「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

さらば!2010 追記

2010-12-31 20:52:11 | 「けぶのたわごと」
【さらば!2010 追記】

大掃除、3時間かかりました(^_^;)
と云いつつも、さらっとやった程度でこれだけ掛かったので、結構グタグタだったんです・・部屋も私の体力も(^_^;)
とりあえず、発見は特になく、やはり太陽関連の掘り出し物はなかったですが、
「太陽にほえろ!伝説」を3冊
太陽愚連隊「原昌之in太陽にほえろ!」を2冊
発掘したのが収穫でしょうか・・・しかし何故原inが散在していたのか未だに不明。
ただ、大量にブルース登場時期のDVD(ファミ劇放送分)が出てきたのも解らん・・・。
最近はどうも忘却癖が進んだようです・・・。
ところで、チャットの方は新年に入ってからということになりました。
また、決まり次第お知らせします。

「山さんへの伝言」
考えれば考えるほど、色々考えさせられる・・・・山さんファンとしてもありますし、太陽中毒としての立場的なものもあったり、結構問題作だなぁ・・・。

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さらば!2010

2010-12-31 13:19:17 | 「けぶのたわごと」
【さらば!2010】

どうも疲れがドッと出てきて、昨日から低体温で寒気が酷い。
むかしは寒気といえばカゼでしたが、どうも身体の活動停滞のようで・・・やっぱり確実に加齢を重ねています(^_^;)

昨日も奮い立って、「葛根湯」「ノーシン」をちゃんぽんして強制的に体温を上げたのもつかの間、いつの間にか寝てました・・・。

今日はリアル当直室の掃除でしょうなぁ・・・このうさぎ小屋にお見えになった方はお分かりだと思いますが、直ぐ終わります(^_^;)
さっさと片付けたいのですが、不要なものとかの選別が難しい・・・色々買いこんでいるので商売できるようになってます。。。

それでもって、「山さんからの伝言」日誌を仕上げようと。
申しわけありませんが、メールの御返事は年明けになりますので、ご了承いただきたく・・・。


ところで、かなり寒波が猛威を奮っているようで、いつも雪の無い地域の方々にはお見舞い申し上げます。
さらに気温マイナスだと、路面はツルツルなので、スリップには気を付けてください。
いくら低速で走っていても、滑ってしまったら止まりませんので・・・・。
一番怖いのは0度前後。
路面に水っ気が多いと、更にダダ滑りなので。


今年は、
真面目に、グッタリした年だったかもしれません。

仕事は面倒なことが増え、その最中に部下の辞職で折角彼に継承した仕事も出戻り。2人分の仕事をしてました。
身体は加齢で成人病爆発・・・・。
満身創痍の逆境の中、ペッパー先輩やあおいさん、そしてキヨウさんの「ケツ叩き」で弊ブログを8月に復活させました。
旧当直室も実は逆境の中の逃げ場として設けた経緯がありまして(^_^;)

ここがあったことで、ある程度の精神安定にもなっていました。。。。
ある意味、仕事で溜まったストレスのエネルギー変換をしてここで爆発させていた感じなので。

太陽で考えると、

念願のサウンドトラック・デジタルリマスターのリリースや、1981後半と1982のDVD-BOXの発売。
そして、
ファミリー劇場の15年間に渡って放送された太陽の最終回。

太陽の商業的には久々に盛り上がったような感じがします。

ある意味、結末のオンパレードだった感じです・・・・。
特に、10月~12月については、少々へこみました・・・・やっぱりキレイな画像で観ると当時を思い出してしまいます。
(実は、最終回はVTRよりファミ劇放送の方がキレイだったりして。)
再放送の退色した画像であれば、それがフィルターになって客観的に見られるんですが・・・・特に、#519と#525は観て凹みました・・・。
観るつもりは無かったんですが、やはりキレイな画像は確認したかったんで・・・。

