向う一週間の太陽放送です。
ファミ劇は通常放送、純情一直線ボギーと現実的なドックとの対比が楽しい#567、トシさん第二の影法師的存在が登場、刑事として父親として葛藤する#568を放送。
地上波では、テレ玉・とちぎテレビがお休み。
チバテレは長さんの「師匠」が刑事を辞めた今・・・現実と将来の自分と師匠への長さんの思いとが交差する#262を放送。
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編
第567話 58.08.19 純情よ、どこへゆく (ドック・ボギー)竹井みどり 辻萬長 森下哲夫
深夜、倉田と名乗る男から自分の会社の専務が社長を殺しそうなので止めてほしいとドックとボギーが居た一係に連絡が入る。
社長宅に向かったものの、社長は既に射殺されていた。
その会社は竜神会系の金融会社で、殺された社長も容疑者の前科二犯の田沼専務も竜神会の息がかかっていたが、通報した倉田経理部長は「カタギ」であるという。
倉田によると、田沼は銀行OL・夏子に惚れていて、その夏子のことで社長を殺害したという。
ドックが夏子の行方を突き止め、急行したものの夏子は自殺をはかろうとしていた。
夏子の証言によると、事実田沼と彼女は付き合っており、社長が夏子を騙した挙句に強姦、その事実に怒り狂っての犯行だった。
さらに田沼は夏子に対し純情を貫き、1年間の間に指一本触れたことが無いという。
夏子の証言には嘘はないようだが、ドックは良家の生まれの夏子が本当に田沼に惚れていたのかが疑問に残った。
一方ボギーは、その田沼の純情路線に感動してしまうが・・・・。
現実的で冷静なドックと、純情一直線のボギー、久々に二人で主役をはります。
ただし、事件の方向性としてはドックペースになるのですが(^_^;)
純情が果たして本当なのかウソなのか、純情ヤクザと何度も自殺を図ろうとする良家の娘、自分は暴力団ではないという関連会社の経理部長、そこに竜神会が絡んでいきます・・・・というか、そういうシーンで今回はアクションが結構あったりします。
第568話 58.09.02 悲しい汗 (トシさん)高橋長英 高林由紀子 中村竜三郎
トシさんはツッパリ少年少女の喧嘩騒ぎを納めていた時、見物人の中に学生時代の親友である関戸の姿を見つけた。
お互いにツッパリの彼らと同じ年代の娘を持つ者として、その難しさを話し合い別れた。
というのも、トシさんは最近、娘の由利と殆ど会話をしていないどころが避けられているようで気になって仕方なかった。
そんな時、企業を強請って金をせしめていたルポライター・横山が宿泊中のホテルで刺殺された。
一係は、犯人はまず横山に金を払っていた企業であると見てリストアップを行うと、その中に関戸が総務課長で在籍している商事会社もあった。
関戸の役割上、横山の関わりも考えられる為、早速トシさんは関戸の自宅を訪れたが、妻の重子は関戸は急に名古屋へ出張したという事だった。
その話の最中、娘の信子はトシさんに対して激しい敵意を見せた。
トシさんが一係に戻ると名古屋の関戸から電話がかかってきて、証言により一応アリバイは成立した。
そんな時ドックは、街で身分不相応の金を所持した少女を補導、その金の出所が関戸だった・・・。
トシさん主演作の主軸として、「知人が事件に巻き込まれる」「自分の家庭」「子供の事」というものがあり、今回はその3つとも関連しており、まさに「悲しい汗」的なストーリーになっています。
また、トシさんの旧友である関戸に高橋長英氏を迎え、#543の竜崎氏と同じく文学座15期生という立場的にトシさんの「影法師」的な役割を担っています。トシさんと関戸のそれぞれの家庭と娘、そして娘に対しての親父の考え方、その辺りがトシさん編では傾向的に結構リアルに描かれていきます。
今回はトシさんの娘・由利に初めてスポットが当たるところも押さえておくポイントかもしれません。
9/2(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#565 正義に拳銃を向けた男
ファミリー劇場HD(CS)
9/2(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#566 あいつが・・・
ファミリー劇場HD(CS)
9/2(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#567 純情よ、どこへゆく
ファミリー劇場HD(CS)
9/2(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#568 悲しい汗
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス編
残念ながらお休みです。
▼チバテレ・ボン&ロッキー編
第262話 52.07.29 誇り高き刑事 (長さん)下元勉 織本順吉 柿沼真二
ボンと呑み歩いていた長さんは、それを切り上げて帰路についたとき、求人広告の前で佇む初老の男性に目が釘付けになった。
その人物は長さんが北署時代に刑事のイロハを教わった谷で間違いなかった。
しかし谷は姿を消してしまう。
翌日、長さんは古巣の北署に赴くと、谷は定年前に刑事を辞めてしまっており、スナックを開業したものの上手くいかず、その後の消息は判らないという。
一方その頃、スーパーRexで賊が入り大量の時計「のみ」が盗難にあった。
現場検証をする一係だったが、侵入経路などを的確に当てる警備室長の谷がいたが、山さんはその谷に何かを感じる。
犯人については、その手口から盗犯25号の犯行ではないかと推測できた。
一係部屋で事件の話をしているところに長さんが戻り、長さんの恩師の谷と警備室長が同一人物であることが判る。
長さんは谷のもとに向かうものの、谷は証言した以上のことを長さんに話さない。
谷の部下に話を聞いたところ、最近はボヤ騒ぎなどがあり谷の立場が危うくなっているという。
長さんは谷を呑みに誘うが、やっと刑事を辞めた理由を長さんに明かした・・・それは「老い」だった・・・。
長さんの刑事のイロハ(現場百回)を教えた元刑事・谷の登場。
現場刑事は老いてもできるのか・・・という部分が、鬼刑事だった谷と長さんのスタンスの違い「平凡か非凡か」というとことに焦点が当たりながら、長さんの必死かつ温かい叱咤で老いを受け入れ自信を回復していく谷を描きます。
さすが弟子と師匠、2人の行動は自分自身への考え方の違い以外は結構似ていたりします。
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
残念ながらお休みです。
9/2(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第252話 #262 誇り高き刑事