「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

「さらば!サラダ・イン・グアム」 向こう一週間の太陽放送2024.9.30-

2024-09-29 12:41:45 | 放送予定

「さらば!サラダ・イン・グアム」

まずは神田さんへ「長い間、本当にお疲れ様でした。」とお伝えしたいです。
27年半。
末期については、色々あり過ぎた感じがあって・・・・最後の最後まで外野の方は決して穏やかではなかった状態でしたが、あくまでも最後はゲストを介さずサラダファミリーのみの卒業という拘りは感じましたね。
神田さんはどちらかというと番組への途中参加の方が多いような印象なので、サラダのボスとしては恐らくいちから番組を作り直すような所だったのだと思います。神田さんが選んだのはあくまでも自然体であること。おそらく、裕次郎さんのボスとしての番組に向き合う在り方(MCのやり方とかではなく)を継承していたように前から感じていました。自然体で、自然な会話の中で、という所を大切になさっていたようなので、松下さん登場の前のめりを「めんこ」的に和らげるのではなく、結構見た目では少々きついかなぁという場面もあったりはしましたが、あれはあれで自然体なんですよね。
また、休演もありましたから、神田さんとしても松下さんにしても、ある意味一般的な共演者以上の仲間的結びつきは出来たのではないかと。
いや、小職はニューサラダも拝見しますよ。神田さんがある意味『笑点』の歌丸さん的立場になったとて、全てがそっくり代わる訳ではないですし、松下さんはちゃんとダジャレを継承してますしね。

前回は「プチ太陽同窓会」で、冒頭は意識してか無意識か、ロケ地巡りを実現していた恰好となっていました。しかもドック絡みのシーンだったので、これはサラダ班も事前に「神戸・愛の暴走」を観ていたのではないかと。神田さんにせよ、サラダ班にせよ、太陽ファンをさりげなく意識してくれる心意気が憎い番組ではあるので、恐らくこのあたりは少なかれ継承するのではないかと期待しつつですね。

X巡回

▼小野寺さんの宮内さん回想
いきなりでビックリしましたが、多分最近X界隈の各位のポストが影響していたと思います。
しかし、新しい宮内さんファン各位のXポストは結構積極的ですし。

▼夜明けの刑事
いやぁ・・・「廉と共にセミレギュ復帰 栄」。キャスティングの基準がわからない・・・(^_^;)
まあ、神山繁さんも短期間に別な警察幹部で登場して、かつヒゲまで生えていたし(^_^;)
ただ、100回を境にだんだんゲストの豪華さも落ち着いてきたような・・・。
確かに刑事課1名増員に「まんが道場に参加してまもない 右田刑事の弟子」の参加となれば、やっぱりギャラ予算もタイトとなったということでしょうか(^_^;)

=サンテレビ放送(後)記=

美容室の通勤路が羽田空港近く(^_^;)
仰る通り(^_^;)

スコッチとしても、城北署までは自分の捜査が正しかったから恐らく交流拒否でも捜査は進められていましたが、本件については「ゴリの壁」「ボンの素直さ」「ボスの鋭さ」に理屈なく素直に従っているところはあるんですよね。なのでスコッチとしても感触的には「いける」とは感じていたと。
しかし、いつも思うのですが、ボスらしいのがスコッチが中岡を挑発したことをしっかり受け入れて既に次の推理も考えているところ。
ただ、今後は反発部分も出てくるのですが、今回はゴリパンチの七曲署屋上に集約している感じですね。
年々思うのはあのスコッチのセリフは視聴者にも向けていたと思わざるおえない・・・・。

茶屋町さんがTBSへのけん制というご見解もあり、小職はさらに岡田プロデューサーの「欲張り」な部分も見え隠れしているようにも感じるところですね。裏番組ではなくても岡田P氏は比較して採り入れられるものには貪欲だったので、客観的に観てスコッチのキャラ立て的には、非情のライセンスの会田、Gメンの関屋、沖さんご本人の「はぐれ刑事」などが混ざったような感じがあります。ハードボイルドに破天荒さとミステリーの味付けを一気に入れ込んで・・・・いや、そう考えると沖さんの負担というのは大きかったんですよね。

ドラマ 太陽にほえろ!(第2話)
#218 殿下とスコッチ
10月6日 日曜 11:00 -11:55 サンテレビ1

次週は最も優しい刑事・殿下とスコッチの対決ですね・・・。
というか、殿下には本来の自分自身の要素が強いのでかなり厳しく当たるのが、ちょっと観ていて辛い部分がありながらも、実は殿下も・・・という展開。ちょっとしばらく見逃せない流れなので、お見逃しなく。


=向こう一週間のメ~テレ太陽放送=

さて、9/30の週のメ〜テレ太陽放送。
メ〜テレ放送がテレ玉放送にだんだん追いついてきた・・・・どうなるんでしょうか(^_^;)
うむ・・・ひょっとするとテキサス殉職で一旦終了かもしれませんが、まだまだ放送当時基準でいけば8ヶ月分ぐらいはありますからね。
今週は、殿下の優しさが本当に良い事なのかが問われる#185、ボスとある医師のプロとしての立場を描く#186、余命いくばくもないながらも夢見る女性、その夢を叶えるために・・・テキボンやるせない編の#187、ひき逃げ事件に故意を感じた山さんの追求と弁護士との対決の#188を放送。

(10/6訂正、#184 アリバイ は地上波放送欠番です。

そして・・・事務仕事で、そのまんま話数をふっていました。申し訳ありません。)


※URLは幣ブログの該当話がサンテレビで放送された時の記事です。

太陽にほえろ!ボン刑事編 #17
「#185 虹」
ある娘への殿下の励ましは吉?凶? ゲスト:水沢アキ・大和田獏
10月1日 火曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/e0d19b7478cac265080114f837e302c3