来年は、

ファミリー劇場ではジーパン編のリマスタが始まりますし、日テレプラスでも春あたりからラガーが登場するんじゃないでしょうか。
そして、1983のDVD-BOX。

PART2も見たいですね・・・。

あと、太陽愚連隊の久々な新刊「太陽にほえろ!大全集3=改訂版=」の頒布も控えています。



ということで、

本年は皆さんに本当にお世話になりました。

まだ小生、本調子ではないですがマイペースで弊ブログをやっていきたいので、ご理解とご協力をお願いいたします。

来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。


ところで・・・・
あおいさんが、チャットをチョットだけ企んでおられるようです(^_^;)
まだいつにするか連絡を頂いていないので、分かり次第お知らせいたします。


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太陽の年末年始はどうだった?

2010-12-30 02:15:38 | 「けぶのたわごと」
めくるめく師走攻撃に疲れのヤマと通り越して、現在まだ目がギンギンです。
あした、やっと仕事納めが出来ますが・・・・まあ、あまりこの一年は良いことが無かったかなぁ・・・。
そういう逆境のタイミングで弊ブログも復帰させたんですが、加齢にムチ打つのもいいもんだなぁ・・・と。

で、なにもモゾモゾやっていたかというと、
今更年賀状です(^_^;)
昔からの当直室の常連さんや先輩ファンの方々には、とりあえず今年は当直室バージョンでお送りします。
まあ、大したものではございませぬので、切手ぐらい当たるように祈ってます。

ところで、太陽の年末年始作品を改めて並べてみると、
かなり波があるなぁ・・・。
予算的に潤沢に使える時期ではありませんが、異色作を結構並べている感じです。
ただ年の最後の放送がかなり重い作品や女性絡みの作品が多く、年始作品は派手目・軽めの作品が多い傾向がありますね。
さらに年始はボス主演編も多い。


第24話 47.12.29 ジュンのお手柄 (ゴリさん・優子記者・長さん・宗さん)中庸介    
第25話 48.01.05 手錠が朝日に光った (マカロニ)土田早苗・石立和男 浜田晃 ☆九州ロケ

年末にはなかなか良いテンションの#24
番組2クール満了と年始が重なったので、九州ロケ初回が入ってます。


第76話 48.12.28 おふくろ (ジーパン)小沢秀明  
第77話 49.01.04 五十億円のゲーム (ボス・チーム)草薙幸二郎 重松収 

どちらも名作ですが、#76は重いよなぁ・・・。

第128話 49.12.27 夢見る人形たち (殿下)蟹江敬三  頭師孝雄 水谷邦久
第129話 50.01.03 今日も街に陽が昇る(チーム)原泉 佐藤晴通 木田三千雄

異色作が並びましたし、#129は正月作品としては最高じゃないでしょうか。
やっぱり白子屋「ヤマ」でしょうか(^_^;)、ボスも歌ってますしね。

第180話 50.12.26 訣別 (テキサス)関川昇 戸部夕子 堀勝之祐   
第181話 51.01.02 壁 (ゴリさん)伊藤めぐみ 稲葉義男 嵯峨善兵  

#180はなんとなくわかるんですが、#181って2日だったんですね・・・イメージ無いなぁ。

第232話 51.12.24 新しき友 (ボン)森川正太 荒井武宣 宇田川智子  
第233話 52.01.07 狙撃(殿下・チーム)龍虎 関谷ますみ 

シャドゥボクシングはイブだったんだ・・・となぜか改めてビックリ。
#233は間違いない年始作。

第283話 52.12.30 激突 (ゴリさん・令子)河原崎建三 明石勤 信沢三恵子  
第284話 53.01.06 正月の家 (長さん・アッコ)柴田恭兵 川代家継 山本紀彦 

「激突」も年末のイメージが無い(^_^;)
#284はまさに正月。

第335話 53.12.29 ある結末 (殿下)倉野章子 山本耕一 田中明夫 
第336話 54.01.05 ドジな二人 (ボン・ロッキー)矢野間啓二 木村豊幸 宮口二郎   

