「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

殿下の重大決意/ロッキーの意外な趣味

2013-11-30 00:30:15 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、

第306話 53.06.09 ある決意 (殿下)

セミレギュラー:香野百合子 三上剛
 
ゲスト:飯山弘章
 陶隆司 加藤茂雄 鈴木実 伊奈貫太

脚本:畑嶺明
監督:竹林進

三好恵子のもとに、かつての教え子・修が訪ねてきて金を貸してほしいという。
恵子の薦めで勤めていた建設会社をクビになってしまったという。
恵子は別の就職口を世話しようとするが、修はすぐにどうしても金が欲しいという。
不審に思った恵子が問いただすと、修は人を殺してしまったために逃走資金が欲しいのだという。
酒を飲んでいたところ、変な男が絡んできて川原まで連れて行かれたため必死になって角材をふるった挙句の事だという。
恵子は自首を勧めるが、修は断固拒否し、もし恵子が警察に知らせたら自ら命を絶つという。
一方、チンピラ殺人事件を捜査中である殿下は、被害者・江崎の周辺を調べていくうちに犯人である修が恵子の教え子だということに気付く。
殿下は恵子に修を警察に連れてくるように言うが、恵子は修が事件を起してしまったのは自分にも責任があり、それは信頼を裏切ってしまったからだと、そして人間に対しての信頼を修が取り戻した段階で自首させたいと殿下の申し出に対し拒否するのだったが・・・。

#299で初登場し、その間にも殿下との交流を重ねていた恵子。前回は自身喪失で教師を辞めようとしたところで、殿下や子供たちに助けられる結果で終わったのですが、今回は徹底的に教え子を信頼しようとする結果、それが罪になってしまい失職することに・・・。
そんなあくまでも教え子を守るという姿勢を貫く恵子に対して、殿下の最終的な「決意」をボスに表明します。

この当時は番組も安定した絶頂期だったため、それが逆にキャストの「降板要望」を掻き立てていた時期で、ボンの続投も決まり、それも含めたマンネリ防止の為じゃかいかと思えるほど、オリジナルメンバーのドラマが濃厚になっていきます。
一旦整理したセミレギュラーの復活や新規投入は300回記念の一環でありながら、番組へのカンフル剤としての機能も果たしていたと思います。
小野寺さんについては、もっと早い段階から「降板打診」は行っていたようなので、これだけの濃い話が用意されたのでは・・・。


第307話 53.06.16 反転 (ロッキー)

セミレギュラー:三上剛

ゲスト:伊東辰夫
 奈美悦子
 有馬昌彦 池田鴻
 堀美奈子 福井友信 立花一男 堀切孝悦 堀越大史 松尾文人 三浦伸 芳賀順平

脚本:中村勝行 小川英
監督:木下亮

ロッキーが写真に凝っていた時期に知っていた写真家・三村が殺された。
夫人の美沙子の話では、午後八時ごろ暗室に入り仕事をしていたという。
捜査の結果や現場にあった写真のプリントや鑑識報告から、犯行時間は午後十一時以降だという事が判明、さらに被害者の爪の間には黄色いナイロンの繊維が付着していた。
そんな折、ロッキーは三村が大学時代の友人・岩田に大金を貸していたことを聞き込んでくる。さらには岩田のカーディガンと被害者の爪にあった繊維が一致し、容疑者は岩田に絞られていく。
しかし、岩田には死亡時刻前にモデルのバースディパーティに出席していたことが判明する。

物凄く怪しい奴はいるものの、アリバイのあるその男に対し挑戦していくロッキー、被害者には一応個人的な思いはあるものの、岩田のある意味すかした態度にロッキーも火が付いた部分はあったと思いますが、やはりキーワードは「反転」です。
岩田には伊東氏が怪しげに好演、ロッキーの敵の中でも印象に残る人物になります。

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テキサスとある犬との出会い

2013-11-29 06:58:56 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第132話 50.01.24 走れ!ナポレオン(テキサス)

ゲスト:速水亮
 玉川伊佐男
 田中春男 藤田漸 島もとき 上月左知子 相原巨典
 金井進二 勝部義夫 朝倉一 川越たまき 町田幸夫 丸山詠一 春江ふかみ 今井和雄

脚本:田波靖男 四十物光男 小川英
監督:斉藤光正

会社の重役が誘拐され、身代金に1億2千万円の要求電話がかかってきた。
一係では万全の準備を整え、指定された通り現金を3つの包みに分けて公園へ届けた。
公園は犯人が自力で金を取りに来ないとならない現場で、犯人逮捕は容易いと思われたが、金を奪いにきたのは3頭のシェパードだった。
一係は散々翻弄され逃げられてしまう。
しかしそのうち1頭が偶然バイクに撥ねられ、捕えられた。
徹底的に調教された犬の妙技にしてやられた一堂に、本庁刑事は犬を解剖して体内の食物などから飼われていた場所を特定しようという。
意地でも事件を解決しようと決心したボスは、テキサスに犬を預けて手当を命じる。
誘拐された会社重役は無事帰還したが、犯人の手掛かりは全くつかめなかった。
テキサスの必死の看病の甲斐もあって、犬は元気になり、すっかりテキサスに懐いた。
しかし、いつまでも犯人が挙がらない状態に業を煮やした本庁側は、事件の捜査を七曲署から移すと通知してくる。
ボスの苦境を察したテキサスは仲間に迷惑をかけまいと辞表を出し、犬を連れて犯人の手掛かりを求めて出ていく・・・。

