「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

馴染みのブランドが消えるさみしさ・・・・

2013-01-31 18:55:18 | 「けぶのたわごと」
タバコのマイルドセブン、パッケージはかなり昔に変更されているのを忘れていました・・・。

さて、マイルドセブン。

セブンスターの「軽い」版として1977年の登場、来月には名称変更で名目上姿を消します。

太陽のタバコといえば、当初はマカロニのハイライトが中心だったと思いますが、ジーパン編の突入してからチェリーをボスはじめ殆どのメンバーが愛飲、ジーパンはその後ミスタースリムに変更したものの、マイルドセブンが発売されるまではチェリーがメジャーでした。(これは世間一般にも言えました。)
スコッチは外国産のサン・モリッツでしたが。

ただ、ロッキー登場後からあまりタバコに対する細かい描写が無くなったため、パッケージで目撃できるのは、山さんがタレコミ屋に渡したり、ボスやジプシーそしてトシさんが愛飲したマイルドセブン、タバコ自体で確認できるのは復帰後のスコッチのラーク(一説では柴田恭兵さんの影響である赤ラークともう一説ではラーク・マイルド)ぐらいだったと思います。

裕次郎さんがチェリーやマイブン(略)を愛飲しているとはちょっと思えないですし、ボスのマイブンを持っているシーンは大病復帰後なので、禁煙が義務付けられていた時期。誰かのタバコを拝借して吹かすだけのフェイクだと思われますが、言ってみれば太陽の歴史の中で大部分、マイブンが「汎用タバコ」だったと思われます。

確かに身体には悪いですが、アイテムとしては結構思い入れがある部類に入るので、名称消滅は寂しい限りです。

これ、クルマ(太陽覆面車)にも言えることでして(^_^;)

ただ、クルマの場合はコンセプトはキープしているのに名称をころころと変えられる昨今。
マトモに残っているのがクラウンとカムリ、サブネームが付いてしまったカローラ、サブネームが本チャンになってしまったコロナ→プレミオ、マークIIがマークX、カリーナがアリオン、強いて挙げればスターレット・ターセルがヴィッツ。
そうそれぐらいになってしまいました・・・・まあ、トヨタは他メーカーよりはマシな方ですが・・・。

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太陽放送予定 2013.1.29号(後)

2013-01-31 07:21:25 | 放送予定
山さんたちが愛用したタバコ「マイルド・セブン」の名称を「メビウス」に変更するとの知らせ。
世界的に進むタバコに対しての「マイルド」表現削除の時流乗った形のようです。
確かに私の愛用している「ケント9」もちょっと前までは、「ケント・マイルド」でございました。

タバコ自体が悪役的になってしまった昨今、名称変更は些細なことかもしれませんが、
あのパッケージが見られなくなるのは残念です。

さて、太陽放送予定の続きを。

▼ファミ劇・スコッチ登場編
死んだ男に成りすまし生きてきた男にゴリさんが食い下がる #231。

腐乱死体の身元は所持品から2年前詐欺罪で手配された辻井だと判明したが、疑問に思っていたゴリさんは所持品の一つである時計の修理履歴から野村という絵描きを突き止める。
野村は時計については紛失したと話したが、ゴリさんは野村は実は辻井ではないかという疑惑が生じ、辻井の妹・君子に野村の姿を見せるものの、君子は否定した。
ゴリさんは野村に彼が本当に野村であることを証明できるかどうかを訊いたが、野村は証人はいないという。
まるで決め手がない中、ゴリさんは野村の描いた数々の絵の中にセーラー服の少女を描いたものに目を付ける。

ゴリさんと孤独な男との静かな対決。
一枚の絵を突破口にその男の正体を暴きます。

1976年末の太陽、孤独な若者とボンの交流と悲しい事件の#232。

根本という男の死体が発見された。死因は頭部強打で、その傍らには所狭しと書かれたアドレスブックが発見された。
その各「アドレス」を丹念に調べる一係であったが、書かれていた個人々繋がりが無く、所有者が全く見えてこない。
ボンはそのアドレスの中の一員である新聞配達員の竹中に当たるが心当たりがないという。しかし竹中はボンの捜査に協力を申し出る。
他のアドレスに描かれた人々の顔をボンと共に見続ける竹中だったが、やはり記憶にないという。
一方、捜査の中で所在が分からなかった男性の証言で、ボクシングの観戦中に牛乳配達をしているという若者に話しかけられ嘘の電話番号を教えたということがわかった。

