ご報告することが結構ありながらも、夏バテ電池切れけぶでございます<(_ _)>
ロッキーの命日でもありますね・・・・・<遠い目
▼まずはヤフオク台本につきましては、完全に無双者となってしまいました・・・。
とは言いつつも、正直嬉しさの方が勝っているかもしれません。
落札は#489から#506までの台本、前から書いているように個人的思い入れがあったり、
スコッチの晩年描写やロッキーとジプシーの関係が気になったり、太陽自体にハードさが若干ですが復活した時期であるのと、
ひょっとすると、本格的に導入された「ナイター休止」への怨念もあるかと思います。
ちなみに、所有されていた方は判明しました。装飾の方ものでした。
今後、暇を見つけてまずは今回落札した台本を「台本書庫」カテゴリにて#493のようにご紹介しようと思います。
その後は当直室の所有台本目録として同じ方式でUPしようかと思っています。
▼豊さん自伝
読みづらいという評判もあったり。なかなか人によっては違うかもですね。
▼ふとしたきっかけから、#2から#9を視聴。
やっぱり、マカロニの刑事としてのなんというか安定感というか、新人刑事の危うさはありながらも頼りになる存在というのが、
画面から伝わってくるのが心地いいですね。
いや、実は東京ボウリングセンターがどうなったか確認したかったのですが、青山から吉祥寺移転して2022年に営業終了かあ・・・。
クライマックスからラストの新宿ビルディングがまだあるので、「新藤歯科」はないですが、DOUTORはあるので、そこでこーしーなぞ興じたいものです。
それとたまりやのオヤジ(里木のおじいちゃん)の拡張器美声を定期的に聞きたくなったもので・・・・(^_^;)
#1,#2あたりはマカロニ含めてメンバーの顔が白いのが、#3以後はロケの影響で日焼けしているのが顕著にわかりますね。
そういえばマカロニ編は#11まで内容が1分多いので、再放送ではその分カットされていて、それが惜しいんですよね・・・・。
#1の優子記者らの電話争奪とか#2の殿下セクシーショットなどもカットされているので、ソフト化されたときはビックリしました(^_^;)
さて、8/20サンテレビ・太陽放送。
#166は、血のつながりのない愛情を、過去に陰のある看護婦と傷害を持つ息子、そして老婆、山さんも同じ境遇を持ちながらも、事件ということでその愛情を疑って・・・山さんファンならちょっと外せない作品。
山村「私の母親も・・・・ガンで死にました。」
雪江「・・・!?」
山村「私は中学生でした・・・・・あの時、もし私の手に毒薬があったら、私は母を殺していたかもしれません。
本当に苦しいのは、病人の苦しみをともに分かち合うことと知ったのは、もっとずっと後のことです。」
雪江「(山村をじっとみつめて)・・・・刑事さん・・・」
山村「しかしあなたは、それに耐えた、どこへも逃げずに、お母さんと一緒に苦しんだ、それがどんなにつらい事か私は知っている。
だのに私はそういうあなたを追いつめ、一層苦しめたんだッ、ただ300万円という金一つのために・・・・。」
雪江「(涙ぐむ)・・・・」
山村「何の理由もなく、ただ一緒に暮らしたいから300万円渡す、そういう心のふれあいが、この世にはあるんだっていうこと、私は忘れていました。」
雪江「(涙を流し、何か言おうと)・・・・」
山村「刑事になってこのかた、私は・・・こんなに恥ずかしい思いをしたことがない、(頭を下げ)許してください・・・・」
雪江「(泣きながら首を横に振り)いいんです刑事さん、いいんです。私悲しくて泣いているんじゃありません、うれしいんです。
だって私、はじめて人に信じてもらえたんですもの・・・・・はじめて・・・・・」
【地上波】サンテレビ・テキサス編
8/20(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第54話)
サンテレビ1(地上波)
第166話 50.09.19 噂 (山さん)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
ゲスト:上村香子
吉田満子 加藤和夫
増田順司 白石奈緒美 江幡高志
九重ひろ子 松田剣 卯野左右子
脚本:土門鉄郎 小川英
監督:児玉進
あくどいネタ集めで有名なトップ屋の金子という男が死体で発見された。
心臓を刺されて即死しており、明らかに他殺である。
発見したのは金子のアパートの管理人・安田で、殺人のあった夜、金子の部屋に来た新川という若い女がいたという。
女の職業が看護婦らしいということから、都内の病院が当たられ、新川雪江が浮かび上がる。
しかし彼女は山さんの尋問にも、頑強に金子との関係を否定し、当日の夜は何処にも出かけていないと主張するのだった。
強請り屋が殺され、アパート管理人の証言により看護婦の女性が浮かぶ。
その女性には、故郷で母親を安楽死させたという疑惑が・・・。
離婚、足の悪い息子を抱えながら健気に暮らす女、その女の世話になっている老婆。
山さんたちは強請り屋のネタは安楽死を見て捜査を進めたが、女性は自殺未遂を計る・・・・。
管理人の証言でトントン拍子のように容疑者として浮上した女性は犯人なのかどうなのか。
山さんが新潟まで出張して丹念に調べ上げていきます。
一人の人間に対しての噂は、その人間のレッテルとして他人に様々な印象を抱かせ誤解を生じさせるという恐ろしい部分に山さんもハマりそうになり、その自戒がクライマックスに感動を呼びます。
そして、その噂が生んだ新たな心温まる繋がりにも・・・。
山さんは本当に考え込む時、夕焼けを見つめます。
刑事と言う立場を越えて山村個人として考える場合が多いようです・・・・
テキサス編は老若男女誰もが視聴できる事を目指し、様々な作品を送り出した名シーズンだと個人的には思っています。
(一方では、八方美人的という初期ファン諸兄の御意見もお聞きしたことはありますが・・・)
ただ、このシーズンによって太陽は一つの人気名作ドラマに終わらず、日テレの看板番組として、誰もが知っている番組として、長期化のステップが踏めたものと。
そのテキサス編も#167を別とすればこの話が一般的作品の最終になります。
この作品も殉職編などの転換編の前にはいつもの太陽とは違った目線で紡がれる物語の一つだと思っていますが、結局容疑者は何もしていなかったという結論を導くのは、#413「エーデルワイス」のベースになっていると同時に、それまで山さんの捜査方法に一つのアンチテーゼを投げかけている部分もあったりして、実は一筋縄じゃいかない作品とも言えます。