誘拐事件に犬が関与する・・・当時では画期的なドラマ。
警察犬シリーズとしては#24以来の第二弾、刑事と犬の「友情」を描く話としては第一弾となります。
今回は、「更生させた」犬とテキサスが友情を育み、事件解決へ導くという、既に後年の警察犬初登場時のフォーマットは出来上がっています。
犬はナポレオンのアーター号の他に、デートバルト号、そして後の「ジュン号」になるハディーラ号(今回は殺されてしまう役です・・・)が登場、当時はまだ日本では警察犬制度が発達しておらず、現在の嘱託犬と同じたちばであると思われる、宮城県警の委託犬として活躍していた老舗の犬訓練所の3頭です。(ということで、委託とはいえ本物の警察犬です。)

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マミーと夏子の友情/山さんが見た夫婦の打算

2013-11-29 06:16:56 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・ブルース登場編は、

第588話 59.02.03 夏子という女 (マミー)

ゲスト:片桐夕子
 鹿内孝
 浜田晃 檀喧太 
 監物房子 加奈けい子 大木史朗 荒瀬寛樹
 野川ひとみ 竹内靖 金野恵子 藤田博士 秋元政志

脚本:小川英 尾西兼一
監督:鈴木一平

新宿のビジネスホテルで元総会屋の政経リサーチ社長・板倉が射殺された。
阿多蔵は大阪の高官と暴力団・響組の癒着をネタに東京のマスコミに売ろうとして上京してきて殺されたことが判り、一係では響組の雇った殺し屋の犯行と考えた。
目撃者の証言で、犯人は女を食い物にして生きている神原らしいことを突き止め、さらに小料理屋のママ・小森夏子のヒモ同然の暮らしをしていたことが判り、マミーは夏子をマークすることになる。
ところが尾行中のアクシデントで手に怪我を負ってしまい、前を歩いていた夏子がそれに気付き声をかけてきて店に連れて帰り傷の手当をしてくれた。さらに令子の様子を見て店で働かないかと誘ってきた。令子は当惑したが、渡りに船と店を手伝うことにした。
一方、神原は板倉が所有していたネタの書いた手帳と響組幹部の指紋が付いた凶器をネタに、響組に対し殺しの報酬の他に2千万を渡すことを要求していたが、響組は神原を亡き者にしようとチンピラに襲わせたが失敗、傷を負った神原は夏子の店に逃げ込んだ・・・。

どうしようもないヤクザな男と、人好きで疑う事を知らないような夏子、なぜこの二人が繋がっているのか困惑しながら夏子をマークするマミーは、当初はあくまでも刑事として夏子を見ていたのが次第に夏子に友情を憶えていきます。
夏子には片桐夕子さん。
太陽ではストイックな役柄が多く、それらが印象に深く残る方なのですが、今回については自然体な感じがなかなかに心地いい雰囲気を出されています。
ということで、マミーと夏子の二人の舞台という感じで、寒い時期に酒のツマに観るには良い作品だと思います。


第589話 59.02.10 共謀 (山さん)

ゲスト:寺田農
 田島令子
 保積ペペ 池田鴻 
 日恵野晃 監物房子 久遠利三 藤野ゆき
 吉田太門 藤井章人 村松まさし 阿部秀正 大島光幸

脚本:長野洋
監督:高瀬昌弘

ドックたちは偶然にある裏通りに駐車中の車内から佐枝子というホステスの絞殺死体を発見した。
その時、その車の近くに居た車が怪しいと睨んだものの、無関係だった。
佐枝子は20歳で高校を中退して水商売に入り、現在は高級マンションに居住、男関係も派手で、さらに親しくなった相手に飽きると、関係をバラすと脅し金を強請っていたため、大勢の人間に恨みを買っていた。
山さんはその中から大東物産の営業課長・田島をマーク、佐枝子の事を気に入っている会社の重役に関係を言いつけると脅されていた。
だが、田島には事件当夜アリバイがあり、部下と自宅で麻雀を徹夜でやっており死亡推定時刻には大阪にいる妻・由紀子と長電話をしていた。
完璧なアリバイだったが、山さんはなにか不自然さを覚えた。
田島と由紀子は人もうらやむおしどり夫婦という評判だったが、服飾デザイナーの由紀子が大阪に店を出すことで対立していたという。麻雀をやっていたメンバーによると、電話の為に書斎に入った田島が由紀子と言い争う声が洩れていたという。
山さんはその声はテープレコーダーのもので、夫婦は共謀して佐枝子殺しを計画したのではないかと推理したが・・・・。

久々の山さん推理・アリバイ崩し編、最終的には焦点は田島夫婦の「愛情」に移っていきます。
ただ、この田島夫婦はステレオタイプの「仲の悪い夫婦」ではなく何を基軸に繋がっているかが本作のミソになっており、その夫婦間の打算を山さんが暴いていく格好になります。

その夫婦に寺田さんと田島さん(^_^;)を迎えますが、このキャスティングがハマってます。
さらにこういう大人な内容でも、息抜き的な場面も多々あり、楽しめます。
しかし、あぶ刑事の監物さんの連続出演、後で気付いてびっくりしました(^_^;)

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太陽放送予定 2013.11.28号 (チバテレ放送分訂正済)

2013-11-28 06:14:57 | 放送予定
 長谷さんご出演の「徹子の部屋」を見逃してしまい・・・あぁ、申し訳ない・・・と自分のことを不甲斐ないと思っているけぶでございます。
太陽レーダーが曇っとります。
と言いながらも、「勲章」での清川巡査格闘シーンを繰り返しみてしまうという。。。