ボンが都会の中で孤独に過ごす若者に出会い、その若者の現実を目の当たりにしながら、友情のような感覚が芽生えるという、彼らしい話です。
コミカルな役が印象的な森川正太氏ですが、太陽ではストイックな若者という役どころが多く、この作品はその代表的な位置にあると思います。

▼とちぎ・ジーパン編
田舎から夢を持って都会に出てきた若者の悲劇を山さんが嘆く#58。

強盗犯・次郎をビルの屋上に追いつめた一係、山さんの説得もむなしく、次郎は自ら命を絶った。
マスコミは山さんを非難する・・・・山さん自身はその非難とは別に若者を死なせてしまったという自責の念に苛まれる。
そんな時、ゴリさんの情報屋トクさんから福永芸能社が拳銃密売を行っているというタレコミが入る。
その芸能社は次郎も所属していたため、山さんは次郎と同期の実という若者をマークする。

若者の直向きさに忍び寄る魔手、それを絶対に許せない山さん、死んでしまった若者の弐の前を踏ませない為にいつも以上にエネルギッシュになる山さんが目撃できます。
峰竜太さんのほぼデヴューに近い頃のお姿も見どころです。

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1984DVD-BOX・アンソロジー追加情報

2013-01-29 12:55:32 | DVD
1984DVD-BOXについて、PRサイトのアンソロジーメイキング情報が更新されました。


まずは、神田さん・長谷さん・良純さんの「再会トーク」

もう一つは、徹さんのデビュー当時のエピソードを交えた、岡田P氏と服部P氏との「座談会」

という風に2コーナーに分かれるようです。

しかしあのPRサイト、バップ屋にも本来のPRサイトトップページにもリンクが無いので、普通に探しても見つからない可能性があったりして・・・・恥ずかしながら、1983BOXのサイトについては存在に気が付いていなかったが私。。。。(^_^;)

トップページを丸ごと更新するのではなく、「1984BOXはこちら」みたいに、ベタっとリンクを付けるだけでも結構違うような気が・・・・と呟いてみます。。。
(ツイッターって苦手な私。。。。)

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太陽放送予定 2013.1.29号(前)

2013-01-29 04:35:43 | 放送予定
 スコッチの命日ですね・・・・合掌。
あの冬も結構寒かったと思いますが、今年も寒いですね・・・・・。
もう31年前のことになるんですね・・・・。
時の流れに恐ろしさすら覚える昨今ですが、これも私がトシと取った現れなんですが。

話変わりまして、

太陽のサブタイトルには「刑事」というワードが使われる場合がありますが、大体が「刑事」だけでその時の主役を指す場合が殆どで、○○刑事という表現は登場編以外は結構少ないのに気が付きます。
これは、ノベライズでもそうですが、あくまでも刑事というよりはそのキャラクター個人にスポットを当てるという方向性が出ている部分だと思います。
PART2含めた730話で、登場編を除くと○○刑事と付くサブタイトルはたったの18話しかありません。(「刑事・山さん」という変則技もありますが、除きます。)

第87話 49.03.15 島刑事・その恋人の死
第274話 52.10.28 帰ってきたスコッチ刑事
第314話 53.08.04 拝啓ロッキー刑事様
第402話 55.04.18 島刑事よ、安らかに
第406話 55.05.16 島刑事よ、さようなら
第414話 55.07.11 島刑事よ、永遠に
第425話 55.09.26 愛の詩―島刑事に捧ぐ
第444話 56.02.13 ドック刑事のシアワセな日
第449話 56.03.20 ドック刑事雪山に舞う
第450話 56.03.27 ドック刑事雪山に斗う
第511話 57.06.18 爆発!ロッキー刑事
第519話 57.08.20 10周年記念作品 岩城刑事、ロッキーにて殉職
第520話 57.08.27 10周年記念作品 野崎刑事、カナダにて最後の激走
第525話 57.10.01 太陽にほえろ!スペシャル 石塚刑事殉職
第650話 60.05.24 山村刑事左遷命令
第678話 61.01.03 太陽にほえろ!スペシャル 山村刑事の報酬なき戦い
第691話 61.04.11 太陽にほえろ!スペシャル さらば!山村刑事
PART2第10話 62.02.06 DJ刑事・ステバチ作戦