ある意味太陽年末年始の典型かもしれませんね。

第387話 54.12.28 雨の中の女 (ロッキー)小林千登勢 幸田宗丸 新井和夫
第388話 55.01.04 ゴリラ (ゴリさん・ナーコ・吉野)工藤明子 見城貴信 佐藤京一

これも典型ですね。
年末に悲劇、年始に喜劇・・・とまではいきませんが、ナーコや吉野を活躍させるところは粋です。   

第438話 55.12.26 取調室 (山さん)原田大二郎 灰地順 風祭ゆき
第439話 56.01.09 ボスの告発 (ボス)白石まるみ 根上淳 田中隆

当時としては結構派手目なラインナップ。
異色作ですね、両方共。

第489話 56.12.25 帰って来たボス-クリスマスプレゼント- (チーム・ボス)長門裕之・宍戸錠 武藤章生
第490話 57.01.08 われらがボス (ボス)深水三章 笹入舟作 石山雄大

タイミングの問題でもありますが、かなり盛り上がったなぁ・・・。

第537話 57.12.24 赤い憎悪 (ジプシー)島村佳江・高橋長英 北見治一   
第538話 58.01.07 七曲署・1983 (ボス・山さん)内藤武敏・北村総一郎 奥野匡 ☆西山署長最終回 

どうしても太陽で普通のクリスマスは過ごせない(^_^;)
#538は年始常道ですね。

第583話 58.12.30 三人の未亡人 (マミー・ブルース)立枝歩 草薙良一 木下マキ
第584話 59.01.06 盗聴 (ラガー)西岡徳馬 星正人 早川絵美

#538は太陽典型年末作品ですが、#584を年始に持って来たのが「?」
「ボギーの名推理」「怪盗107号」あたりだと納得?

第630話 59.12.28 必死のマミー (マミー)川辺久造 浜田晃 堀田真三
第631話 60.01.04 ロックとブルース (ブルース)井上昭文 中田博久 杜澤泰文  

「必死のマミー」は「?」、もしかすると「ヒーローになれなかった刑事」「ドリーム」あたりが納得?
ロック登場は年始作としてはなるほどと。

第677話 60.12.27 あなたを告訴する! (デューク)近藤洋介 柳川慶子 三好美智子 
第678話 61.01.03 太陽にほえろ!スペシャル 山村刑事の報酬なき戦い(山さん)かとうかずこ 辻萬長 山本耕一 川辺久造
(#678について、放映リストに誤りがありましたので訂正しました。)

うん、王道すぎ。
新春SPは画期的でした・・・。

PART2第5話 61.12.26 長さんの長い午後 (長さん・マミー)村田雄治 小鹿番 吉田次昭
PART2第6話 62.01.09 心満たされず・・・・・・ (オサム・ブルース)相本久美子 清水章吾 有安多佳子 

PART2自体が放送開始したばかりでしたから、あまり記念的なものはぶつけられなかったと思いますが、
ただ、三原山噴火で1話押していますので、本来であれば#6が年末、#7「逃げる」が年始だったかもしれません。
そう考えると、結構王道にハマっているんですよね。

と、夜中のもうろうな頭で考えておりました(^_^;)

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え?もう28日・・・・

2010-12-28 02:02:42 | エトセトラ
最近、ずっと師走々々々って走っています。
ヘロってますので、メールの御返事が停滞しています・・・。
30日まで仕事なので、ご返事は恐らく31日~2日ごろになるかと(^_^;)
申しわけないです。
しかし・・・除雪とトロトロ運転でかなり参っているというところで。。。

実は「山さんからの伝言」のファミ劇日誌。
また書きたいことが乱舞しています・・・さらに悪いことに、なぜか物欲の無い私がこの話の台本(決定稿)を所有しており、台本読みながらの作業になっています(^_^;)
いや、いつものことではありますが、纏まったら一気に書けるとは思っていますが。。。