太陽にほえろ!ボン刑事編 #18
「#186 復讐」
10月2日 水曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
プロの判断が招いた「悲劇」プロの納め方を同じプロとして見つめるボス
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/b172657595f37b9f82bbe38e12b89991

太陽にほえろ!ボン刑事編 #19
「#187 愛」
ある若者の許されない愛情表現、テキサスとボンの苦悩。ゲスト:竹下景子
10月3日 木曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/7c7b2aec6995fa910d8ce5a67d8183a0

太陽にほえろ!ボン刑事編 #20
「#188 切札」
殺意の証明の切札とは、山さんの粘り強い捜査と弁護士との対決 岸田森、唯一の太陽ゲスト作。
10月4日 金曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/7837255b4e61ca84fb78bce4a71f9d5a


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンテレビ太陽放送9/29=太陽新時代突入 反抗刑事・スコッチ登場!

2024-09-28 07:03:26 | 放送予定

本日のサラダはグアムでのラスト・サラダか・・・・。
やっぱり、神田さんのダジャレが聴けなくなるのは寂しいっす。
とりあえず、先に書いたようにグアム録音メインテーマ’79が流れるのを期待しつつ(^_^;)

X巡回

ある方が自宅で優作さんのサイン会の写真を発見。
いわき市のデパート大黒屋 屋上での催しで、1974年のジーパン殉職直前だったとの事。
写真を拝見すると、にこやかな優作さんというかサングラスをかけたジーパンが座っており、横断幕で読みとれるのは「ジーパン刑事 松田優作ごあいさつと・・・・ 井桁の回」
恐らく「ジーパン刑事 松田優作ごあいさつとサイン会 太陽にほえろ!100回」ではないかと推測。
優作さんの髪型が比較的短いので、時期的には散髪後#98・#99撮影時期から近いうちかと。
大黒屋の催事を可能な限り調べてみたのですが、見つからないんですよね。
土曜日の昼の開催ということなのですが、ひょっとしたら急に決まったのか?いや、それにしても太陽自体福島ロケというのがないので、この催しの為に優作さんは福島入り?
太陽という番組は意外とデパート催事への参加ってあったようなのですが、なかなか確証が見つからなかったんですよね。ただ、まさか優作さんも参加していたとは思いませんでした。テキサス辺りからかなぁ・・・と漠然と。


さて、9/29サンテレビ・太陽放送。
スコッチ刑事登場の#217。
殉職したテキサス刑事のかわって今回からスコッチ刑事・滝隆一が登場する。スコッチ刑事は万事英国風。三つ揃いのスーツをバリっと着こなし、スコッチを飲み、お茶のかわりに紅茶を飲むというキザな刑事。城北署から七曲署に配属。
三年前彼は、自分が犯人を一瞬ためらったばかりに、隣にいた先輩刑事を死なせてしまった。それ以来、彼は人が変わったようになり、拳銃乱用、命令違反、人権蹂躙と、免職寸前の札付き刑事になっていた。そんな滝を藤堂は立ち直らせようと七曲署に引き取ったという設定。
スコッチ刑事に扮する沖雅也は「太陽にほえろ!」の第十回放送「ハマッ子刑事の心意気」(ゲスト)として、「はぐれ刑事」(日本テレビ)で刑事役をやった事があり今回は3度目。(当時の資料より)

OP変更、BGM新曲投入なども見逃せない、いわば太陽新時代のスタートです。

滝「テキサス刑事を殺したのは誰でもない

・・・・あんた方ですよ。」

この時のゴリパンチはおそらく最上級メガトンゴリパンチだったと思う・・・・・


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

9/29(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第1話)
サンテレビ1(地上波)

第217話 51.09.10 スコッチ刑事登場!(スコッチ・ゴリさん)

 


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
      三上順
       勝野洋(バンクフィルム出演 ノンクレジット)

矢島明子/木村理恵

ゲスト:津田京子
  北條清嗣
  村上幹夫  伊藤健  佃文伍郎
  セキトラ・カーアクション

脚本 小川英 四十物光男

監督 竹林進

凄腕で人を寄せ付けない、滝隆一が一係に着任します。
テキサスの死を俄かには受け入れられない一係の面々、そんな時に女と突き飛ばした男が派出所に連行されたとの知らせが。
女は病院で、その男が突き飛ばしたかどうか定かではないことと、さらにその男は自分の恋人を追い回す刑事だと証言した。
その男は滝隆一、テキサスの後任としてボス自ら選び城北署から転勤してきた男だった。
ゴリさんは滝の面倒をみることになるが、滝に拳銃依存的な面を見て不安になる・・・・そして強盗事件が発生する。

VAPのキャラクター投票で1位に輝いた、太陽キャラとしては異色の「陰」の魅力を持つスコッチが初登場。
それまでの青春路線から太陽世界をひっくり返す的な発想で生まれたスコッチというキャラクターが番組自体にさらなる深みを与える切っ掛けになった話です。
本放送時も物議を醸したスコッチ登場でしたが、現代のファミ劇視聴の流れで同じように観るかたも少なからず居られるのではないかと思います。

テキサス殉職を以て太陽の大括り的な「第一期」が終了、スコッチ登場は「第二期」の突入というか、その繋ぎ的役割という感じでしょうか。その新しい風としてスコッチ(沖さん)が登場するわけですが、既に人気者になっていたオリジナルメンバーへのカンフル剤的な部分もあったと思います。物語的にも演者にも制作側にもある意味波風を立たせようとした意図はあったと思います。