登場編と同じような「ニックネーム」+「刑事」というのはゴロの良さの問題だと思いますが、「苗字」+「刑事」というのはそもそもが新人刑事の次に売り出していた殿下が始まりで(ボスや新人刑事以外でニックネームがサブタイトルに初めて付いたのも殿下)、晩年の「島刑事三部作」で何とも妙に(^_^;)確立してしまいます。
なのでぶっちゃけると、あまり好きじゃないです、ハイ。
何とも、変に改まった感じが・・・・なのですが。
そもそも、殉職というワード自体が実に型にはまっている感じで何とも・・・と思ったロッキー殉職編はロッキーがロッキーで殉職するわけですから仕方ないにせよ、突然「野崎刑事」「石塚刑事」というワードには、物凄くカチカチな感触的に捉えていて、何となくよそよそしい感じも受けていました。
実際、あまりファンじゃない方々が「野崎刑事」「石塚刑事」というサブタイトルを見て、イコール長さん&ゴリさんという風に連想するにはちょっと難しかったと思います。
ただ殿下の場合は劇中で「島」と呼ばれることがニックネーム並に多かったので違和感はあまりなかったと思います。
今でも、役名よりもニックネームの方が馴染みが濃厚に残っているので、尚更だと思います。

これは太陽の専売特許みたいな感じになってますね・・・いかにニックネームという「単純化」が覚えやすいという事の現れだと思いますし、逆に解りやすいからこそいまだに憶えてらっしゃる方が多い。
太陽が未だに語られることが多い理由の一端だと思います。

山さんの場合はそもそものニックネームの起源が苗字なので、それほど違和感はありませんが。

と、なぜこんな話題・・・なのですが、日テレプラスでは「石塚刑事殉職」が放送されるわけです。
こうやってキーボードでこのワードを打っても、滅入ります・・・・。
「ゴリさん、最期の願い」みたいな、ストレートに「殉職」を表題にしないものが欲しかったというのは、実は正直なところでして・・・。

 さて、向う一週間の太陽放送です。

[1/30~2/4 太陽放送](※<初>当該CS局にて初放送 <再>当該CS局にて再放送)

1/30(水) 19:00~20:00 テレ玉1(地上波) 太陽にほえろ! 第16話「十五年目の疑惑」
1/31(木) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#223 あせり』
2/1(金) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#224 保証人』
2/1(金) 11:00~12:20 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#525 石塚刑事殉職
2/1(金) 20:00~21:00 チバテレビ1(地上波) 太陽にほえろ! 第89話 地獄の再会 (82/103)
2/1(金) 22:00~23:20 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#525 石塚刑事殉職
2/2(土) 22:00~23:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#231 孤独』
2/2(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#232 新しき友』
2/3(日) 10:00~11:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#524 ラガーのラブレター
2/3(日) 12:00~12:55 とちぎテレビ1(地上波) 太陽にほえろ! ジーパン刑事編 第5話 #58 夜明けの青春
2/4(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#524 ラガーのラブレター

▼テレ玉・マカロニ編
山さんが刑事になって初めて扱った時効寸前の殺人強盗事件をシンコが解決に導く、#16。

喧嘩で使われた拳銃が、15年前山さんが初めて扱った殺人強盗事件の凶器だったが、使った男はヤクザから預かったと自白、時効寸前の事件に光明が見えた。
一方、少年を補導して交番で事情を訊いていたシンコは民間補導員の中沢の少年に対する思慮深さに感銘を受けていた。
そこにゴリさんが寄って事情を説明したところ、中沢の様子が少々変化した・・・・。

現在は無くなった殺人時効を迎えようとした事件の解決の糸口である拳銃の所有者を遡る一係と、少年係・シンコが地域の篤志家である中沢との交流の中で芽生える、信じがたい疑惑、シンコは葛藤します。
さらに、その疑惑は中沢の家族をも巻き込んでいきます。

▼日テレプラス・ボギー登場編
ゴリさん死す・・・・・・・#525、ついに放送。
再放送ではセオリーであった、地方向けの「短縮版」放送ではなく、オリジナル・スペシャル版の放送です。