太陽的話題をば少し。。。

●太陽愚連隊・久々の新刊

太陽愚連隊・ペッパー先輩より、同人誌『太陽にほえろ!大全集3』の改訂版が届きました。
というのも、小生「原昌之In太陽にほえろ!」や「大全集5(テキサス&ボン)」あたりから覆面車コーナーで拙い文章を投稿させていただいており、今回もやらせていただきました。作品解説については諸先輩にお任せし、あくまでもクルマのみに徹しております。

改訂版というのも、約20年前に「大全集3」は発刊されており、今回はその補強を行っているわけですが、前版に比べると殆ど新刊に近い内容になっているので、前版をお持ちの方にも是非!という内容になっています。
ジーパン編「全話」ストーリー解説なので、ファミ劇放送分のハンドブックとしても非常にありがたい存在になると思います。
さらに貴重なカラー写真の掲載など、魅力的な記事が満載です。
158ページ。

細かい頒布方法については、後日お知らせいたします。
今回はお知らせまで・・・。


●MS60系(通称クジラ)トヨタ・クラウン オーナーDX

なぜかクルマ好きの中でも、好き嫌いのハッキリ現れてしまう(^_^;)、クルマ雑誌『高速有鉛デラックス』
その最新号に、太陽では#47より#136まで使用された覆面車「白いクラウン」の色違いの生き残り個体が掲載されています。
ボディカラーが黒なので、内装色がグレーですが、基本的内外装は同じです。
クラウンのオーナーDXというのは、下から2番目の低クレードなので、殆どタクシー仕様に近い為(オモステ&手動ウインドゥ)・・・どちらかと云えば官公庁や会社で購入された傾向が高かったようで、現存数は極めて低いです。今回雑誌で紹介された個体は程度もそれなりに良く、オリジナルナンバーも付いているので・・・ある意味お化けです。

実は、私の太陽仲間であるセキトラさんが同型・同色のオーナーDXを所有なさっており・・・あるところにはあるんだなぁ・・・。

でも、どうもクジラクラウンといえば、私はこのオーナーDXなんですよね・・・。
シンプルで美しい・・・・それに、ボスが一番頻繁に乗った覆面車でしたから。


●ボスチェアに座った猛者たち

しげさんからメールで、ボスチェアに座った限られた猛者に久美ちゃんもいたと・・・!
あれ?そういえばそうだったかも。(「午前10時爆破予定」)
久美ちゃんはある意味好奇心旺盛なお方ですから、留守番の時はいろいろやっていたかも。

久美ちゃんは歴代庶務係(マスコットガール)の中では、相当捜査の実務を手伝っていたところがあり、無線機まで操作して連絡も軽々やっていましたから、久美ちゃんのスタンスとしては、「一係部屋の主」的なものはあったような気が・・・(^_^;)


●犬デカ?

日テレ土曜9時枠の1月スタート『デカ・ワンコ』の番宣に太陽2001のメインテーマが使用されています。
第2日本テレビサイトでご覧いただけます。
多部未華子氏主演ですが、太陽関連出演者は伊東四朗さんぐらいしか居なさそう(^_^;)




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ポテトロード建物現存

2010-12-26 12:24:06 | ロケ地検索&メモ
長年探していた喫茶店の「ポテトロード」をやっと発見。
新宿2丁目でした。
現在、「ポテトロード」自体は撤退し、そのスペースに2、3の店が同居しているようです。
ただし、テナントスペースを除いた外観は当時のまま。

ポテトロードについては、
ジプシーは突っ込み、籠城事件がたびたびあったり、檀喧太マスターがいる地下では危険な細菌が保管されていたり、そして最終回にも登場したり、ある意味中期から後期の喫茶店ロケのキングでありました。
やっと見つけましたが、周りはすっかり変わっています。

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赤ちゃん

2010-12-26 00:20:10 | ファミ劇日誌
『♯714 赤ちゃん』
主演:長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)
出演:渡哲也(橘兵庫)神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)西山浩司(太宰準)石原良純(水木悠)渡瀬ゆき(澤村泉)カー・スタント マエダ・オートクラブ 竹内雅敏 海藤幸広