そのスコッチの初登場#217は、確かにスコッチはヒール的に描かれているものの、全く心を閉ざしているわけではなく、熱い部分も持ち合わせ、かつボンはそのクールさを意に介していない感じで素直にコンビを組んだりしており、その辺りの見せ方の巧さがあります。
それにしても、クールな刑事は数多くいますが、スコッチのような様々な深みを持ったキャラクターは稀だと思います。
逆に言うと、スコッチが他の刑事番組に登場していると生かし切れなかったというか・・・。
太陽だからこそ生かされたキャラクターだったというのは登場編で判ると思います。

スコッチのキレのあるアクションも見ものですし、新OPもOPスタイルの確立、そしてサントラも「’76」の情緒的な曲群が加わって話を盛り上げます。

しかし沖さん、冒頭の新宿中央公園ロケのジャンプシーンで足を挫いておられたとか・・・・微塵も感じさせないアクションのキレです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!サンテレビ継続 スコッチ刑事登場!、向こう一週間の太陽放送2024.9.23-

2024-09-23 00:16:42 | 放送予定

急に気温が下がり、下がり過ぎじゃね・・・と感じるけぶでございます<(_ _)>
熱い温泉に入りたい・・・・って、北海道は先週急に気温がさがりましたね・・・。

▼夜明けの刑事
いやぁ・・・「セミレギュ降板 栄」がありながらも、「花の応援団 大河」の再現度よ・・・・。
そして「アフロな死体」・・・・。カオスなことになってきて、「なんどめだ」は定番、「凶悪犯が好きなのか仁」なども。坂上忍さんはピンクレ、そして「猫神家」。浅井企画だろうか、TBSなのだろうか、芸能界への顔が広すぎる(^_^;)。オリジナルキャストも出演しているし、ちょっと驚きました。
いやほんと、この番組じゃないと実現しなかったんじゃないかと。


=サンテレビ放送(後)記=

決まりましたね、スコッチ登場!

ドラマ 太陽にほえろ!(第1話)
スコッチ刑事登場!◇石原裕次郎主演!!昭和の名作を一挙放送!!豪華俳優陣が“愛”と“友情”をテーマに、男の心意気・人間性を描く!!
9月29日 日曜 11:00 -11:55 サンテレビ1

恐らく、サンテレビ視聴地域でスコッチ編の放送はCSを除くと、前回のサンテレビ放送以来じゃないかと思います。

実はスコッチは太陽へのアンチテーゼでもあり、太陽らしい存在でもあり。当初は「ヘソ曲がり署」だからスコッチみたいな反抗刑事が居ても全く問題がない。しかしながら、テキサス登場から青春ドラマ方向に舵を調整して、いつの間にか優等生的な部分が前面に押し出されていた時期に、ちょっと青春ドラマの力が弱ってきた時期に製作側が継続に危機感を憶えて、当初想定していた若者層中心の視聴からテキサス編より全体層へアプローチするのに成功、ただ、前年の「Gメン’75」やその年のミステリーブーム等でのアダルト層にもっと番組人気を差し込む為の作戦的投入だったと思います。
だからこそのテキサス殉職からの反抗刑事・滝の登場だったと思うわけで、ここで巧みなのは、テキサスの死は確かにテキサス自身の焦りからきた部分がありながらも、それまでのメディアミックス的な部分も含め、藤堂チームもそうですが、視聴者へも、テキサスを死なせた責任を「共有」させたところがあって、それがスコッチがゴリさんへ放つセリフでドキリとするわけです。
・・・・なので「あの」ゴリパンチは、テキサスを侮辱するな!という意味と、実は正論を云っているスコッチにお前に何がわかるか!という意味、もあったりするわけですが、ボスが一番その罪を背負っていて、その贖罪の一貫としての滝を選択するという意味合いも・・・・。

=向こう一週間のメ~テレ太陽放送=

さて、9/23の週のメ〜テレ太陽放送。
1975年最後の#180、1976年三箇日放送の#181。
#179、#180は山さんとテキサスの生活的転機が描かれ、#182はボス主演のサスペンスアクション篇、#183は大滝秀治さんを迎えます。
※URLは幣ブログの該当話がサンテレビで放送された時の記事です。

太陽にほえろ!ボン刑事編 #12
「#179 親と子の條件」
山さんの父性、戸惑い、人生を変えるある決意と事件
9月23日 月曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/f3b2ad979ec779fc0abd31b089af0ed7

太陽にほえろ!ボン刑事編 #13
「#180 訣別」
テキサスが断腸の思いで「訣別」
9月24日 火曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/dbe96c4c9c8bbd3afec061bda552e83c

太陽にほえろ!ボン刑事編 #14
「#181 壁」
人道を外した巨悪相手にごり押しゴリさんが立ち向かう
9月25日 水曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/02378f0f6521c987cdf28b6ed15a164c

太陽にほえろ!ボン刑事編 #15
「#182 ボディガード」
ある婦人警官への疑惑!?ボスの非情かつ暖かい采配
9月26日 木曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/af12099dbacbfc5dd8970e848cab6fd9

太陽にほえろ!ボン刑事編 #16
「#183 金庫破り」
金庫破りの名人の悲劇 山さんの刑事+友人としての寄り添い方
9月27日 金曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/03661dc3d56c7ad934c4948fbdcf023a


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マヨウ サラダ

2024-09-21 13:41:58 | 当直室日記

旅サラダにて、良純さんご発言の「太陽最終回は神戸ロケ」というのがスポーツ誌ネット記事でかなり拡散されているので、とりあえず小職が判る範囲で各位の見解をメモっておきます(^_^;)

*一般、ネット記事、太陽の最後の方の認識があまりない人 ⇒ 良純さん、そうだったんですか!?
*知っている人 ⇒ 最終回はボスのアドリブだ(#718)
*もっと知っている人⇒ 神戸ロケはPART2の#11でPART2の最終回でもないぞ。
*もっとも知っている人 ⇒ なんとなく薄々は気付いていたが、やはりそうだったか。