街には覚せい剤が起因した犯罪が連続して発生、主婦までもが発作的に強盗を働くなど、目に余る状況にゴリさんは業を煮やしていた。
この一連の事件には戸川組が関わっているのは明らかであったが、突破口が無かった・・・しかし、覚せい剤中毒者の多くが戸川組に関係が深いある飯場の関係者であったことから、ゴリさんらは飯場を重点的に捜査するものの、飯場の人々は誰一人として口を開こうとはせず、逆に妨害される。
ゴリさんは飯場の賄をしている女性、そしてヤクザに憧れるその女性の弟に食い下がるものの、女性の夫は警察に協力したことにより暴力団に殺された過去があり、飯場の人々の反発は激化する。
そんな中、一係が目を付けた覚せい剤密造工場が出火し犠牲者が出たり、中毒者が起こしたスナック籠城事件で人質が重傷を負ったり、ゴリさんら一係は窮地に落ちてしまう。
それでもゴリさんのこの街を守りたいという意思が固く、是が非でも新たな密造工場を摘発すること決意、既に警察からも戸川組からも「目を付けられて」しまったヤクザ志望の弟を守ることを前提としてさらに食らいつくが・・・・。

山さんと共に525回皆勤、太陽という番組を裏表支えてきたゴリさん=竜さんの「卒業」劇。
上手くいかず、後手に回る捜査、辛いばかりの状況を敢えて受け入れるゴリさん、その状況にやるせなさを覚える若手メンバー、石にも食らいつくようなゴリさんの決意に同調するボスや山さん。
前作まで続いていた「陽」的な雰囲気は抑えられます。

私自身は殉職シーンをお勧めするのは気が引けます・・・・。
個人的には、ゴリさん卒業を盛り立てる為に集合した、まるでこの作品でその当時の大体のヤクザ役者さんが総出演する、壮絶な銃撃戦が見どころと言っておきます。
何れにせよ、山さんにもらい泣きでございます・・・・。

やっぱり・・・・辛いですね。
未だに。

▼チバテレ・ジーパン編
山田署に左遷されていた鮫さんが久々に都心に来たものの、目の前で可愛い部下を殺されてしまう、#89

警視総監賞を受けるために久々に都心の赴いた、鮫島と部下の青木。
殿下と喫茶店で再会した一方、一係に招かれていたのは、鮫島の逃げた女房の玉枝。
ボスは鮫島と玉枝を復縁させるための企てをしようとしていたが、鮫島のいた喫茶店が狙撃され、鮫島の代わりに電話に出た青木が射殺されてしまう。
そのまま、狙撃手を追う鮫島と殿下。
鮫島は部下を自らの身代わりに殺されてしまったことで、我を失いそうになりながら、追跡する・・・・。

果てしなく続く追跡、そして最後にたどりついた場所には鮫島を殺そうとする「黒幕」が居たわけですが、その「黒幕」が結構意外な人物だったりします。
この事件が発端になり、後々刑事を辞めてしまう鮫やんですが・・・・。
殺されてしまう青木刑事は勝野洋さんのテスト出演というのも話題の作品です。

続きは後ほど・・・・。


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一週遅れですが(^_^;)

2013-01-28 06:18:01 | ファミ劇日誌
相変わらずバタバタして忙しないけぶでございます。

しげさんやブルースさんから情報、ペッパー先輩からご案内を頂いていますが、後ほど書かせていただきます<(_ _)>

話はちょっと変わりますが・・・。

スカパーの標準画像提供が2014年5月31日に終了するという知らせが。

既に地上波地デジ化でスカパーチューナーもデジタル化が進みましたが、私はずっと標準画像で楽しいでいました。
まあ、単に切り替えが面倒なだけだったのですが(^_^;)
そのチューナーも確か既に10年選手になっているはずなので、いつの間にか私の周りの装備が古くなっているのに気が付きました。

ただ、あまり画像が良くなったところで、私の重要視している視聴画質はフィルム以上のものは無駄だと思っているので、特に必要としていなかったというのもあるのですが(^_^;)
ニュースやバラエティをハイビジョンクラスの画像で観る必要もないですから(^_^;)

ところで、【ファミ劇日誌ミニ】
一週遅れですが・・・。

#227

殿下という人は、太陽の中ではエンジニア的位置にいたことは確かで、今回はハムやボートの運転などを披露していますので、視聴男女共憧れの存在でありました。
確かに喧嘩は一係の中では弱い方で、かつ優しさが仇になる事も多々ですが、それを覆い隠すぐらいの得意技を持っているというところがミソであり、かつこの頃のベテラン域にシフトしていく中で非常に頼もしい男という位置を確立していったと思います。
前にも書いたと思いますが、そのキャラクターの直系的な位置にあるのが実はマイコンですが、マイコンにしてもあと数年太陽が続いていたら、そういう脱皮の機会を与えられたものと思うと少々残念ではあります。