久保田篤(江藤真次)青田浩子(清水かすみ)前田昌明(大下清彦)西田昭市(堀田義幸)江崎和代(青木利香)仲村知也 大倉順憲 織部一作 大矢兼臣(医師)樋口のり子 伊東あつ子 中原真澄 森岡隆見 北斗辰典 中島元 荒瀬寛樹 菊川予市 横内直人 寺島進(下田三郎)

プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:小川英 尾西兼一
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:大久保直実 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:原雄次郎
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)


チンピラの真次が、なぜかくっ付いてしまった純情娘のかすみが身ごもってるが為に金欲しさに引ったくったバックの中に暴力団と銀行の不正融資の証拠の書類が・・・という題材的にはあまり珍しくなく、逆に旧いぐらいなのですが、久保田篤氏と青田浩子さんの好演で時代的なものを感じさせなくなっています。

真次の風来坊っぷりに人の良さが加わっていますが、いきがる部分と頼りない部分の交差がうまいです。
それに題材的に重くなりがちになりそうなところが、その辺りのメリハリも効いています。
青田さんはアイドルでしたから、この役やちょっと衝撃・・・というか、ある意味挑戦だったんでしょうね。

しかし、また響組です(^_^;)
この人たちは拳銃密輸や不正融資など、なんとも金の亡者的な組織で。。。
インテリやくざが台頭するバブル時代夜明け前なんですけど、もうこの頃からそんな予兆があったような気がします。
色々な意味で。

ところで、今回の見どころは、
真次というところもあるのですが、やっぱりマミーとブルです。

ぼやき的部分が多くなったブルは今回も赤ちゃん絡み。
ただ、赤ん坊が死ぬということについてナーバスになっている部分があって、いつもならば怒り心頭的になっていましたが、今回は怒るべくもなく、ただただ沈黙。
そのメリハリがブルらしさかなと。

そしてマミー。
真次の投げやりな部分をうまく救っていますが、前向きにさせた途端の赤ちゃんの死。
その我が子を抱くことも出来なかった真次の親の使命としての出生届と死亡届を書かせるという一見非情にも聞こえる行為ですが、これで親としての責任を果たせたという真次の心中の整理的な部分をさせるのには有用だったと思います。
男は「実感」が無いですから、こういうことで責任感が湧いてくるというのをよく解ってますね・・・。

それにしても逞しいマミー。
今回も新車・ソアラを遠慮なく乗りこなしています。
ソアラのアクションについては、クルマを見せるところ、例えば派手なスピンターンやドリフトはスタントさんの担当ですが、実際に長谷さんもスピンさせています。
しかし、メインテーマ’86とのマッチングが最高です。
それに、あのスピンターンさせるときのマミーの顔も最高です。

さらに・・・
響組の追っ手を次々となぎ倒していく・・・かなり頼もしいです。
でも、OPでのフラッシュ名場面では本編とは違ってもっと気迫を込めた顔のシーンもあるので、本編OKはもうちょっと表情を柔らかくしたシーンが採用されたのかも。

=BGM=

ボギーのテーマ群が真次のテーマ的に使われたり、旅愁の久々な使用など、けっこう意識した選曲が成されています。
それにこれも久々の青春のテーマの使用。
ボス・愛のテーマのラス前もグッときます。

=今回の一係=

*ブル・・・
ベロベロベ、パァァ!!
セイヤァ!!
掛け声と「そういう笑い」に凝っているブル。。。
とびげりも冴えてますし・・・と言いつつも、真次のすばしっこさにはちょっと参っていたようですが・・・。
DJと真次を競争させたかった(^_^;)

=ゲスト=

西田氏の悪役はあまりないですね。
それと、寺島進氏は今回は死体役・・・・。

=クルマネタ=

響組のセドリック&グロリア330系ハードトップ2台。(ゴールドはセドリック前期とグロリア後期、破壊はグロリア)
#706の230系ハードトップ2台といい、用意周到。
というか、どこから集めてきたんだ?