*太陽中毒 ⇒トシさんが散髪しているので、髪型が戻るPART2最終回や東京パートは神戸ロケ前の撮影→スポンサーのアシックス本社のバックアップが絶大だと思うぞ→ロケが他地方ロケ作品に比べ余り凝っていない→多分打ち上げ会の余裕を作ったんじゃないか、そうに違いない→やっぱりそうだったのね。

*演者・スタッフ ⇒ 裕次郎さんと渡さんが降板したなぁ(#718)俺たちはまだまだの撮影があるよなぁ→奈良岡さん、下川さん、お疲れ様でした(PART2最終回)→さて、神戸で太陽の打ち上げ(クランクアップ)だ!(PART2#11)

ネット記事ってその通り書いてしまうのでね・・・裏付けが取れていない場合があるのですが、今回の場合は立場によって「太陽最終回」の見解が違うし、特に演者さんは放送順に撮影しているわけではないので、現場的太陽撮影のクランクアップが「最終回」という認識はいわば自然な事というのが小職の考え方です。ということで、良純さんもある意味正しい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラスマエ サラダ

2024-09-21 09:38:38 | 当直室日記

『朝だ!生です旅サラダ』
本日9月21日ゲストは良純さん。
太陽打ち上げの地、神戸を訪れる。

良純さんの記憶はハッキリしているが、神田さんは忘れているのは・・・
お約束です(^_^;)
メインテーマのジャズピアノもなかなか心憎い。
前回が郁恵さんで今回は良純さんという、なんとも太陽繋がり的な流れが心憎い。

件の打ち上げ、PART2の神戸ロケなんで、正確に言えば最終回じゃないのですが、演者のみなさんからすると、打ち上げをした神戸=太陽の最後 であったのだと思います。(最終回は神戸ロケ前の撮影)

当時、遠方出張ロケは前後篇か2本撮りがセオリーでしたが、全体スケジュールがタイトで、話自体は泉ちゃんが撃たれて瀕死の状態でブル暴走というハードな題材ながら、話の筋立てはシンプルにして、そこに神戸を入れ込んだ感じだったので、主役のブルース以外は結構ニュートラルな感じだったんですよね。なのでサッと撮ってさっと打ち上げ会・・・という流れだったものと思います。

神田さんラストサラダはグアムのようなので、収録は済んでいるようなので、
実質ナマサラダは本日放送分で終わり?

グアムで録音された、メインテーマ'79が流れることを期待しながら・・・(^_^;)

お見逃しの方はこちらへ (TVer 更新は14時以後のようです。) https://tver.jp/series/sra7pozkd2


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1976年の9月ごろ

2024-09-19 06:49:09 | 当直室日記

テキサスが逝ってしまって、スコッチが登場した頃、要は1976年9月あたりの刑事ドラマ事情。
太陽が作り出して、『非情のライセンス』や『夜明けの刑事』等が盛り立てて、『Gメン’75』が更なる起爆剤となってどんどん盛り上がっていた頃・・・・。
実はこの時期は余り有難くはないのですが、ある意味ちょっとした殉職ブームの年。この年は、正月からGmen関屋警部補、3月に『非情のライセンス』の江沢刑事が殉職、そして『大非常線』の高山が殉職、特に関屋警部補の殉職はかなりのインパクトがあったと思います。実際、小職が自我が芽生えて初めての殉職だったかと思いますので、強烈に頭に焼き付いています。
何しろ毎週土曜日はこの時点でも小職としては遅くまで起きていることができるお祭り日で、ダービー⇒全員集合⇒Gmenというのが、ある意味デフォルトな土曜日となっていましたので、Gmenの主役である関屋警部補があっさり殺されてしまったことはショックでしたね・・・。

更なる新番組投入がちょっと落ちついた感じがあった中で、太陽が200回あたり(5月ごろ)からのテキサス殉職へのある意味動線づくりというか煽りが他番組へも殉職編含め、番組の転機的なものに影響した感じがします。

話戻して1976年9月頃と言えば、『大都会 闘いの日々』でクロさんがムンクのママを見送った→終了の8月3日、『夜明けの刑事』の相馬課長が退職したのが8月25日、『特別機動捜査隊』で流しに化けた水木刑事がボコられた9月1日<違、『非情のライセンス』坂井刑事が殉職したのが9月2日、テキサスは死なず!が9月3日。スコッチ登場が9月10日、『非情のライセンス』右田刑事殉職が9月16日、『非情のライセンス』で右田と坂井の宣材写真を眺めながら黄昏る会田を描いたのが9月23日、『夜明けの刑事』新体制が9月29日、太陽のジュンの復讐が10月1日。

小職としては、初めてリアルタイムで観た『非情のライセンス』が9月2日・・・再放送で観ていて好きだったんですよね、坂井さん。結構ショックを受けた記憶があって、その次の日がテキサス・・・こちらもショックで断片的記憶しか残っていません。

うん・・・・集中し過ぎ。(毎月のようにどこかの番組で殉職編があった1980年も似たようなものではありましたが・・・。)
それともう一つは退職でも殉職でも、まるで番組出演にケリをつける(これはテキサスも含めてなのですが・・・)前提にみえる降板劇なんですよね。
日の出署の相馬課長は完全に退路を断たれるように自分で仕向けた感じだし、坂井さんはどちらかと言えばジーパン殉職系かもしれませんが、テキサスは弁慶の立往生、特に右田刑事は完全に死にに行った感じだし・・・というか、これこそ何発被弾してるんだ・・・というか会田のリボルバーは14連発か?という突っ込みは置いておき、特捜部って意外と話題に上らないんですよね・・・・と言いながら、恐らく刑事ドラマ好きな方(全てを観た方は少なくとも小学生以上かと思いますが)にはかなりキツイ時期でもあったわけで・・・。
(ライセンスの特捜部は第二シリーズの2年半で5人殉職・・・)