というか、殿下はその当時のドラマ・キャラクターにはあまりいなかった、サブカルチャーに精通するようなキャラ設定には意外と多くの人が食いついたのではないかと思います。

本来であれば頭脳明晰さを全面に出すべきどころを育ちの良さからくる優しさから、あまりそういう風には見られないのが殿下の殿下らしい部分ではありますが、その各々の自らの特色をうまく生かすことができる感じになってきたのが、この頃だと思っています。
そういう人間性がスコッチとはウマが合うという事になったんだと思います。

今回、事件的には少々卑劣すぎるような気がしますが(^_^;)
犯人は裕福そうなぼんぼんではあるものの、人間に対する見方が・・・・。

=ロケ地=

修が逃げ回ったのは、歌舞伎町2丁目界隈(旧:西大久保一丁目)

おなじみ、三浦市・シーボニア

ブライダルハウスは港区南青山に健在。


#228

録り方が不思議な回ではあります。
実際、活躍しなければならないゴリさんの出番が結構飛んでいたり、というよりは次回の方が出番が多い(^_^;)
更に、ゴリさんお得意の格闘シーンは、今回なぜか長さんと殿下が担っているという「不条理さ」がまたいい(^_^;)
というよりは、ゴリさんとボンのロケが限定されている感じです。

今回のロケシーンからゴリさんが散髪して後年のヘルメット形が完成する感じですが、まだモミアゲが長いですね。

事件は目撃者に対してのゴリさんの葛藤ですが、もしかしたら誰でも陥りそうな感じというのが、この話のミソなのかもしれません。
変な話、各々の何を守るかというところの相違ではありますが、それをやんわりと自分の守りたいものを主張してなんとか証言を引き出そうとするゴリさんの姿もベテランの域に足を踏み入れるような安定感があります。

でも今回みたいに、最後まで真犯人を引っ張るのは珍しいパターンです。

=ロケ地=
新宿セブンビルは新宿2丁目。
使用された出入口はビル正面ではなく横側。

何処のロペでしょう・・・降参です。
ブランドは無論健在、宮内さんも愛用していたJUNも健在。

山田のアパートは世田谷区鎌田2丁目付近?

帝国劇場

=メモ=

山田の麻雀仲間に、石原プロの小林専務、石野P氏。


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事件と家族の事情がオーバーラップする殿下とボン

2013-01-26 04:35:05 | ファミ劇日誌
▼長谷さんの大腸カメラの映像が『爆報~』で流れていましたが、想像以上に患部が大きかったので驚きましたが・・・。
手術成功して、よかったですね・・・。
私も胃カメラは飲みましたが、大腸カメラはやりたいと思ってやってません。
なにしろ、予約を取るのがたいへんなので・・・。

▼大体、CMというのは飛ばして観るのが常になっておりまして・・・・。
この前の『相棒』の隙間で見た日産シルフィのCMに片桐竜次さんがご出演。
氏のブログによると、正月から流れているようですが・・・竜次さんがCM!
我々世代の人たちは恐らく「をを!」と思われた方も多いのではと。
豊さんの光彦作品ぐらいから、悪役から極端に言えば善人役にシフトしていった竜次さんでしたが、とうとうCMですか・・・。
何とも感慨深いです。
もうじきファミ劇では長さんと竜次さんの格闘を観ることができます。

▼ある意味意欲的に80年代刑事モノのエキスを取り入れている『コドモ警察』シリーズの新作『コドモ警視』に小野寺さんご出演。
パソコンやスマートフォンを使いこなすエリート刑事のニックネームが「スマート」・・・ありですね(^_^;)


【ファミ劇へのおさそい】

スコッチが緩やかな感じにシフトし、エクボも出てくるようになった頃の作品。
まあ、意外とスコッチの食い意地が強いというのがチョイチョイ披露されますが、実は食事シーンというのはそれほど無い。
ぱっと思いつく所では、殉職編での康江手製弁当と、食堂に聞き込みに行ったにもかかわらずその直後にパンを頬張りロッキーを落胆させていたぐらいで(^_^;)
多分、洋和食雑食でかつ、食べたいものを食べるというのが、滝の主義のような気がします。。。。

さて、本日ファミ劇太陽放送は、

第229話 51.12.03 結婚 (ボン)高林由紀子

スコッチ登場までのボンはテキサスか山さんがサブについている作品が多く、純粋な単独主演編というのは少なかったですが、これは何れにせよボンのポジションがシンコの空席を補ったという部分があった感じです。
パターンが似てますからね。

