ピーマンの花芯の真上から撮影した超マクロ写真です。前回よりさらに拡大して撮影しました。スケールバーは1mmに対応しています。
中央の雌しべの柱頭を真上から見ると,雌しべは全体として三角形の角を切り取ったような形です。下の左付近に典型的な形の雄しべに着目すると,黒い部分は花粉の入っている雄しべの表皮です。雄しべの中央が割れて花粉が出ている様子が分かります。雌しべと雄しべの両方にフォーカスが合っているので両者は同じ程度の高さであることが分かります。同花受粉が起こりやすい状況ですが他の花粉の授粉を妨げているわけでもありません。
撮影日:2013.10.11 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)