さて、向う一週間の太陽放送です。

▼三重テレビ  マカロニ編
#10は、ある殺人の捜査で横浜へ向かう山さんとゴリさん。そこにはマカロニと同じ年代でありながら一味違った「若者刑事」が待っていました。「ハマッ子」刑事にスコッチになる前の沖雅也さんを迎え、ゴリさんとの対立と和解を描きます・・・横浜メインの展開なので、ほとんど山さん・ゴリさん・そして沖さんのクボちゃんが活躍する為、他のメンバーは冒頭とラストだけ登場し、それもボス+マカロニ+宗さんのみの出演というかなり特異な状態になります(^_^;)。

▼日テレプラス
再放送は休止無しです。
初放送の「ブルース登場編」は、逃走した殺人容疑者は小料理屋の女将・夏子のヒモ同然の暮らしをしていた為、夏子を張り込むマミー。偶然の出来事で夏子と接触し話をしたマミーは、小料理屋に勤めることになる・・・・捜査対象の女性とマミーの奇妙な友情関係を描く#588と、
もう一作は、ドックたちが遭遇した女性の絞殺死体。被害者のホステスは客から金をゆすっていた形跡があり、容疑者はある会社の課長でありおしどり夫婦という評判でアリバイもあったが・・・・山さんがそのアリバイ崩し、そしてその夫婦関係に迫っていく#589を放送。

▼千葉テレビ テキサス編 (すみません、記事UP時には未更新(#131のあらすじ)でした。訂正します。)

#132は、社長誘拐事件の身代金引き渡し現場になんと数匹のシェパード犬が現れ、一係や本庁を翻弄させるが・・・その中の一匹「ナポレオン」が事故に遭った。動物好きのテキサスはその犬を看病し、その犬は事件解決へとテキサスを導きます。太陽「犬」シリーズとしては第二弾、そして今回は後の警察犬ジュンであるナポレオンが登場します。(が、ナポレオンはオスのアーター号、ジュンはお馴染みメスのハディーラ号ですが、今回別役でハディーラ号も登場しますが・・・)今回から本格的に訓練士が演技の場に入ります。

▼ファミリー劇場
再放送は、通常通り。
初放送「ボン&ロッキー編」は、教師・三好恵子のかつての教え子・修が起こした殺人事件をめぐり、頼ってきた修を必死に守ろうとする恵子と、自首を勧める殿下との対立。しかし既に2人の恋愛は始まっており、それぞれの思いを全うしようとしながら、殿下が最終的な結論を出してしまう#306と、
もう一作は、ロッキーが知っていた写真家が殺され、有力容疑者として写真家の友人・岩田が浮上するものの、彼にはアリバイがあった・・・・登場満1年を迎えたロッキー主演作、久々の「山好き」設定が生かされながら、意外にも写真に凝っていたという時期もあったことも判明、その彼がアリバイ崩しとトリック解明に挑む#307を放送。

▼とちぎテレビ ジーパン編
容疑者の女性を護送するゴリさんと殿下。あることが切っ掛けで「女性」自体に嫌悪感をもってしまい機嫌が悪いゴリさん、逃げ出そうとする容疑者の女性に対しかなり高圧的だったものの次第に打ち解けてきたところで・・・・護送中に毒を盛られたゴリさんと女性、さらにまた女性が脱走して・・・一途な女の末路にゴリさんの怒りが爆発する#94を放送。

▼テレビ埼玉 マカロニ編
ゴリさんが撃たれた!犯人を目前しながら逃げられてしまうマカロニは怒りに燃えますが・・・・そのマカロニと冷静に捜査を進めようとする山さんとの対立、そして唯一の目撃者であるマカロニを亡き者にしようと罠にかける犯人・・・刑事として腕も立ってきたマカロニの危機と生還、そしてそんな安堵した雰囲気のなかで訪れる突然の死・・・刑事ドラマ主役の「死」を描くエポック的作品である#52を放送。
テレ玉放送、「終」マークが付いていないので、継続するようですね。

[11/28~12/5 太陽放送](※<初>当該CS局にて初放送 <再>当該CS局にて再放送)

11/28(木) 20:50~21:45 三重テレビ(地上波) 太陽にほえろ! 「第10話:ハマッ子刑事の心意気」

11/29(金) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#296 ミスプリント』

11/29(金) 11:10~12:00 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#588 夏子という女
11/29(金) 12:00~13:00 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#589 共謀

11/29(金) 22:00~23:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#588 夏子という女
11/29(金) 23:00~23:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#589 共謀

11/29(金) 20:00~21:00 チバテレビ(地上波) 太陽にほえろ! #132 走れ!ナポレオン (123/158)

11/30(土) 22:00~23:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版#306 『#306 ある決意』
11/30(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版#307 『#307 反転』

12/1(日) 10:00~11:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#584 盗聴
12/1(日) 11:00~11:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#585 ボギー名推理

12/1(日) 12:00~12:55 とちぎテレビ(地上波) 太陽にほえろ! ジーパン刑事編 第38話 #94 裏切り

12/2(月) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#584 盗聴
12/2(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#585 ボギー名推理