ソアラの前輪ホイールのブレーキダストが凄いなぁ・・・。

=ロケ地=

新宿副都心

新宿2丁目

新宿中央公園

宮坂病院は川崎市に現存。

世田谷区立総合運動場歩道橋も当時のまま現存。
(よく歩道橋から飛び降りアクションに使われるメッカ的場所)


京王閣競輪場(?)=武蔵野競輪場


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最終回について

2010-12-25 20:04:22 | ファミ劇日誌
本日、ファミ劇ではとうとう最終回が放送されます。

いろいろな葛藤、そしてさまざまな思惑、
頭を駆け巡りますが・・・。

多分、裕次郎さんの顔と、裕次郎さんご自身の「言葉」を聞いた時、

そういう人間的な泥臭い事柄なぞ、どうでもよくなってしまって、

観ている方は、

裕次郎さんと太陽への感謝の気持ちであふれるんじゃないかと思います。

こんな気持ちになったのは、いまだに太陽の最終回と『特捜最前線』の最終回だけです。

個人的には最終回を観て、さらに太陽が好きになったんですよね・・・。

観ていて本当によかった。

いや、照れますなぁ。。。。<じゃ、書くなって(^_^;)

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さて、あだ名

2010-12-24 22:10:39 | 探求 探究 研究
【あだ名、ニックネーム、通称】

太陽ではこれが看板になっている部分がありました。
ただ、昔からどのドラマでもあだ名をつけること自体は珍しいことじゃなかったのですが、太陽が表立って採用したことで、キャラクターの知名度を上げることにかなり貢献しました。
末期はデューク(ボス除く)や警部(トシさん・ブルース除く)、篁係長のように他のメンバーをあだ名で呼ばないキャラクターも登場して行きますが、末期になるとあだ名については古臭く見られる傾向があったと思います。
その辺りでの時代の変化を太陽にも取り入れたという部分はあったと思いますが、そもそも七曲署捜査一係でのあだ名の呼び合いは「藤堂一家」内という部分があったと思いますので、ボスが去れば自然と淘汰されていくというのはある意味自然の摂理的なものだったりして・・・寂しいですけどね。

ところで、私が当直室の常連さんをHNやあだ名で呼びたかるのは間違いなく太陽のせいです(^_^;)


変なぶっこみは置いておき、とりあえず・・・
七曲署捜査一係で、どういう経緯であだ名付けがされていったのか、ちょいと探ってみました。

まず、ここで注目しておきたいのが、

ボスとゴリさんです。

ボスは藤堂一家の家長、ゴリさんは長男です。

ボスは元々、元一係長の小谷警部には「俊」、元同僚の宗吉には「俊さん」と呼ばれています。
逆に、小谷警部にはあだ名は無く、宗吉は「おやじさん」「宗さん」(山さんも宗吉現役時代は「宗さん」と呼んでいた)です。
俊さんも宗さんも氏名からきているあだ名です。
ただ、城北署時代に限って言えば「藤堂」だったようです。

変わってゴリさんは、宗さんには「ゴリさん」と呼ばれ、元捜査一係の同僚であった佐山には「ゴリ」と呼ばれていますが、佐山にはあだ名はありません。
ただ佐山はボスの事を藤堂さんと呼んでいます。
ゴリ押しのゴリは本人の性格が強く反映されていますが、氏名とは全く関係がありません。

ボスは七曲署出戻り疑惑があるので、恐らくゴリさんらにも当初は俊さんと呼ばれていた可能性が高いと思いますが、佐山の例を考えると、あだ名の呼び合いは元々小谷警部・宗さん・ボス・ゴリさん、そして山さんが絡んでいて、その中から派生して行ったものと考えられます。

山さんは元々「山」と呼ばれていた形跡があるので氏名系のあだ名としてすんなりと受け入れられたと思いますが、「ゴリ」については、間違いなく先輩諸兄の皮肉が隠されています。
本人が率先して「ゴリと呼んでください」とハナから言うわけ無いですしね。
ゴリさん自体は後年気に行った感じをみせることがあったので、慣れと云うのは恐ろしい・・・(^_^;)

