「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

遅刻陳謝<(_ _)>向こう一週間の太陽放送2024.11.4-

2024-11-04 20:18:23 | 放送予定

すみません、すっかり体調不調で寝込んでしまいました・・・。
暑さちょっとぶり返しなのですが、どうも停滞に停滞を重ねて、また停滞のけぶでございます<(_ _)>
夏タイヤも今年購入したのに、スタッドレスタイヤもヘリヘリ状態。また買うか。。。。

変なこと書いていたし(#221がスコッチ登場編と併撮・・・違う、#218とでした。消しています。)

=サンテレビ放送(後)記=

わかっているくせにツンデレネッコなスコッチとかわいい忠犬ボン(^_^;)的な#221。
いや、登場編のスコッチの勢いであればクライマックスのボンにあの早いビンタを喰らわせてもおかしくないのですが、本作の魅力はボンの人好き故のまっすぐさを味わうこともさることながら、スコッチの捜査方法の丹念さと本心が垣間見られるところなんですよね。
それに沼田の困惑も物語を振り回す要素にもなっているし、ボンはちゃんとスコッチに「馬鹿だ」と言われても感謝されているとわかっているし。
杉村さんの脚本が効いているんですよね。
なので、両キャラクターとしても実は今後の方向性を決める重要な作品というわけで。

スコッチのマンション、まだ世田谷に現存しているようですが、Googleの表示が気になる・・・。

次の日曜日は放送がありますね。

ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第6話)
#222 蝶
11月10日 日曜 11:00 -11:55 サンテレビ1

サラリーマンがドライブ中にダンプの猛追撃を受け、車ごと崖から転落、死んだ。
盗難車のダンプには「蝶の鱗粉」、そして被害に遭った車の所有者で同僚の西沢は10か月前に子供をひき殺しており、数日前に脅迫電話を受けていた。長さんは鱗粉の話をきたとたん、ある喫茶店へ向かう。
その喫茶店は死んだ子供の父親が経営する店だったが・・・・。

長さんとスコッチの対立を見ることが出来ながらも・・・スコッチ自身はあくまでも証拠に基づいた捜査であり、批判を受けるべきは客観的に云うと長さんではあり・・・・ながらも、捜査は証拠だけではなく、背景を理解することも大切であるというのを再確認できる件ではありますし、だからこその裏付け捜査という側面もあったりします。
山口県秋吉台ロケもあります。
↓こたつ氏のロケ地巡り。
https://www.youtube.com/watch?v=T96GvXzrbB0

=向こう一週間のメ~テレ太陽放送=

さて、11/4の週のメ〜テレ太陽放送。
すみません11/4分は放送済みですね<(_ _)>
太陽放送200回記念期間継続。本日は鮫やんが刑事辞職後初登場。
#206は・・・・太陽史上屈指の慟哭編です・・・朝見るのは相当厳しい。
#207は駆け出しの風間杜夫さんや清水健太郎さんがゲストですが、長さんの最上級の怒り爆発編。
#208はテキサスの友達の立場・刑事としての立場というテーマの完結編。非常に厳しいクライマックスに、勝野洋さんのデヴュー曲が流れます。
#209は、刑事にあこがれる婦警にゴリさんの厳しい指導。本当のやさしさとは何かを問いかけます。

※URLは幣ブログの該当話がサンテレビで放送された時の記事です。

太陽にほえろ!ボン刑事編 #37
「#205 ジョーズ探偵の悲しい事件簿」
ジョーズ探偵、相棒のボンと事件を追う!
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/d23d147ca7ef3f245667e37b7b40fe06
11月4日 月曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #38
「#206 刑事の妻が死んだ日」
山村刑事の人生最大の喪失、そして慟哭
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/a3b19088d081f623173d42d8df3acfe5
11月5日 火曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #39
「#207 絶叫」
粗暴に見えた好青年の死に怒り頂点の長さん!
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/f49edec9e71ace96ddddb0a1829840c7
11月6日 水曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #40
「#208 ひとり立ち」
テキサスの旧友が容疑者、ほろ苦い別れ
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/6eaf56f9f889d4ed2f3dc4fcedeff012
11月7日 木曜 4:00 -4:55 メ〜テレ

太陽にほえろ!ボン刑事編 #41
「#209 働くものの顔」
女性警官、ゴリさんに弟子入り。それぞれの葛藤
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/665dcc2e9aecd8951c61cf282db6dd0a
11月8日 金曜 4:00 -4:55 メ〜テレ


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サンテレビ太陽放送11/3=誤射!?スコッチの思惑と一係の困惑

2024-11-02 20:55:45 | 放送予定

放電中けぶでございます<(_ _)>
バッテリーが弱くなっています。。。(^_^;)