12/4(水) 19:00~20:00 テレ玉(地上波) 太陽にほえろ! 第49話「#52 13日の金曜日・マカロニ死す」

12/5(木) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#297 ゴリ、爆走!』


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ロケ地検索&メモ #304,305

2013-11-24 18:35:09 | ロケ地検索&メモ
第304話 バスジャックの日

*奇遇にも日テレプラスで放送された#587で同じ夫婦役を演じられた、八木昌子さんと神山寛さん。
*西田昭市氏の本庁幹部はこの回で「風間」と名乗る。
 とりあえず、所轄の係長が本庁幹部(警視正)と署長抜きで直接捜査方針を話し合う事はないので、ボスはある意味「特捜(特別)」的な立ち位置 の人であると見てくださいねぇ・・・(^_^;)
*出ました、「宿33」(バスはふそうですね。)。まだ「山さんのテーマ」の使用パターンが固定していない頃。
 #300の大型車運転手は今回はバス運転手。
*拓ぼんさんの素晴らしい演技・・・多分、ご本人は結構ノリノリで楽しんで演じておられる感じがします。
 というより、何を言っているのかわからないのも、これも味(^_^;)、これがいい。
 ちなみに衣裳はボンの初期に着用したものです。
*原ひさ子先生の慌てっぷりも味です。
*(21-36)のクジラクラウンはこの年後半に白パトに変換されます。
*この作品は話題にもなったのでカラースチールが結構撮影されていたはずなのですが、現存が少ないらしいです・・・。
*車両は当時のマエダ・オートクラブ車総出演の様相。後に覆面車として出るセリカのワンテールや見覚えのあるシングルナンバーのプレジデントや ハイエースにシビック、そして久々登場の(59-35)グリーンのマークII。
*長さんにあまり緊迫感が無い(^_^;)
*ノンクレ?永井玄哉氏。
*団巌さん演じる遠藤・・・ただ怖がられているだけという・・・。
*ボスは庄司の心理分析をきっちりやりながら、最後には怪我人を出さずに事件解決。時間をかけるのも意味があったわけで。
*チンピラ役でのし上がってきた拓ぼんさんと、太陽でチンピラ役の代表格である吉中正一(六)さんの対決!
 すばらしい・・・。
*「殿下のテーマ」、パークサイドのBGMで初出・・・どうしても披露したかった?
 L.W.HARPER(ウイスキー)をキープしている「太郎」さんが気になる。。。
*アッコが何気に活躍していて○
*ピンクレディー度が高い作品(^_^;)、しかし庄司が女心とか話し上手とかは何となく判るような気がしますが、「オランダ/北ヨーロッパ」にどういう興味があったのか・・・(^_^;)
*久々のオリジナル「お前と俺」・・・もとい「怒りのテーマ」長尺。
*身代金事件としては、結構卑劣なやりかたですね・・・詐欺師が考えそうな計画ではありますが(^_^;)
*殿下の合気道が生かされています。


=ロケ地=

今回のロケは世田谷-渋谷-新宿-大田区と結構な散り方。
特に、城西署管轄でのロケ(^_^;)が多い。
しかし、原宿駅前も変わりましたなぁ。。。

駒沢通り・駒沢公園付近、日体大前
説得場所も駒沢公園?
原宿駅前
渋谷区神宮前近辺 明治通り?  外苑西通り=神宮前3丁目交差点、食品衛生センター付近、霞ヶ丘団地交差点付近、代々木競技場脇通り(大都会シリーズでもよく使われる)
差し入れ場所は駒沢公園の陸上競技場付近?
パークサイド/西新宿5丁目
御馴染み、岡本2丁目の坂
新宿駅西口 ロータリー付近(第一勧銀は現在のみずほ銀行)
新宿副都心 太陽通り 角筈橋通り
調布駅
多摩センター駅
クライマックスは、大田区平和島、京浜島(?)


第305話 勲章

*2代目マークII白パト初登場
 しかし、20系カローラ(多分中期型)がもう破壊対象なんだなぁ・・・と。
*この頃、東京都市部の駐在所って珍しかったのでは?
*覆面車クラウン、引退直前なのにリヤバンパー交換・・・たぶん交換しなければならなかったんでしょう。
 (そういえば、「お人好し」でリヤを破損していたので、その修理と併せての交換だったようで・・・・忘れてました(^_^;))
*刑事の仕事と駐在さんの付き合い、清川巡査の昔と今とのギャップに直ぐ対応できなかったゴリさんの気持ちもよくわかります。
 ただ、ゴリさんにしても現実はちゃんとどこか頭の中では置いているものの、多分、ロッキーだからこそああいう「職務と現実とのジレンマ」みたいなものを話したのだと。
 石塚誠36歳、岩城創27歳の初夏です。
*黄色い自転車・・・(^_^;)
*清川格闘シーンはゴリさんのテーマの効果(これが強烈に印象に残っていた)もありますが、気が気でないロッキーを押さえるゴリさん、そして何よりも清川のソツのない奮闘ぶりが良い名シーンであります。
 老警官としての葛藤なども含め、高品さんにブラボーでございます。
 (これぐらいじゃないと、城西署は務まらないですからね。)
 でも、清川巡査・・・辞めたんでしょうか。(罪のない一般市民に発砲、被弾してしまったわけですから・・・)
*高品さんの素晴らしいのは、正しいことを言っていながら、それを大上段から言うのではなく、自然に言っているのが良いです。
 ああいう朴訥さというのが、最近のドラマではあまり無いのが残念ですね・・・。
*無論、今回はゴリさんの本音を聞けたというのも収穫の話ではないかと思います。
 ただ、ゴリさんの場合は人が好きだし街も好きだというところで、ただの職務遂行とは別なものが働いているのは事実ですが。
 (ゴリさんと湊署は切っても切れない存在・・・)
*ヒゲの髭を引っ張るのはベテランメンバーの特権?