太陽の殉職編はテキサスの焦り殉職に対しての反省だったのかこの後、誰かを助けるためや何かを守るため、余命いくばくもないなど本当にやむを得ない場合や本筋にクライマックスを迎えた後や事故など不意を突く展開という方向性が強くなっていきましたが、他番組では「死にに行く」展開というのが残っていくわけで、これはファンとしては辛いことではありましたね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!サンテレビ継続、向こう一週間の太陽放送2024.9.16-

2024-09-15 17:59:37 | 放送予定

とろりとろけけぶでございます<(_ _)>
遠くへ行きたい。。。。

▼夜明けの刑事
相馬課長辞職編、ストイックすぎる・・・・他作品であれば、とりあえず関係各所への地ならしを行って、刑事生命を保つところが、真っ正直に正面ぶつかって去って行った相馬課長の心意気というのが、不器用だけれども意地らしい・・・・そして「ツトム君」。斉藤こず恵さんの堂々とした演技(運転?)と、既に長一郎さんと並びクレジットされる坂上忍氏。「なんどめだ征」より先クレ!
ところでセレステ。太陽#255等で登場した個体かと思いきや違ってました(^_^;)
というわけで、太陽#216、日の出署ツトム君、特捜隊・新宿海峡が一台のHDDに入っている俺はいったいどうすればいいんだ!?<何?

=サンテレビ放送(後)記=

テキサスは死なず・・・・。

ある方が、マカロニ・ジーパンは「個人」として死んでいったが、テキサスは「刑事」として死んでいったと。
マカロニ・ジーパンは「不意」の死というのもあるけれども、「個人」として死んでいった刑事は少ないと思いきや、テキサスから「個人と刑事の混同」が始まった感じがします。
言い換えれば、テキサスからは、「藤堂一家の一人として」「自分の信念のために」死んでいったメンバーが多かったと言ったら良いでしょうか。
テキサスの場合は冷静に考えれば、応援を待って対処すれば最悪の事態を招くことは無かったんですよね。密造拳銃が出荷されても、車両ナンバーは押さえられているので拳銃が出回る前に手配できる可能性の方が高いわけですから。
ただ、あの場のテキサスとしては、「自分の目の前で何の罪も関係もない一般市民が射殺された」こと「本庁への栄転が迫っていた」こと「藤堂チームから離れなければならない」こと、「どうしても拳銃密造組織を自分たちの手で潰したい」という思いが、本来のせっかちな性格と相まって焦りが勝ってしまったところは大いにあったし、やっぱり様々な恩人である藤堂チームへの恩返しをしたいという部分もあったんだと思います。だからこそ不憫でならない殉職編なんですよね。

やっぱり4年の放送年月というのは大きかったようですね。泣かれた方も多かったようです。
太陽でこれを令和の時代に味わえるのは、なによりサンテレビのおかげですね。辛くはあるのですが・・・。

次週はお休み、9月29日の次回は恐らく#217。
(太陽の場合はいきなり時代が飛ぶ再放送もあるので、慎重を期します<(_ _)>)

反抗刑事・スコッチ刑事登場!
テキサスが逝った藤堂チームに、独断・独走・命令無視・拳銃濫用で免職寸前の滝刑事が転属、ことごとく藤堂チームのやりかたに反抗し、テキサスを殺した責任は藤堂チームにあると言い放つ。しかし彼は絶大な精神的トラウマを抱えていたのだ・・・・。

既にスター俳優であった沖雅也さんのスコッチが初登場。
沖さんが精魂込めてスコッチ役に挑みます。
内外的に最盛期を迎えた感じの『太陽にほえろ!』という番組にさらなる番組飛躍を狙ったカンフルではあるものの、ファンにとってはきつい展開ではあり、スコッチ登場当初はどちらかというと拒否反応が多かったようですし、さらに一部の批評家からは太陽メンバーに今まで居なかった「ガチガチの人物設定」にも劇画的だと言われたり・・・・とはいえ、テキサスとは違った滝の成長(回復)は表立ったもの以外にも感動的で、主演編以外でのちょっとした行動も気になる存在になっていきます。


=向こう一週間のメ~テレ太陽放送=

さて、9/16の週のメ〜テレ太陽放送。
ボンの初動活躍も落ち着いて、各メンバーの活躍へシフト。
若者集団の危険さと危うさを描く2作、当時時効を迎えた3億円事件への太陽解釈編、殿下の殺人容疑など目白押し。

※URLは幣ブログの該当話がサンテレビで放送された時の記事です。

太陽にほえろ!ボン刑事編 #7
「#174 星の神話」
天体観測がいきがいの少年が犯人を目撃・・・テキサスの寄り添い捜査。
9月16日 月曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/5d9819623df9492269033db9c33a3fdd

太陽にほえろ!ボン刑事編 #8
「#175 偶像」
あるラグビーチームで起きる殺人と不協和音、ボンがチームに潜入。
9月17日 火曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/9dec8c44da0ac36309ce37bae6102ae3

太陽にほえろ!ボン刑事編 #9
「#176 狼の街」
チンピラ予備軍が暴力団幹部を刺す!その裏に何が・・・ゴリさんの奔走。
9月18日 水曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/e927e0ec40437a54a38925d659a8b544

太陽にほえろ!ボン刑事編 #10
「#177 海に消えたか三億円」
或る殺人事件に三億円事件の影、テキサスの恩人が・・・・。
9月19日 木曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/90fe485582736f72d0d3cc7146ae12fa