#219から使用開始された超小型無線機。
すっかり忘れてました。。。。
いや、これ・・・当時からスゲーと思っていたわけで(^_^;)
あんな超小型で、送受信できるなんてスゲエ・・・・と今でも思います。
当時の認識としても、小型(手のひら×2ぐらいの大きさ)トランシーバーは近距離でしか使用できないという認識だったので、あんな超小型で対レシーバーのみならず、一係の無線機とも交信できるというのがスゲェと思ったわけです。
それまでの交信手段といえば、小型トランシーバーの使用頻度は低く、固定電話・公衆電話・覆面車の無線機、稀にカリーナのドア<違 でしたからね。
(まだ、携帯電話ですら無かったですからね。)
この超小型無線機、(呼び出し音がチュ・チュウイーンチュウイーンチュウイーンチュウイーン、後年使用されるポケットベルと同じ。)#233の警戒張り込みの際にはイヤホン装着となり、主に尾行・警戒・連携張り込みに使用され、後年はそもそも傍聴目的で使用され始めたペン型も、別に携帯しているレシーバー経由で受送信できるようになります。(#571では全員所持、防水!?)
こんな便利なモノがあるのに、常時所持はせず、ポケベルも併用していたところから、七曲署での装備が限られていたのか・・・・。
というか、そもそも架空器具だったのか・・・(^_^;)


さて、11/3サンテレビ・太陽放送。
#221は、容疑者を張り込んでいたスコッチとボン、追い詰めた2人、ボンが目を離した一瞬でスコッチは容疑者の肩を撃ち抜いていた。しかし容疑者は拳銃を所持していなかったため本庁で査問委員会にかけられることになった。それでも平然としているスコッチ、彼を庇うべきか否かで苦悩するボン、そして事件は意外な展開に・・・・。
スコッチの確信と静かな熱さ、さらにボンの苦悩を対照的ながら共通項を魅せます。
ゲストは初登場の長塚京三さんと神山繁さん。

滝「馬鹿だ、お前は・・・。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

11/3(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第5話)
サンテレビ1(地上波)

第221話 51.10.08 刑事失格!? (スコッチ・ボン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:長塚京三
 神山繁
 幸田宗丸 西田昭市 和久井節緒 田利之 浅野進治郎
 片山滉 中川明 萩原伸二 門脇三郎 稲川善一 小寺大介
 
脚本 小川英 杉村のぼる

監督 小澤啓一

拳銃強盗殺人事件を捜査中のスコッチは、ボンと組んで聞き込み中、容疑者の一人沼田を撃ってケガをさせてしまう。スコッチは沼田が制止命令を聞かず車のサイドボックスに手を掛けたので撃ったのだが、沼田は全く動いていないと主張、二人は真っ向から対立、マスコミはスコッチの過剰防衛を激しく非難、スコッチは苦境に立たされる・・・・・。

スコッチの発砲の是非が査問委員会で問われます。

拳銃を持っているという情報があった沼田を追いつめたスコッチとボン、スコッチが発砲し沼田は肩を負傷するが、拳銃は所持していなかった・・・。
スコッチは謹慎、そして査問委員会が開かれることになる。
滝の正当性を証明しようと必死に捜査する一係。
一方ボンは唯一の目撃者でありながら、その「発砲」した瞬間を目撃していなかった。

スコッチの強引さも伴う冷静な捜査がクローズアップされ、さらにボンの事件に対して、そして滝に対しての葛藤が描かれます。
スコッチとボンの深い信頼関係を育む切っ掛けになった手に汗にぎる傑作です。

撮影的には「殿下とスコッチ」と併撮されていた作品なのでもっと早い段階で放送することを想定されていたと思われる話です。
今観ると「誘拐」以後のスコッチが遡った感じを受けるかもしれませんが、恐らく「ジュンの復讐」放送との兼ね合いと、ひょっとすると3話連続スコッチ主演というのは視聴者が付いていけないのでは?という判断からかもしれません。

拳銃の行方、そして拳銃は別な事件で使用され・・・・と話は混沌としていきますが・・・。
スコッチがただの反抗刑事ではないところをちゃんと描いているところも見どころですし、それと「スコッチ警部補疑惑」も噴出する(^_^;)問題作でもあります。