=ロケ地=

宮坂町駐在所は世田谷区千歳台1丁目。
駐在所は民家になっているものの、横断歩道や、ゴリさんの背後にあった民家は現存。(ただし、大木は無し)

清川巡査発砲は砧Fマンション通り?
新宿副都心 京王P/H通り(現:議事堂通り)
最後の放火現場は大蔵運動公園。

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ロケ地検索&メモ #586,587

2013-11-23 21:12:09 | ロケ地検索&メモ
第586話 生と死の賭け

*日テレプラスの放送、音声がまともになりました(^_^;)
*当初のロックブルースがラヴイズオーヴァーに。
*ダイヤトーンのラジカセから聞こえたのも本来ならロックブルースだったのか・・・。
*泉ちゃんの名言「これも想い出、あれも想い出。」
*表札にハートマークを容認すべきかどうか・・・(^_^;)
*吉岡の野瀬さん、こういう役がある意味十八番になっている太陽出演。
 今回もかなり二面性のある犯人を演じる。
*今回からマエダオートさんの活躍が目立つようになってきて、ある意味マエダさんのところの車両一掃モードに突入。
*「ボス!ボスゥ~」がなぜか耳に残るトシさんの無線コール(^_^;)
*ブルースは世田谷区瀬田界隈を相当走ったように見える。
*ブルースの走りは美しいのはフォームにブレが無いこと、早送りで観ると固定ポーズで迫ってくる(^_^;)
*高さ制限・・・首がきついっす・・・
*赤いセリカST(初代中期)は#493等で使用されたものと思われます・・・野瀬さんと合わせたわけじゃないと思いますが。
 しかし、ヨンメリ(後期GT)は如何にもボロイ・・・。
*チェイスにはキャンターやシビックはじめ、マエダオート車がかなり駆り出されている。
 (しかし、あれだけ激しいカーチェイスも公道撮影ですからね・・・。) 
*衝撃のテーマがキキますね・・・。
*ブルースの過去「辛いことばっかり」「片親(みたいなもの)」「いつもいじめられていた(だから強くなった?)」「貧乏」
*ブルース23歳、凍死寸前だったのに鼻かぜだけで済むとは・・・・(^_^;)

=ロケ地=

矢追二丁目派出所は、#577と同じ狛江市岩戸南3丁目(都道3号線沿い、一ノ橋交差点付近)、現在はマンション。
 公衆電話後ろの電材会社は現存。

新宿ローヤル劇場/新宿3丁目(1988年閉館)
 太陽では度々ロケ使用される劇場で、リバイバル上映の「名画座」。アクションがお得意だったようです。

新宿副都心 太陽通り 新宿中央公園南西通り

タクシー運転手射殺~のブルース捜索は世田谷区瀬田(1丁目、4丁目も? 新宿副都心も混ざっている(^_^;))

歌舞伎町1丁目
新宿駅東口近辺
大久保公園/歌舞伎町2丁目
カーチェイス開始の駐車場も歌舞伎町2丁目。
 新宿バッティングセンターのそば

大田区京浜島(ありがとう、ボス)
冷蔵倉庫も近辺の2件存在するもののどちらか・・・。
(穴あき壁だけ国際放映構内(^_^;))

第587話 殺人広告

*刑事しかできない男・トシさんの迷いの時期・・・。
*井川圭子、OPクレジットでは役名表示が無くなってしまった・・・。
 しかし、この話は本放送当時はあまりどうこうは思いませんでしたが、このトシになってジーンとくるものがあったり。
 由利は当初、かなりトシさんと距離を置いていた感じがあったのが、本作で急接近した感じがなかなかですなぁ・・・。
*その登場編にもゲスト出演した平泉さんの2度目。その次もトシさんとの共演。
*神山寛さんはこういう中年男でも死んでしまう役どころが多すぎのような・・・何とも不憫に感じる。
*八木さんも被害者の妻の役が多すぎるので・・・なんとも不憫に感じる。
*今回の脚本は、桃井さんが事件パート、尾西さんが井川家パートを受け持った?
*数秒通り魔・・・あまりにも短絡すぎる殺人・・・相当頭悪いんじゃないの?と今でも思っていますが・・・。
*すれ違い親子・・・
*今回のBGM選曲はなかなかです。マカロニのテーマ・ギターVr、愛のテーマ、サンライズのソリーナVr、青春のテーマ、ゴリさん誓いのテーマ・・・ボス愛のテーマについての使用については個人的にはOKです。
*ひっくり返るヨンメリ(前期)、って当初はケンメリHT(後期)だった筈(^_^;)
 しかしこの頃はよくケンメリを壊していた太陽・・・。
*ブルース「上等じゃねぇか、ゴルウワワワ!!」・・・マジに怖い(^_^;)
*数人の悪漢と殴り合いの対決をするトシさん、辛勝・・・。
 確かに危なかった・・・。
*この話と登場編を比べてみると、トシさんの役の成熟度というか、地井さんに吸収されている感じが心地いい。
 かなり自然さが増していて、それが逆に涙を誘う・・・涙腺崩壊の40男・けぶでございます。
 井川家は別れてみて上手く行くというパターンの好例かもしれませんが・・・。

=ロケ地=

ひき逃げ事故現場は世田谷区岡本3丁目(自動車学校付近)

大蔵団地
成城学園前駅
新宿駅東口
代々木学院/代々木駅から新宿方向に向かうとあったらしい。
喜多見駅
上野駅
日南商会は西新宿6丁目(三好尾行シーンはこの界隈)
新宿副都心 十二社通り
城南高校前バス停は新宿中央公園南西通りで、入って行った路地は淀橋給水所からの脇道、但し、ケンメリに追われてからは別場所での撮影。


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バスジャックの「ウラ」/「駐在さん」の苦悩と窮地にゴリさんは・・・