次の古株は長さん。
このあだ名は非常に一般的なもので、実際の刑事さんにもおられたと。
巡査部長の長さんですが、着任当初はまだ「おやじさん」という年齢でもなく、ほぼ同年に山さんもいたことからこのあだ名になったのでは?と。

ゴリさんに次いでの「先輩の皮肉」で命名されたのは「殿下」。
これも皮肉意外の何物でもないですし、それに見た目が絡んできます。
ただ、女性が得意という本人の性質も関係しているようです。

俊さんが係長として帰ってきました。
これは妄想絡めなのですが、どうもゴリさんの復讐っぽい臭いが・・・・。
ゴリさんが呼び始めて、山さんや長さんも面白がって、シンコまで呼ぶようになったような気が・・・。


さらに被害を受けたのは「マカロニ」
見た目の印象を述べた殿下の一言でゴリさんが皮肉っぽく呼んだのがきっかけで、全体的に広がります(^_^;)
重ねて今度はそんなにダイレクトに「マカロニウエスタン」には見えないし・・・。
ただ、登場時にはマカロニはどうも帽子を被る予定だったのでは?というスチールもあるので、それを被ればマカロニなんですけどね・・・帽子はNGになったようです。
「殿下」の系統で「坊や」じゃなくて良かったといえますが。

その後・・・・

ジーパン=見た目、皮肉系。

テキサス=殆ど本人には関係の無い長さんの見た目からの一言から。
(あだ名で呼び合うことを当初は拒否していた。)

ぼんぼん→ボン=ゴリさん以来の本人の性質系。

スコッチ=完全に印象、ゴリさんの思わぬ一言から。

ここまでは、
氏名系、皮肉系、性質系、見た目系の単独または組み合わせであだ名はいとも簡単に決定されていきましたが、
いよいよ、本人も納得のあだ名が出てきます。

ロッキー。

ロッキー山脈縦走を夢見るところから来ていますが、まだ本人からの希望ではありませんでした。
(裏話として、当時人気沸騰だった映画「ロッキー」がそもそもの発想源だったというウワサあり。)

ちょっと不憫なのはスニーカー。
完全のボンを引きずった形のあだ名です・・・さらに、スニ自体は結構後まで他のメンバーをあだ名で呼ばなかった。
(3ヶ月以上・・・(^_^;))

で、あだ名の歴史の革命児が現れます。
ドクターのドック。
とうとう自分で名乗ります。

既にロッキーから皮肉系は消えますが、ドックあたりからサブネームが与えられます。
「ヤブ」
特にオリジナルメンバーはしばらくこっちで呼んでましたね(^_^;)

ラガー=ラグビー経験者だから。本人は不服。

ジプシー=久しぶりの皮肉系、各所轄を渡り歩いていたから。

ボギー=本人の希望(ボガード)、他のメンバーはゴルフのボギーという踏まえ方。

トシさん=氏名系、元々そう呼ばれていた。

マミー=母だから。長さんの「役職系」に近い。

ブルース=本人が好きだからということで自己申告→採用。

マイコン=久々の皮肉系?本人は気にいっていない。

デューク=公一と公爵のをもじってボス命名。

DJ=本人イニシャル、自己申告→採用。

警部=長さんと同じく役職系。

オバサン=篁係長の影の通称、全くに皮肉系・・・本人は勘づいている。

オサムさん=氏名系。


実はゴリさん亡き後の「自己申告系」以外のあだ名はボスが付けている傾向があり・・・やっぱり好きだったんだなぁ・・・こういうこと。



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いよいよですね・・・

2010-12-23 21:03:14 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい<あやしい】

ファミ劇開局以来から脈々と続いてきた太陽「通常放送」もとうとう来る土曜日初放送分で終了致します。
来るのは解っていても、来てしまう寂しさというものを噛みしめています。