ただ、スコッチ登場が滝自体が既に新人刑事ではなく、テキサスとの新人刑事2人体制的なものから、それがボンの専売になったため、その手の成長ストーリが全てボンに回ってくるようになったため、ボンとしてもかなりキャラクターが立ってきます。

これまでは、テキサス存命時に描ききれなかった部分を補う感じのものが多かったですが、この作品以後はボン本人のテイストに沿った物語造りが展開していきますので、ボンファンの愛すべき作品が増えていきます。

今回の場合は、登場時のおばさん以来の家族、姉・由紀江(沢田雅美氏)と、幼馴染の婚約者である池田政男(岸部四郎氏)が一挙に上京し、ボンのラーメンを奪う・・・もとい、ボンの家に押しかけます(^_^;)

姉たちの結婚問題(とは言いつつも問題とは言えないものですが(^_^;))と並行して、夫の転落死を巡る容姿端麗な妻に何となく魅かれていき、それが捜査を進めるうちに色々な問題を秘めていることを知ったボンの困惑というのが描かれます。

笑いを秘めた姉カップルと、理想的に見える夫婦関係の裏側と、太陽らしい二面性が楽しめますね。

  
第230話 51.12.10 ピアノソナタ (殿下)金沢碧 門岳五郎 由起艶子

先にも書いたように、殿下探偵シリーズのエポック的要素がありますが、太陽の中でも結果的にあまりハッピーエンドとは言えない結末は、逆に新鮮かもしれません。

事件関係者がデザイナーとか今回のピアニストとか登場するようになったのはこの頃の風潮でもあるのですが、もうちょっと言うと、太陽自体の対視聴者意識が拡がったというのと、同時に殿下のファン対象も広げてきた(主婦層)ところがあったと思います。
それまでは対主婦層は山さんだったのですが、殿下も加えてきたという事だと思います。

今回の殿下、スイートな面は抑えてながら、自分の妹・京子との関係性を絡めて物語が展開していきます。

金沢碧さんとの共演は「回転木馬の女」以来2回目ですが、前作もサスペンス調でありながらメロドラマの要素も持ていた感じがあり、一応ハッピーエンドで終わっていましたが、今回はメロドラマ的要素は無く、乾いた緊張感が漂います。

増々、ベテラン的落ち着きが身に付く殿下の活躍は頼もしいものがあります。

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西山署長の息子が犯罪者!?

2013-01-25 12:39:43 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

本日のチバテレ・ジーパン編は、西山署長唯一の主演作と言っていい、

第88話 49.03.22 息子よ、お前は… (西山署長・ボス)南風洋子 福沢良

幸雄って、確かに「署長の息子」的風味というのが濃厚で、頭はよさそうなんだけれども、人が良いというか・・・。
ただ、西山署長のクールさから考えると、ちょっとスイートな感じはします。

「点数取りの虫」的な登場だった西山署長、いくら息子の犯罪容疑が晴れたからとはいえ、今回で藤堂一家にも頭が上がらなくなるし、おそらく出世にも響いただろうし、これから9年以上も七曲署に在籍していたという理由みたいな感じがこの作品にはあるかもしれません。

ただ、職場での西山の態度では人間性はちょっと垣間見られなかった部分はあったかと思いますが、本作では確かに「署長」というポストに執着する面はあるものの、いさぎいい面も持ち合わせているというところも判明したり、いつもは指差し藤堂君の西山署長ですが、そういう側面を踏まえることで、これからの太陽視聴の幅も広がっていくと思います・・・。

ところで、今回は破壊は無いものの、クライマックスのカーアクションが見所の一つであります。

無論、クラウンも参加して間もないカリーナも交えながら、多摩川の河原で飛んだり跳ねたり(クラウン・カリーナ除く)、結構壮絶です。

しかし、ジーパンもこの頃になると西山を署長として認めざる負えなかったんでしょうね・・・・。
西山就任時はジーパンのオヤジさんの件含め、きつい嫌味を言われてましたからね・・・。
とは言いつつも、地上波放送では欠番になっている「どぶねずみ」での話なので・・・(^_^;)

ところで今回、西山夫人を演じられる南風さんは、そういえば七刑(新)の澤田係長の奥さん役。
そういえば他にも刑事の奥さん役、演じられていたような・・・・(悩


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憧れの君に翻弄されるラガー

2013-01-25 06:23:19 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】
日テレプラスでは、ジプシー登場編を2月13日から月~金の午後9時に再放送されます。
一杯飲みながらいかがでしょう(^_^;)