2013-11-23 12:01:53 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、

第304話 53.05.26 バスジャックの日 (ボス・チーム)

SPゲスト:川谷拓三
ゲスト: 原ひさ子 八木昌子
 神山寛 片山真由美
 団巌 日高ゆりえ 西田昭市
 青木和代 井原啓介 常泉忠通 久保田忠透佑 山火研 富田祐一 神山卓三 高橋信子 笠原恭子 渡辺典子 加藤康子 升本泰造 福田しん 山口譲 吉中正一

脚本:小川英 柏倉敏之
監督:山本迪夫

矢追3丁目でバスジャックが発生し、急報を受けた一係はボス以下全員で現場へ急行してみると、バスは狂ったように街中を走っていた。
ボスの呼びかけに対し犯人はダイナマイトを片手に自殺すると叫ぶ。
なおも続くバスの暴走、本庁からはボスに犯人を射殺せよと指令が飛ぶ。
現場写真から犯人の割り出しを急いだところ、犯人は庄司という男で、周囲の評判では気の小さな優しい男だという。
そんなことからこのバスジャックには何かウラがあると睨んだボスは、犯人逮捕優先の捜査方針をとり、バスをフォローする一方、庄司についても突っ込んで捜査することにした。
一方、被害者の近親者が集まった中で、その家族の一人・水江の挙動に不審を抱いた殿下は、後をつけていた。
被害者の状況も次第に明らかになり、その中に狭心症の持病を持つ遠藤という男がおり、放置していると命にかかわる。何とか遠藤をバスから降ろそう説得するものの、庄司は遠藤になぜか執着し、説得を聞かない。
庄司を調べていた山さんは彼にはサラ金に100万円の借金があることを突き止め、さらに前日、チンピラとケンカしていたことも判った。
庄司は金に困っている、ひょっとすると庄司は自殺するつもりは毛頭なく、金目当てのなにか計画に加担しているのではないか?
そのころ殿下は銀行から金を引き出し、電車に乗った水江の後を追っていた。
一方、庄司を乗せたバスは新宿副都心に向かっていた・・・・。

当時人気個性派俳優としての活躍していた川谷拓三さんをゲストに迎え、不安定な庄司の気性を見事演じ切ります。
太陽中毒諸氏には、「チンピラ同士のけんか」、拓ぼん氏と吉中正一氏の素晴らしい(^_^;)アクションも見どころだと思います。
(余談ですが、拓ぼんさんの叔父さんが伊沢一郎さん(特捜隊・関長さん)だっていうこと、知りませんでした。。。)
今回はボスがおいしい所を確実に持っていき(^_^;)ながら、山さんや殿下のバスフォロー外捜査の方をおさえていくという展開になるので、チーム編とは言いつつも、バスフォロー組はちょっと損な役回りだったりしますが・・・(^_^;)



第305話 53.06.02 勲章 (ゴリさん)

ゲスト:高品格
 浜田寅彦
 執行佐智子 中井啓輔 柿沼大介
 三谷俊夫 永恵春芳 大林直樹 小沢忠臣 伊藤健 松島真一 三沢もと子 竹井亮介

脚本:小川英 高階秋成
監督:竹林進

七曲署・城南署管内で放火事件が続発し合同捜査が開始された。
放火件数が多い住宅街にはゴリさんがかつて見習い警官の時に親身になって世話をしてくれた定年が近い清川巡査が駐在していた。
警戒が続く最中、清川の受け持ち区域で放火が再び発生、ところがその頃清川は警備をせずに旅行中の町内の住民の依頼で犬に餌をやっていた。
ゴリさんは、かつては有能だった清川の変わり果てた姿にショックを受ける。
清川にしても、自分の失態をなんとか取り戻そうと焦る・・・そんな清川の前に挙動不審な若い男・天沼が現れ、思わず拳銃で撃ってしまう。
捜査の行き過ぎではないかとマスコミの非難が集中するのだった。
一方、危険な仕事に身体をはり、24時間勤務にも耐え、35年間一生懸命働いてきた警官に「警察は何をしてくれた?精励賞たったひとつではないか。」と同情を寄せるゴリさんは、これ以上清川を傷つけまいと必死に捜査をするのだった・・・・。

ゴリさんの警官生活スタート時に世話になった清川巡査、駐在という立場で町内との融和を図りながら今まで何とかやってきたところでの大事件発生、「駐在さん」という立場が裏目に出てしまい、尊敬されていた孫にも嫌われてしまうという、平凡な生活が一転して清川にしてみれば地獄の日々が訪れてしまいます。そういう清川の姿勢が最初は理解できなかったゴリさんも、やがて清川の堕ちてしまった信頼を取り戻そうと躍起になり、最後には何とかそれを形にします・・・・あの辺りはなかなか良いシーンです。
清川を演じるのは、峰さんに続き城西署「お休み」組の高品格さん、実は城西署の丸さんもこういうのに似たことに巻き込まれたこともあり、あまり表情に出さない高品さんだからこそ、こういう役をなんとなくリアルに演じられるという感じがします。
だからこそ逆にグッとくるものがあると思いますが。
無論、清川と犯人の格闘シーンは見逃せません。


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「汚職刑事」の刑事魂とは・・・

2013-11-22 06:13:24 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第131話 50.01.17 刑事の胸の底には… (殿下)