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新野プロデューサーまとめ+国際放映№7セット

2024-11-01 06:52:11 | 当直室日記

▼マカロニマカ男氏のXが興味深い。
1972年5月16日~6月27日に放送された火曜日の女シリーズ『ある朝、突然に・・・』において、七曲署のセットが使用されていたとのこと。
この件、国際放映のナンバー7ステージの「警察署セット」が果たして太陽のために作られたのか、はたまた国際放映のデフォルト的セットとしてもともと作られていたのか・・・・。
太陽クランクインが6月2日なので、太陽のために用意したセットを使用したということも考えられますが、太陽制作決定からクランクインまでの時間が短かったことから、デフォルトセットを太陽がほぼ専有したというのが自然に思えてきました。
他の国際放映作品で太陽クランクインよりずっと前に使用されていれば、確定なんですけどね(^_^;)
そして、「竜In太陽」でもお馴染みな、火曜日の女シリーズ『木の葉の家』最終回でも使用。
既に太陽はスタートを切っているので、これは太陽セットの流用といえるのですが、これって結構微妙なセンではある、今のところ小職としては国際放映の警察デフォルトセットの太陽専有の線かも。
それに、いずれも東宝製作で『ある朝、突然に・・・』は浜美枝さん、『木の葉の家』は星由里子さんといえば、直後に太陽ゲスト出演。というか出演交渉の場でもあった?
『小野小町殺人事件』(1986年)見た記憶が・・・・。特に山城新伍さんで思い出したんですよね。ホームズは撤去されて、最新だったビジネスフォンも黒電話にわざわざ変えていますね。ただ、応接セットは復活していて、ちょっとうれしい<なにが?

▼新野悟プロデューサー。
太陽に長く関わられていたプロデューサー。岡田さん、梅浦さん、服部さんはインタビューなどがあるのでそれなりに情報はあるのですが、新野さんがなかなか情報がありません。いつか調べてみようとは思っていたのですが。
いや、これ、先日のペッパー先輩の補足的な要素も含め調べてみたわけです。
ペッパー先輩はパリロケの仁科秀人を新野さんだと認識されておられなかったので、僭越ながら小職が証跡を提供させていただいております。実際の完成作ではノンクレジットですが、週刊テレビ番組のシナリオ掲載時(#608)にしっかり明記されています。
プロデューサーが演者だというのも確かになかなか無いことですし、予算の関係上かそれとも代役だったのか・・・。
そもそも海外ロケのゲストは最少人数に絞り込むので、豪ロケは関虎実さんが殺し屋として登場するなどもありましたが、秀人は結構キーマン的な役でしたからね。(第一容疑者)
ただ、新野さんが演じられることによって、逆にリアリティーはあったかもしれません。
(パリロケのストーリーは何となくですが、ロス疑惑を連想させる・・・)

ところで、新野さんにつきまして色々とネットなどから拾い集めてきた情報をまとめると・・・・

「東宝ニューフェイス」(新人育成のオーディション)の最後の15期としてデビュー(同期 古谷敏さん 二瓶正也さん)
(知人の推薦で入社・・・古谷さん談)

1962年~1963年に俳優として映画出演。
『河のほとりで』(東宝 1962年)学生C 役
『太平洋の翼』(東宝 1963年)水野二飛曹 役
『林檎の花咲く町』(東宝 1963年)萩原和夫  役

その後、裏方に転向されたようですが、
円谷プロダクションへ出向(?)。
『ウルトラQ』では裏方として演技事務担当と、#11で出役・・・通信員(ノンクレジット)。
古谷さんをケムール人スーツアクターに起用⇒ウルトラマンへ
『ウルトラマン』『ウルトラセブン』制作デスク担当。
森次さんをダン候補の一人とした。

その後、東宝に戻り、

『恋の罠』(NTV 1970年)プロデューサ(補?)
『兄貴の恋人』(CX 1970年)プロデューサ補
『コートにかける青春』(CX 1971年)プロデューサー補
『決めろ!フィニッシュ』(TBS 1972年)ユニ ット・マネージャー
『マドモアゼル通り』(YTV 1972年)ユニ ット・マネージャー
『高校教師』(12CH 1974年)プロデューサー補
『傷だらけの天使』(NTV 1974年)プロデューサー補

●太陽は#145~#291まで、プロデューサー補。

竜雷太さん主演映画『俺の選んだ女』(1976年)制作補

横溝正史シリーズ『三つ首塔』『悪魔が来りて笛を吹く』『獄門島』
(MBS 1977年)プロデューサー

●太陽のプロデューサーに昇格、#292〜PART2最終回まで。

『原子炉の蟹』(NTV 1987年)プロデューサー
『遠眼鏡の中の女』(ANB 1990年)演技事務
『時効を待つ女 -信州・蛍橋-』(TBS 1990年)プロデューサー※東宝退社?
『湯けむり仲居純情日記 1,2,3』(TBS 1993年~1994年)プロデューサー
『愛と感動の実話 さよなら盲導犬ベルナ』(CX 1998年)プロデューサー

息子さんはプロダクション代表・・・太陽は朝日?夕日?という疑問に新野さんに問い合わせ。答えは「朝日」。撮影は千葉県某所。10日間ほど泊まり込みで撮影。(確かに太陽のコンセプトは「刑事の白昼の活動」なので、初代OPが夜明け⇒ボス闊歩・・・は当然といえば当然。)

お孫さんは歯科医。

・・・と、拾い集めてみました。
印象的にはキャスティング(ゲスト)中心のお仕事をされていたように思いますし、裏方のお仕事をかなり把握なさっていた方ではないかと思います。
インタビュー、拝見したいですね・・・<とボソリと。


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