本日は、ファンもそうじゃない人(^_^;)も待ちに待った・・・待望の#524リマスタ放送です。
商品化では欠番扱いになるので、保存版としてはこれでしょうね。

第524話 57.09.24 ラガーのラブレター (ラガー)小林麻美 明日香いづみ 吉沢健

ゴリさん殉職直前の緊張緩和話として、なくてはならない存在です。

というか、#521~#525については一連のセットみたいな印象がありまして、どれが欠けても駄目だ。。。というのがDVD化でよくわかりました(^_^;)

この話、序盤はゆる~い感じで進みますが、殺人が絡んで来たり、ラガーの憧れの君が・・・というのもあり、サスペンス色とほろ苦さが加わってくる、結構いろいろな味がする作品であります。

特に注目はゴリさん曰く「なんだ!その変な文章は!」でおなじみの「ラガーのラブレター」です・・・・(^_^;)

今回は待望のリマスタなので、静止画でじっくり読んでみましょう(^_^;)

それと、ナーコの出番が多く、ワープ手紙運びも披露します(^_^;)

ボウイの件は6人体制時の新宿ロフトの映像と、ドックとボギーがナンパに勤しむ(^_^;)喫茶店でのBGM使用曲は「FUNNY-BOY」(アルバムに収録されているバージョンとは別なんだそうです)ということです。

しかし・・・こういう作品なので、この作品が終わった後の予告編には完全に伸されました・・・・。
それこそ、高低差が激しすぎで・・・。



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1984DVD-BOX特典の基本情報

2013-01-24 12:49:56 | DVD
ペガッサさんからのタレコミで、VAPが1984DVD-BOXのPRサイト(抜けてました・・・)を作成しているとの事で・・・・

実は1983BOXから作っていたとの事で、ぶっちゃけて・・・知りませんでした(^_^;)

1980から更新が止まってしまった、本来のPRサイト・トップページにリンクが無いので、単体表示的になっています。


http://www.vap.co.jp/taiyo/1984.html


特典関係の情報が当初よりは詳しく掲載されています。
(トップを飾るのはマイコン登場時の集合写真、テレビジョンドラマの太陽1号の表紙&生写真プレゼントと同じ構図ですが、別ショット)

以下、抜粋しましたが、髙島さんのお名前を訂正しました(^_^;)

*****************************************

初回封入特典
台本復刻版プレゼント応募ハガキ
※封入の応募専用ハガキでご応募の方にもれなく第597話「戦士よさらば ボギー最後の日」の台本復刻版(予定)をプレゼント!!

特典映像
アンソロジーメイキング(DISC-013に収録)
出演:神田正輝・長谷直美・石原良純、
渡辺徹・岡田晋吉(元日本テレビプロデューサー)・
服部比佐夫(元日本テレビプロデューサー)

オーディオコメンタリー
出演:長谷直美・服部比佐夫(元日本テレビプロデューサー)
聞き手:髙島幹雄

その他特典
?当時のスチールを静止画で収録したPHOTOデータ集(DISC-013に収録)?豪華64Pブックレット「太陽にほえろ!名場面集1984」(当時の貴重なスチール写真、番宣資料などを掲載)

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世良さんはご出演叶いませんでしたね・・・・残念。

代わりマイコン登場以後に存命OBで出演可能な方が全てご出演になることになったのは嬉しい限りです。

ただ、良純さんと徹さんを「、」で区切っているのが気になりますが(^_^;)
(別コーナー?)

それと服部P氏はレギュラー化ですね。
これは岡田さんが直接当時関わられていなかった為かと思いますが、当時の筆頭プロデューサー・梅浦さんは映像インタビューはお受けにならないんでしょうね・・・。

いや、本当にこのBOXシリーズが終わるまでに、なんとか露口さんと梅浦さんには証言を頂生きたいところですね・・・。
露口さんと梅浦さんの対談なんていうのはどうなんでしょうか(^_^;)

ところで、オーディオコメンタリー。
ペガッサさんの予想では「マミーの挑戦」辺りではとの事ですが、「マミー激走!」「ゴリさん、見ていてください」も匂います(^_^;)
長谷さんオンリーであれば、近年までレースを継続していた経緯から、激走でしょうか。
又野さんをしのぶとなれば、見ていてくださいなのですが・・・・。
さて、どうなるでしょうね。

以上、詳細についてはもうちょっと待たなければならないと思います。

もう一つのタレコミ。

#523のボギーのセリフ。
私は本放送当時から何を言っているのか気になって・・・台本が手元にないですし(^_^;)
「猛烈にやる気になった!」
確かにそうかもしれません。

ボスの「関戸橋」もブルースさんのおかげで判明したので、すっきりです。

(私の聞き取り力に問題があるのですが・・・・(^_^;))

ありがとうございました!