ゲスト:若林豪
 倉野章子 松下明
 蜷川幸雄 工藤明子
 佐田淳 若原初子 ピーター・ウィリアムス エンベル・アルテンバイ

脚本:小川英 杉本容子
監督:斎藤光正

殿下とテキサスが殺人事件の容疑者の暴力団幹部・長尾を逮捕しようとした時、屈強で傲慢な男に長尾のアリバイを主張され妨害される。
その男はなんと刑事で、横浜湊署の宮本というベテランだった。
なぜ現職の刑事が仕事でもないのに暴力団員の家や事務所に出入りし、さらに捜査を妨げるのか・・・。
殿下たちは宮本に汚職の臭いを感じとるが、具体的な証拠は何もなかった。
そして、事件のカギを握ると思われた被害者の情婦が自殺に見られる死に方をし、それを殿下たちが調べようとすると、またも宮本は「越権行為」として非難する。
これまでの流れから、宮本が事件に関わっていると考えた殿下は彼を尾行し、彼が麻薬中毒者であることを突き止める。
ところがボスは湊署の署長から聞いた極秘情報では、宮本は6年前から汚職刑事を装って暴力団に近づいて潜入捜査を行っているという。しかも近日中に大きな麻薬取引があるため、宮本の尾行を止めてほしいとの要請があった。
先方の捜査を妨害するわけにも行かず、かといい殺人事件の捜査の放置も出来ない、長尾が何かをたくらみ宮本にニセ情報を流して張り込みを外させようとしたかもしれない。宮本は一体どちらに味方しているのか、さらに宮本自身が何を考えているのか・・・。
迷った殿下は、宮本の婚約者であったという道子に会って、宮本の人柄を訊くことにした・・・。

ハードボイルドでダーティな宮本刑事と、もっとも優しい刑事・殿下との葛藤と対立と和解を描きます。
一見、共通点が無いように見える2人ですが、職務に対する姿勢や女性に対する考え方はもしかするとかなり似ているかもしれません。
さらに今回は宮本が麻薬中毒であることも、その共通点に一助しているようにも見えます。
今回、強烈な存在感を残す宮本を演じるのは若林豪さん、この年の4月に始まる『Gメン’75』に1977年からレギュラー入り、この作品の放送時にはまだ番組自体が始まっていない時期、さらにGメンにゲスト出演する#4についてもまだ放送されていない時期なので、この作品がもしかしたら立花警部のキャラクターに影響している?と勘ぐってしまうほどキャラが立っています。

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ブルース執念の追跡と氷点下の戦い/トシさんが妻に提示された「条件」

2013-11-21 23:27:28 | 日テレプラス日誌
日テレプラス・ブルース登場編の初放送分は、

第586話 59.01.20 生と死の賭け (ブルース)

セミレギュラー:渡瀬ゆき

ゲスト:野瀬哲男
 村上幹夫 吉田太門 野路きくみ 山形由美子 大山尚雄 白鳥貴恵子 

脚本:小川英 古内一成
監督:沢田幸弘

ブルースが間借りしていた豪邸からアパートに引っ越しした日、その真昼間に初老の巡査が殺され、拳銃を奪われた。
一係ではその拳銃の犯罪を危惧していた矢先に映画館のトイレで中年男が殺された。
翌朝には、今度はタクシー運転手が犠牲者になり、何れの使用拳銃も奪われたものと判明、犯人は財布を奪ったりはしているものの、中身は数万円程度で、金欲しさの犯行とは考えられず、かつ巡査以外の犠牲者に対するえん恨とも思えなかった。
一係は残る2発の拳銃で犯行を重ねることは間違いないとみて、24時間警戒態勢を取り犯人を捜索したが、その最中第4の犯行が・・・。
犯人は包囲網の中にいる。ブルースは犯人を発見して追跡するものの、マグナムを発砲するのを躊躇したために逃げられてしまう。
さらなる犯人の聞き込み捜索を行った結果、1週間前に拳銃を欲しがっていた男とブルースの証言で一人の男が浮かんできた。
犯人の拳銃には1発銃弾が残っている・・・しかし再び警官が襲われ犯人は新たな拳銃を手に入れたが、再びブルースが発見し、壮絶なカーチェイスの末、冷凍倉庫に追いつめるが、ブルースは大腿部を犯人に撃ち抜かれてしまう。
動けなくなったブルースは意識的に冷凍庫のドアを閉め、犯人もろとも閉じこもってしまう・・・。

ブルースが豪邸から引っ越し、新たな生活を開始しようとした矢先に起きる、犯行理由が不可解な連続殺人事件。
さらに使われた拳銃が警官のものであることから、非常警戒状態に。
その中で、その「訳の判らない」犯人をあらゆる手段で犯人を追い、最終的にはその犯人と共に過酷な状況に追い込まれます。
本来であれば、音楽のブルースをめぐってブルース自身の葛藤が準備されていた(犯人もブルース好きと思われた)ようですが、それは全てオミットされ、ブルースのアクションと激しいカーアクション等に見どころを持って行ったところがあったようですが、ウエットな部分を払拭した分、ハードアクション編ということで楽しめると思います。


第587話 59.01.27 殺人広告 (トシさん)