太陽にほえろ!ボン刑事編 #11
「#178 リスと刑事」
麻薬密売グループの非情さに激怒する殿下が殺人指名手配に!
9月20日 金曜 4:00 -4:55 メ〜テレ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/7d831abc75e793f257fe35569ebe8b99


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑記+サンテレビ太陽放送9/15=テキサスは死なず!・・・燃え尽きる27歳の生命。

2024-09-14 06:45:05 | 放送予定

Yoakeno Keijiと十字架を口ずさみながら、引き続き社畜が止まらないけぶでございます<(_ _)>
やっぱ病んでるなぁ。。。。

▼『夜明けの刑事』
あっという間の新人刑事登場、その前から二郎さん刑事の扮装捜査が定番化、パトランプの脱着化(1976年5月から)・・・・って認識なかったなぁ・・・早いですね。
とは言いながらも、どうやら城西署から借用した130セドリックも登場(まだ固定式パトランプ)。なかなか安定しない捜査車両な日の出署。
豊さんの降板については、予定よりも早まった感じを受けますね。撮影時期を考えると、3月降板に合わせたものかと思いますが、バタバタ感は多少感じながらも、しっかり長門さんをゲストに迎えたある意味豪華版ですから。
余り例を知らない「休職」ですから、多分復帰させることを前提とした設定だったんでしょうけど、(1976年春は『男たちの旅路』含めると3本掛け持ち!)復帰叶わず・・・。
相馬課長も降板か・・・石立さんのスケジュール的には掛け持ちの限界・・・とは言えども、恐らくTBS側は続けたかった、石立さん側は辞めたかった(10月より新たに2作品掛け持ち)というところじゃないかと。
ドラマは長期になると、当然サブの方が主役級・人気俳優だとなかなか持ちませんよね・・・二郎さん刑事が主役というのが前面に押し出されていると尚更なんですよね。
これは太陽にも言えることですが。
そういえば、「何度目だ仁」「何度目だ長一郎」「何度目だ大門」「何度目だ蓮司」「何度目だ恵子」「章・栄・廉はセミレギュ」。。。。


▼ディアゴ
特命課初号、届きました。
これは綺麗な画像だ・・・・落としのピンさんの頭頂部の頭髪もくっきり、陽さんのニキビもくっきり(^_^;)。本来の特命(神代)紹介話の3話が久々に観られて満足。
余生の楽しみとします。
ただ、フルの創刊CM?を観ると、怪しげなマスタリングのものがあり(初リマスタ)・・・さて、どうなることでしょうか。

そういえば、マカロニマカ男氏によると、西部署もアシェットから創刊されるとか。
そして太陽・・・・10年で完結してもしなくても、出たら買います(^_^;)
・・・やっぱり完全収録ですかね・・・「売り」とするならば。
ただ、東宝、井上バンド系・・・もうそろそろ動いてほしいよなぁと。
そうでもしないと、リアル視聴若手の小職だって後何年生きられるだろうか・・・(^_^;)


さて、9/15サンテレビ・太陽放送。
燃え尽きる27歳の命・・・・#216。
本庁転勤が決定したテキサスの目前で起きる拳銃乱射事件。
その拳銃は照準もまともに定まらない粗悪な改造拳銃で、乱射犯は売人の居所を白状するが、売人は瀕死の状態で発見される。
売人は狙われ、ボンが負傷する。
自分の目の前で何人もの人が殺されたのが頭に強烈に残って、本庁行きを延ばすようにボスに頼むものの叶わず焦るテキサス。
売人には拳銃密造技術もあったようで、かつて勤務していた鉄工所の社長が怪しいと睨んだテキサスは彼をマークするが・・・・。

本庁行き、目の前で何人も善良な市民が射殺されたのを目撃、粗悪な改造拳銃の流通を阻止する事。
テキサスはその全てを背負った形で、拳銃密売取引現場の渦中に飛び込む!!

テキサスのテキサスらしい最期はあまりにも悲しい・・・。
今は無きニールセンでは42.5%で、(ビデオリサーチでは37%)太陽最高視聴率とされている伝説の殉職編です。

ゲストは太陽初登場の鹿内さんですが、あくまでも組織の一人なので目立ちません。「テキサスを殺したやつ」は御影伸介氏。
高城さんはテキサス初登場時の同僚巡査以来のご出演で意外ながら本作が太陽最終出演。
そして、K&U諸氏がテキサス卒業に華を添えます。


山村「お前一人本庁に行くからってそんなこと気にするなよ。同じ東京で同じデカだ。会いたきゃ、いつだって会えるじゃないか。」


【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

9/15(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第48話)
サンテレビ1(地上波)

第216話 51.09.03 テキサスは死なず! (テキサス)

 

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
        田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:鹿内孝
 高城淳一 木村豊幸
 御影伸介 新海丈夫 中嶋秀生 宮本曠二朗 吉田柳児
 戸塚孝 吉中正一 森岡隆見 萩原紀 大竹義夫
 近松敏夫 小林文隆 菊間将雄 尾崎順子 高橋理恵 影山エミ
 セキトラ・カーアクション