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太陽放送予定 2013.1.22号(後)

2013-01-24 01:49:03 | 放送予定
▼ファミ劇・スコッチ登場編
 ゴリさんファンには、#228のロケシーンで決定的にヘルメット髪形になったのが気になっていると思いますが、同時撮影の#229ではヨコワケはほぼスタジオロケシーンのみとなり、さらに#230では完成形に至ります。
さて、本筋は・・・・

ボンの姉さんが登場、ボンがそれぞれの結婚のかたちに触れる、#229。

大阪よりボンの姉・由紀江が上京、久々に再会した2人だったが、すぐ死体発見の知らせで呼び出される。
被害者はカメラマン・山部で自宅マンションから転落していた。
山部の妻・美智子はデザイナーでファッションショー準備の為、会場に泊まり込みで詰めていたところにボンは夫の死を告げる。
捜査は自殺の理由が見当たらないことから、他殺の面も含めて開始されるが、聞き込みから若い男が自宅から出て行ったことがわかる。

結婚を控えたボンの姉・由紀江が初登場、婚約者であり後の夫となる池田政男も登場。演じるは沢田雅美氏と岸部シロー氏。
ちょっと笑い的なものも交えながら、見かけには理想的な夫婦に見えながら、内情は「仮面夫婦」であった山部夫妻に心を痛めるボンを描きます。

やっと再会できた兄妹、その悲劇に殿下自身の「兄」としての立場を重ねて描く、#230。

トップ屋の佐伯が殺され、犯人は竜神会幹部を射殺して逃亡中の桑田と判明し、佐伯宅から桑田と新進ピアニスト・裕子の写る写真が発見される。
殿下たちは裕子に当たるが、その写真の件で佐伯に強請られたことは認めたものの、その写真は桑田にも脅されていた時のものだと言い、桑田とはその時初めて会ったと言い切った。
ただし、裕子の何気ない言動に殿下は彼女が桑田の事を知っていると感じた。
しかし、裕子は孤児院出身の苦労人で、桑田のような男との繋がりは考え難かったが、桑田の目撃情報が入り殿下たちが追いつめたものの、幼女を人質にとられ、かつ近くに居た幼女の兄を守るために殿下が負傷、幼女は救ったものの桑田には逃げられてしまう。
殿下は一旦自宅に戻ったところ、妹・京子から手紙が着ていた。
それを見た殿下は、桑田を追いつめた時の幼い兄を見たときの様子と、自分自身が重なって、ある一つの仮説が思い浮かぶ・・・・。

殿下サスペンス編はいままで劇場型だったのがスコッチ編に入り後のサスペンスドラマ調というか、殿下はいわゆる明智小五郎的になっていきますが、この作品がそのエポック的な感覚でとらえています。
今回の主題は殿下には容認することが難しい「兄妹」の別な形、実の家族同士にここまで隙間風が吹く話というのも珍しいかもしれません。脚本は桃井章氏。

▼とちぎ・ジーパン編
蒸発した男が目撃者、その男を追いながらジーパンはその男の家族に接触する・・・#57
暴力団抗争と思われる射殺死体が発見され、一係に寺林組の石岡の犯行だというタレコミ電話が入る。
寺林組は労務者のぼけ安を捜していたが、それがタレコミ主だった。
山さんもぼけ安の存在を掴み、彼の部屋から古い免許書の江原という男を捜し出すが、江原は妻子を残し失踪、発見された白骨死体を遺留品などから江原として1周忌を済ませていた。
しかし、江原とぼけ安が同一人物か否かの確証がとれなかった為、山さんとジーパンは江原家を張り込み、一係ではぼけ安の捜索に全力を挙げたが、ぼけ安は何者かに襲われてしまう・・・。

ジーパンが江原家に肩入れしながら、ぼけ安=江原を寺林組からガードするために暴れまくり、最終的には七曲署の庁舎内をめちゃくちゃにしてしまうというある意味「壮大なオチ(^_^;)」が待っています。


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