でも、
やっぱり
PART2は観たいです。


「女たちは今……」

当時の「イマドキの女」の結婚観というか、自分を変えたいという願望というか。
マミーもそのジレンマ的なものにハマるのですが。
気がつかないうちに、裕太も陽子も大きくなって、さて・・・色々と問題も起きるかと。

そんな矢先の最終回ですから残念でした。


「そして又、ボスと共に」

石原裕次郎の俳優として最後の出演作品です。

もう、それだけで十分観る価値はあると思います。

そして、ブルースが人生最大の危機を迎えます。

遠藤憲一さんがゲスト。

スペシャルにしても十分拡がりをもたせることが出来たであろう作品ですが、色々と異例な部分が重なったため、多少駆け足的な感じは否めませんが、個人的にはそんなことはすっ飛んでいます。
とにかく、この作品を見ると、大げさかもしれませんが本当に演技を超越している裕次郎さんの生の声を目の当りすると、ドラマを観る視点が変わることがあるかもしれません。

ある意味、ドキュメンタリです。

14年4カ月続いたドラマの最終回を是非目撃してもらいたいです。

*******************************

ところで、まだまだ続くHDリマスタ放送ですが、

来年早々からジーパン編が始まります。

ラインナップは以下の通り。

2011年01月08日(土) 22:00 - 23:00 『#53 ジーパン刑事登場!』
2011年01月08日(土) 23:00 - 24:00 『#54 汚れなき刑事魂』
2011年01月12日(水) 16:00 - 17:00 『#53 ジーパン刑事登場!』
2011年01月13日(木) 16:00 - 17:00 『#54 汚れなき刑事魂』
2011年01月15日(土) 22:00 - 23:00 『#55 どぶねずみ』
2011年01月15日(土) 23:00 - 24:00 『#56 その灯を消すな』
2011年01月19日(水) 16:00 - 17:00 『#55 どぶねずみ』
2011年01月20日(木) 16:00 - 17:00 『#56 その灯を消すな』
2011年01月22日(土) 22:00 - 23:00 『#57 蒸発』
2011年01月22日(土) 23:00 - 24:00 『#58 夜明けの青春』
2011年01月26日(水) 16:00 - 17:00 『#57 蒸発』
2011年01月27日(木) 16:00 - 17:00 『#58 夜明けの青春』
2011年01月29日(土) 22:00 - 23:00 『#59 生命の代償』
2011年01月29日(土) 23:00 - 24:00 『#60 新宿に朝は来るけれど』

優作さんの人気は根強いものがありますが、
個人的にはもうちょっとニュートラルな視線でずっと優作さんの作品を楽しんできました。
今回のリマスタは何となくですが、新鮮な感じで観ることが出来るような気がしています。
実はマカロニ編もそんな感じだったんで。

けっこう楽しみなんですよね。


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久々の二日酔い。。。

2010-12-23 16:47:15 | エトセトラ
二日酔いの正体を忘れた状況でなぜかHDDデッキの再生ボタンを押したら、
「長さんが刑事を辞めたくなった」が。

太郎フェチ的にベストに入る長さんオンリー主演作は、私の大好物でありますが、観ていて辛いところもあります。
ただ、もし長さんの魅力を伝える為にセレクトするのであれば、当然この作品も入れます。
野崎太郎という人間の人と成りがよくわかりますしね。
それにドックのコミカルさも隠し味で効いていますし。
選曲も絶妙です・・・いや、二日酔いなので涙腺が緩くなってまた泣けましたが。

しかし、この作品と次作の裕次郎さんの顔色と表情が優れないですね・・・かなりしんどい感じです。


ところで、週刊現代の新春合併特大号をやっとのこさ購入。
特集「伝説のテレビドラマ 懐かしのロケ現場へ」。
勝野さんが登場しています。
まだ発売中の雑誌なので、内容についてはスルーしますが、お馴染みの場所が紹介されています。

その他、傷天でショーケンさんも登場しています。


傷天繋がりで最近思うのは、『相棒』で是非豊さんとショーケンさんの競演が見たいなぁ・・・と。

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