セミレギュラー:吉野佳子 山本直子 圓山淳也 

ゲスト:平泉征
 八木昌子 中村竜三郎 神山寛
 吉沢健 大矢兼臣 相原巨典 岸野一彦 西屋東 重留定治 宮田光 山川弘乃 横内直人
 
脚本:小川英 桃井章 尾西兼一
監督:鈴木一平

ひき逃げ事件が発生し、トシさんとラガーは現場の状況と被害者の赤城が東南アジア関係の仕事をしていて大金を蓄えていたことから、トシさんは計画的は犯行と判断し、現場から走り去ったとされる目撃者らしい中年男の割り出しにかかった。
3日後、神村という中年男が竜神会のチンピラ・富沢に刺されて死んだ。
神村の近親者の話では、彼は求人誌を持ち歩き再就職口を探していたが、3日前に蒼ざめた顔をして帰宅したという。
そのことからトシさんは、神村こそがひき逃げ事件の目撃者で、犯人は竜神会の人間に違いないと睨んだ。
実は赤城には東南アジアから覚せい剤を密輸していたらしく、それに竜神会が絡んでいたらしい。
しかし、竜神会に神村が目撃者だということがバレた理由がわからなかったが、トシさんは神村が求職中であったことと現場に求人誌などを落としていたことから、竜神会は就職口を探している中年男に狙いを定め、求人広告を出したのではないかと考えた。
そこで、神村が殺された日に持っていた新聞の求人広告から、日南商事という会社に目を付けた。
しかし、社長の南条は神村など知らないとしらばっくれるばかり、一人、入社したばかりの中年・三好が何か隠している様子で、トシさんは三好に食い下がるが・・・。

中年男の求職事情という社会性を盛り込みながら、同じ中年のトシさんの家族の状態も織り込んだ、当時のトシさんの状況をまた事件関係者の中年男とクロスさせるような作品。家族の為に何でもいいから仕事にありつくことを考える三好と、家庭再生には刑事を辞める条件を妻から提示された刑事しかできない男・トシさんの悲哀を描きます。

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太陽放送予定 2013.11.21号

2013-11-21 07:13:21 | 放送予定
ちょっとブログ記事UPがハイスピードになりすぎて、一旦燃え尽きたけぶでございます・・・・。

さて、向う一週間の太陽放送です。

▼三重テレビ  マカロニ編
#9は、ボスのマンションで殺人、そしてボスの部屋に置きざりの赤ちゃんが・・・・ボスの子供!?、殺人についてもボスの部屋で行われた形跡が・・・赤ちゃんを抱えるボスに爆弾が届き・・・・ボスの初単独主演作、置きざりの赤ちゃんをめぐりボスは翻弄し魔手まで迫ってきます。

▼日テレプラス
再放送は休止無しです。
初放送の「ブルース登場編」は、一係が遭遇する警官殺人拳銃強盗事件と連続射殺事件、ブルースは一旦犯人を見つけるものの逃げられてしまう・・・犯行を重ねていく犯人をとうとう追いつめたブルース、しかし2人は冷凍庫に閉じ込められてしまう・・・・ハードなカーアクションも見逃せない#586と、
もう一作は、ひき逃げ事件発生、目撃者の中年男も殺される。背後には暴力団の」覚せい剤の密輸が絡んでいるらしい・・・・殺された中年男は暴力団が関係している会社の採用面接を受けており、その採用枠に入った三好は何かを知っているらしい・・・・スッポンのトシさんがその三好(演・平泉成さん)に食い下がる#587を放送。

▼千葉テレビ テキサス編
#131は、デザイナー殺しに浮かぶ暴力団、そこにベッタリ「癒着する」横浜湊署刑事の宮本。殿下の正義感が爆発しますが・・・・ゲストに若林豪さんを迎えハードボイルドに展開するのですが、若林さん演じる宮本が後の『Gメン’75』の立花警部の原型のような活躍をします。蜷川幸雄氏も合わせてゲストです。

▼ファミリー劇場
再放送は、通常通り。
初放送「ボン&ロッキー編」は、スペシャルゲストに川谷拓三さんを迎えます。バスジャック事件発生!バスを追う一係は犯人の不安定な言動に当惑するものの身元を洗うと気の小さな優しい男だということがわかる・・・。バスジャックの裏に別な犯罪が隠れていた#304と、
もう一作は、七曲署と城南署管内で連続放火事件発生、警戒に当たる一係。ゴリさんは見習い警官時代に世話になった清川巡査が受け持つ区域が放火が多いことからそこを受け持つことになるが・・・・定年を控えた老警官が地域と職務の板挟みにあい、放火事件を防げなかったことで窮地に陥る#305を放送。(ゲストは高品格さん)

▼とちぎテレビ ジーパン編
残念ながらお休みです。

▼テレビ埼玉 マカロニ編
ある日バスに乗っていた殿下が美女と遭遇するものの、彼女はスリ師だった。女スリ師にスペシャルゲスト・大原麗子さんを迎え、彼女がスッた財布の中身をめぐりニセ札偽造団の魔の手が・・・ただし、スリリングというよりは軽快でライトな印象を残す#51を放送。


[11/21~11/28 太陽放送](※<初>当該CS局にて初放送 <再>当該CS局にて再放送)


11/21(木) 20:50~21:45 三重テレビ(地上波) 太陽にほえろ! 「第9話:鬼刑事の子守歌」

11/22(金) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#294 逮捕』

11/22(金) 11:10~12:00 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#586 生と死の賭け
11/22(金) 12:00~13:00 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#587 殺人広告

11/22(金) 22:00~23:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#586 生と死の賭け
11/22(金) 23:00~23:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#587 殺人広告

11/22(金) 20:00~21:00 チバテレビ(地上波) 太陽にほえろ! #131 刑事の胸の底には (122/158)

11/23(土) 22:00~23:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#304 バスジャックの日』
11/23(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#305 勲章』

11/24(日) 10:00~11:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#582 犯罪ツアー
11/24(日) 11:00~11:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#583 三人の未亡人

11/25(月) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#582 犯罪ツアー
11/25(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#583 三人の未亡人

11/27(水) 19:00~20:00 テレ玉(地上波) 太陽にほえろ! 第48話「 #51 危険を盗んだ女」

11/28(木) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#295 二つの顔を持つ男』


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