週一休日継続中のけぶでございます<(_ _)>
とにかく眠いなぁ。。。。
上野山功一さんや三谷昇さんのご逝去の知らせをきき。
上野山さんはもみあげが長くニヒルな悪役が印象的ですが、役柄とは相反して素顔は活発で気さくな方だったと聞いています。太陽では冷徹な悪役が多かったですね。
三谷さんは太陽では後期からのご出演で、刑事から怪しい古着屋まで。唯一無二の個性でした。
お二人とも、他作品でよくお顔を拝見する方だし、昭和のドラマを中心に観ている身としては、本当に寂しい限りです。
ご冥福をお祈り申し上げます・・・。
ところで、息抜きツイッター。
大川俊道さんのツイッターが愉し。
『ジャングル』って、多分『あぶない刑事』の後番組(日曜9時)向けに大元は企画されたと今でも思っています。キャストも太陽OBを抜いた形にすればに日9的な感じになりそうだし。
あの枠、『誇りの報酬』もあぶ刑事もMAX半年の放送計画が1年に延長されたわけですし、誇りの方は何となく延長しそうだなぁという気配はしていましたが、あぶ刑事は当初はあまりハネる要素を感じられなくて、これは半年で終わるなぁ・・・と思っていたら、年明け過ぎたあたりから、刑事モノに興味がない層からも番組の話題が出たりしてびっくりしたものです。
太陽の後番組という「レッテル」が、『ジャングル』の本来のスペックを覆い隠しているような・・・・。
ワープ。
#524・・・商品化欠番作品なので、本来であればビデオ化されてもおかしくなかったと思う、ラガーのカリっと青春+ビターな話なのですが、ナーコのワープに気が付いたのは、ファミ劇の再放送プリ放送時のこと。時間経過をカットしたとしても、「お酒くさぁあい」から、あの汚い文字のラブレター届けまでのタイミングがおかしい(^_^;)
1982年はその他にも#498で、ロッキーが乗ったまま姿を消したクラウンがいつの間にか署に戻っていたりなど。。。ブルッツと恐怖があったりして。
息抜き国会図書館デジタル。
1974年の職安広報。
#91にて、伊東さんの矢部が職安に行って時間切れというくだりに「そんな対応はしない」と岡田P氏に抗議したとか。(おことわりのお知らせも要求)
ただ、その抗議は聞き入れられ、今後の参考するとのこと、ただしお知らせ無しという結果となったという。
どう対応したかというのは書いてありませんでしたが、おそらく、事情が分かれば云々ということなのだと思います。(捜査協力扱いという公務ということで)
さて、2/19サンテレビ・太陽放送は、
あることが切っ掛けでテキサスは洋子という新進カメラマンに「密着取材」を強引に受けることになる。付き纏う洋子に閉口気味のテキサスだったが、とうとう決定的瞬間をとらえるチャンスが訪れるが、テキサスは腹部を刺されてしまう・・・・・。
川口晶さんが意欲満々でありながら倫理的に苦悩するカメラマンを好演、テキサスは負けじと「プロ」としての人間の姿勢を自らの行動で示す#145を放送。
もう登戸のダイエーもないのか・・・・。
順「確かに俺たちはプロとして失格かもしれない。泣きわめいている戦争被災児がいたら、君はやっぱりシャッターを押すよりも先にパンや服をあげるだろう。
・・・でも、いいんじゃないかなぁそれで。そういうキャメラマンもいて。俺はいいと思うよ。」
洋子「!」
順「俺もやっと腹決まった。プロとしてたとえ半人前でもそれが俺の正直な気持ちならそれでいい。それでデカクビになるならそれでいい。もうそれを恥ずかしいと思うのはやめようってね。」
【地上波】サンテレビ・テキサス編
2/19(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第33話)
サンテレビ1(地上波)
第145話 50.04.25 決定的瞬間 (テキサス)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
ゲスト:川口晶
関根世津子
中村俊男 沖正夫
湊俊一 和田達也 片山智博 志村信行 新倉文男
田中清一 市川憲光 謙昭則 近藤晃彦 野口すみえ
脚本:杉村のぼる 小川英
監督:竹林進
郊外の少年院から脱走者が出て、1人は保護されたが、6人の行方はつかめない。
少年とはいっても体や腕力は大人並みの連中。七曲署も全員警戒態勢につき、その中で一人を追いつめて逮捕するが、その時の乱闘の模様がフリーの女性カメラマン・田島洋子に撮影されて新聞に出た。
洋子はこれで力量が認められ、連作「刑事」を撮るのだと意気込んでテキサスを追い回し、他の刑事からも持て余される。
しかし、脱走少年のリーダーをテキサスたちが追いつめたとき、哀願する少年の姿を洋子が執拗に撮り続けたため、テキサスが怒ってフィルムを抜き取ってしまう・・・・・。
新進の女性報道キャメラマンに「密着」されるテキサスが見せる仕事への誇り。
その直向きな姿に感銘して行く女性キャメラマンとの交流を描くわけですが、一瞬ゆるやかな空気の中で急に訪れる悲劇をテキサスも女性キャメラマンも想像していなかったと思いますが、そこでキャメラマンの本来持っていた本当の直向きさを見せるというのがミソなのかなぁ・・・と思います。
結局はこの二人、似たもの同士で単にその直向きさのベクトルの行き先が多少違っただけだったのですが、演じる川口晶さんの名演でただ軽い娘では終わらない深いものを残してくれるという、私の好きな作品の一つです。
テキサスにしてもキャメラマンの洋子にしても、お互い仕事は駆け出し状態。
そんな二人の仕事への姿勢は似たところがあるし、対立する部分があってもそれは逆の立場に立てば恐らく同じ行動をとるというか理解できる面があるからこそ、反発すると思いきや磁石のようにくっ付く。
でも、観れば観るほどあの二人は似ている・・・頑固だし(^_^;)
テキサスのガールフレンド遍歴はここから始まるわけですが、似たも同士の分サバサバした関係になっています。
多分本件が終わって、洋子が田舎へ戻った後も交流は続いたのではないかと。
殉職までにケガが多いテキサスですが、今回は腹部を刺される重傷を負います。
タイプが同じ系統のロッキーもケガが多かったですが、二人とも手術後の回復が早いのも同じ(^_^;)
そのテキサスを刺した脱走少年の伊藤には中村ブン氏。
この人は#50もそうでしたが、独特な演技で「あったまきちゃったなぁ!」です(^_^;)
まあ、山さんお得意の時計トリックはある意味単純ですが、有効です。