脚本 小川英 中村勝行

監督 竹林進


テキサスの本庁への栄転が一週間後に迫った頃、管内を歩いていたテキサスは拳銃乱射事件に遭遇する。
拳銃を抜いたテキサスであったが、歩行者が多いために応戦できない・・・・そのうち一人、また一人と通行人が撃たれ、取り乱した犯人は雀荘に立てこもる。
駆けつける一係、テキサスは雀荘に猛進しようとするが、山さんはそれを制止し犯人の様子を見ながら、生け捕りにした。    
拳銃はルガーを模したもので、破壊力は絶大だが、照準が狂っており、人を撃ち殺すつもりが無くても人を確実に殺してしまうという危険なものだった。
乱射犯から売人・中島の存在が明らかになったが、テキサスたちが駆けつけると中島は自室で瀕死の状態で発見される。
中島は売人でもあるが、旋盤の技術もあり、密造をしていた可能性も出てきた。
そしてガードしていたボンが刺客に遭遇し負傷してしまう。
本庁転勤を目前にしたテキサスは、自らの目の前で何人もの人間が殺されたこの事件を解決しないとならないという使命感に燃えていたが、ボスに本庁行きについては予定通りで先延ばしできないことを釘刺される。
中島の病室に彼が以前勤めていた鉄工所の村木社長が訪ねてきたが、その様子に何かを感じたテキサスは、村木をマークする。
鉄工所の様子がおかしい・・・そして早朝に鉄工所から出ていくトラックを単独で尾行するテキサス・・・。

優等生になっていたテキサスが、本来のせっかちな面が出てしまった・・・・と言ったら彼にはかわいそうなのですが、目の前で人が殺され、そして自分は藤堂一家から離れなければならないという十字架を背負ってしまった為に居てもたってもいられず拳銃取引現場の「渦中」に単身飛び込んでしまう・・・。

2年間活躍した、テキサスの悲しい最期。
本庁栄転が決まったのにもかかわらず、七曲署を離れたがらないテキサスの愛おしさを描きながら、反面事件は何処に着弾するかもわからない粗悪な密造拳銃乱売摘発。
どうしようもない展開の渦に巻き込まれるテキサスの悲劇は、正直あまりにも不憫でなりません。

私のようなチェーン太陽中毒人間には、本放送時にはメンバーの交代というのはあまり有難くない出来事だったりしていました。明らかに去っていくメンバーの方に馴染みがあるわけですから。

太陽の場合は、当初は半ば事故的なアイデアで主役の死=殉職という方式を加えながら、視聴者を飽きさせないが為と俳優さんの事情で、年に1回は新陳代謝を繰り返していたため、私個人は「飽きる」というのは太陽に関して感じたことが無かったというのがあります。なので、どちらかというと保守的な考え方で新しいメンバーを迎えてきたような感覚です。
簡単に言ってしまうと、新メンバーへの期待よりも不安の方が大きかったような・・・テキサスからスコッチの交代劇については、前にも書きましたが、個人的に物心がついて最初に遭遇したものなので、想い入れも客観的ながら強い出来事になっています。特にテキサスという人物については、「死」というキーワードとは程遠い健康優良キャラ。
そのキャラクターだからこそ、「弁慶の仁王立ち」になってしまったわけですが・・・。
それが強烈に頭にこびりついており、スコッチも死ななかったことから、もう殉職はないか?と思ったものですが・・・。
今は無きニールセンでは42.5%で、(ビデオリサーチでは37%)太陽最高視聴率とされている伝説の殉職編なので、1年前の延命も引き摺って、この時も延命嘆願が多数局に送られたようですし、相当話題にもなっていたようです。

メモとしては、本作より定番となるサブタイトルブリッジ曲(メインテーマアレンジ)が使用開始されます。

壮絶なテキサス最期の戦い、そして本当の別れ・・・・
しっかり目撃して、スコッチ登場を観ると、相当「違う」と思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向こう一週間の太陽放送2024.9.9-

2024-09-08 23:09:55 | 放送予定

とろけけぶでございます<(_ _)>
たっぷり休みたいっす。


=サンテレビ放送(後)記=

サンテレビ太陽放送は「終」マークがないので、スコッチ登場と相成るようです。
いやぁ・・・・継続ですよ。
テキサス殉職がある意味再放送のいくつかの壁の一つで、地上波デジタル化ではチバテレビのみ。やはりアナログ時代に最終回まで放送実績があるところは違います。

七曲署一係 その一日。
メンバー全員、結構ノリノリだし、平穏だけど事件は起き、テキサス栄転というビックニュースを交えて、複雑な思いを巡らせる藤堂チームの機微が絶妙な話ですし、いや、本当にこの感じが永遠に続いていったらなぁ・・・とも思わせるところもあり・・・って、結構200回記念はキツい展開が続いたりしていたので、一つの落ち着きどころでもあったり。
実は本作って、マカロニ編初期を髣髴とさせる穏やかさと派手さがあって、スタートからの太陽の総決算としての仕上げ的部分に意識的にこういう作品を投入しているというところもあるかもしれません。
ただなぁ・・・・当時の太陽はそれを許さなかった。
だからこその#215であり、それからの#216でもあり。
わかるかなぁ・・・・わかんねぇだろうなぁ・・・

9月15日の次回#216。


3日金曜日


 キ
  サ
   ス
     は
      死
       な
        ず
         !

・・・・あっという間の時間です・・・・
シーンカットも多いですが、それが逆にあっという間感を増幅させます。

・・・・予告編なしで観るのは逆にきついかもしれませんね。


=向こう一週間のメ~テレ太陽放送=

さて、9/9の週のメ〜テレ太陽放送。
めでたく本人の希望が通り藤堂チームに転勤となった田口良。
持前の素直さを発揮しながらも思いっきり壁にぶちあたり、迷い、傷つく「ボン誕生期」
並行して、殿下・山さん・ゴリさんも難しい局面を迎える事件が。

※URLは幣ブログの該当話がサンテレビで放送された時の記事です。

太陽にほえろ!ボン刑事編 #2
「#169 グローブをはめろ!」
人を殺めてしまったボクサーに同情するボンにゴリさんの刑事としての教え。
9月9日 月曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #3
「#170 再出発」
更生した若者の再出発にある陰り・・・・殿下の刑事として、「島」としての行動。
9月10日 火曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #4
「#171 暴走」
誘拐事件捜査の常道を破った山さん、その真意とは!?
9月11日 水曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #5
「#172 俺たちの仲間」
逃がしや組織に迫る一係、ボンが焦りの潜入捜査で・・・・。
9月12日 木曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #6
「#173 一発で射殺せよ!」
ゴリさんが射撃特殊班へ転勤!?籠城事件で射殺命令が!
9月13日 金曜 4:00 -4:55 メ〜テレ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンテレビ太陽放送9/8 七曲署捜査一係の、ある「濃い」一日

