捜(^_^;)
でも、やはり男が観るプログラムですね。
芦田さんの沢田警部の安定感は半端ではないですし。

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