2024-09-07 07:36:35 | 放送予定

社畜疲れけぶでございます<(_ _)>
眠いですね。。。。

▼祝!メ~テレ太陽、ボン登場後継続
始まりましたね・・・。
やっぱりテキサスがこの時点で殉職すると思われていた方が居られたようです。
逆に、そういう新鮮な観かたが羨ましい。。。。

▼『夜明けの刑事』
あっという間に豊さん降板ですね・・・半年間のご出演ですが、それにしても日の出署の負傷率が高い。所轄の刑事課長としては破天荒過ぎる相馬課長(警視という設定)、効果音、130セドリックスタンダード(レギュラー車は任務終了でボコボコに(^_^;))など、どうしても大都会PARTⅡからの石原プロの流れを想い出す。。。
太陽が刑事ドラマブームを起爆されたとすれば、日の出署はTBSドラマらしい多角さを発展させてバラエティ化させた起源だったのかもしれません。
それにしても、「何度目だ康江」「何度目だ彬」等が多すぎるけど、これはご愛敬ですね。
しかし・・・・進藤英太郎さんを中条静夫さんと見間違えるとは・・・疲れているなぁ。。

▼ディアゴ
特命課定期購読、発送したとのこと。
今現在は地域限定となっているようですが、なんとか滑り込みで<(_ _)>
小職の大好物の陽さんを堪能します。。。。
(藤岡さんと西田さんの共演って、これからないのかなぁ・・・)

▼ダルマセリカ
本来のコンセプトとは違いますが、末期発売で太陽にも登場した5マイルバンパーオプション装着のLBは好きですね・・・なんというかオシャレな感じで。
小職としては、未来形基準の初期ワンテールは結構怖い存在で、北海道ではブルーメタは結構走っていたのですが、何しろ乗っている諸兄がやんちゃ印だったので(^_^;)
セリカのほか、カローラ・スプリンター・コロナ、5マイルバンパーは憧れましたね・・・・厳つさは半端ないですが。

さて、9/8サンテレビ・太陽放送。
珍しく緩やかに流れる夏の日、様々な思いが交差し、それでも裏では凶悪な事件が進行していた・・・#215。
宿直明けのテキサスは、女子大生と海水浴に行く為署を出るものの、事件に遭遇して署を出入りしているうちに女の子に振られてしまう・・・。
良子の結納を控えた長さんはあれよこれよと思いが回り、気が気ではない。
その上、管内には凶悪な強盗放火犯まで潜伏しているという知らせが・・・。
さらに、テキサスの本庁行きの内示が出て・・・。
事件よりは、藤堂チームの近況、久しぶりのテキサス乱闘、殿下の質屋(^_^;)など、見どころがかなりある作品です。
「事件らしい事件のない七曲署の一日を描いた」と枕に紹介されることの多い本作ですが、しっかり事件は発生しています(^_^;)


石塚「もちろん大賛成だって言いました!テキサスなら誰にも負けませんって・・・・しかしぃ・・寂しくなりますね、あいつが居なくなると。」

【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

9/8(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第47話)
サンテレビ1(地上波)

第215話 51.08.27 七曲署一係・その一日 (テキサス・長さん・チーム)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
        田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵
野崎康江/西朱美 野崎良子/井岡文世

ゲスト:中条静夫
 山下勝也 青木和子 藤江リカ 田中筆子
 日野麗子 関悦子
 桐原弓子 小島孝夫 信沢三恵子(テキサスのガールフレンド。声のみの出演) 野沢有紀

脚本 小川英 井筒弥生

監督 山本迪夫

夏の日。
テキサスは宿直明けで女子大生と海水浴に行く約束をしており、そそくさと署を後にする。
そんな一係部屋には保険セールスの女性がボンを狙っていたり、長さんは良子の結納の事で色々と頭を巡らしている。
ただ、テキサスが本庁栄転の候補に挙げられたのが、事件であった。
いつもより緩やかな空気が流れる一係に、管内に全国にわたり凶悪な強盗放火殺人を繰り返す空手の使い手・根岸が潜伏しているという情報が入り、捜査を開始する。
一方テキサスは、ひったくりを捕まえたり、山さんの赤ちゃんが急病の為に付き添ったりで、すっかり海水浴に行きそびれ女子大生に振られてしまう。
質屋巡りで殿下が潜入したり、ターゲットになりそうな店等に片っ端から電話を掛けるゴリさんが逆にいたずら電話を受けたり・・・。
やがて、その様々な「接点」が結ばれていく・・・。

殉職編直前の緩やかな話の中で、各メンバーの状況、サスペンス、テキサス最後の格闘も盛り込んだバラエティに富んだ内容になっています。中条静夫さんの質屋店主もかなりいい味を出しています。
野崎家からは、康江と花嫁修業中の良子が登場。

そして、テキサスの本庁栄転が本決まりに・・・。

太陽の特徴である、緊張感・緩さ・ほろ苦さが盛りだくさんな特別篇、野崎家結納始末、テキサスの本庁栄転も重なって、(テキサスと女の子のやり取りは昔も今もちょっと違和感がありますが(^_^;))すごく贅沢なつくりになっています。中条さんのアベ質店店主の「中条さんらしさ」もツボですし。
こういう作品があるから、次回の悲劇が本当に悲劇にみえます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする