~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

観光列車「○○のはなし」乗車と萩散策ツアー ~part2~

2017年09月11日 | 鉄旅
旅の続きです。
12:59東萩駅に到着、いよいよ萩散策です。
ツアーには萩循環まぁーるバスの一日乗車券(500円)がついていますが
私はレンタサイクルを借り一人気ままに散策しました。
駅横のレンタサイクルのシステムは1時間200円の後払い形式で
身分証明なども必要なく、名前を聞かれるだけで何とも簡単
ブレーキがキ~イと鳴る、少々整備不良の古い自転車でしたが(笑)
気さくな係りのおばちゃんに「時間はどれくらい?どこ行きたい?」と聞かれ
散策時間と場所を言うと地図に記入しながら色々と説明してくれます。
萩市内には4ヶ所ほど営業所があり事前に言えば乗り捨ても出来るそうです。

ちょうど自転車を返しに来た一人旅らしき男性に道路状況など聞くと色々と教えてくれ
「結構、疲れますから水分補給は忘れずに」と明るい笑顔で送り出してもらいました
これも一人旅の良い所、こんな一瞬の出逢いにホッと心が癒されます
おっと~こんなところでモタモタしてはいられません(笑)
ツアーの集合時間は16時、残り時間は2時間40分ほど・・・
さぁ~萩の町に向かい出発進行

もらった地図を頼りに先ずは萩城跡を目指します。
途中、右手に見えた松林「菊ヶ浜海水浴場」に寄り道
ここからの夕景はきっときれいでしょうネ~

左手の指月山に萩城跡がありま。

海水浴場から3分ほどで萩城跡入口到着しましたが
レンタサイクルのおばちゃんの話では自転車で通り抜けられるとか・・・

初めての場所は土地勘がないのでここで諦めます。

萩城跡を背にし次は城下町を目指します

この辺りは上級武士が住んでいたらしく長い塀と大きな家が多かったですネ~

観光客があまり訪れない日常の暮らしがみれる場所へ
ウロウロできるのはチャリならではです。

城跡から5分ほどで観光客の多い城下町界隈へ
江戸初期に建てられた菊屋家住宅

入館料600円ですが20~30分かけ説明してもらえるみたいですヨ~
毎年、新緑と紅葉の時期に普段は非公開の奥庭が特別公開されるそうです。


名前は解りませんが歴史よりこういうものについ目が・・・

お向かいは幕末頃に建てられた旧久保田家住宅

向かい合う立派な両家は江戸時代初期と後期の建て方の違いを比べられるそうです

菊屋家住宅から小路に入り・・・

菊屋横丁・伊勢谷横丁・江戸屋横丁とジグザグに移動
萩焼のお店やオシャレな喫茶店などもありましたが次回また・・・

今日は下見みたいなもの?(笑)

高杉晋作誕生地


普通のお宅は管理も大変なのか崩れた白壁
  

江戸屋横丁にある木戸孝充旧宅

どちらかというと歴史より昔の建物に興味のある私は写真だけ撮り
添乗員さんのお勧めの新名所へチャリを走らせました

向かったのは「明倫学舎」
全国屈指の規模を誇った萩藩校明倫館の跡地に建ち
平成26年3月まで授業が行われていた旧明倫小学校校舎が
2017年3月4日、新たな萩の観光起点に生まれ変わったそうです。


  


立派な校舎内に入り・・・
そろそろ散策して1時間半ここでチョッと休憩

校舎内にあるカフェ「萩暦」


教室を利用して作られた店内は貸し切りでした

糖分&水分補給し元気が出たので2階の教室へ


復元教室

ドラマの舞台などにも使われるそうです。

長~い廊下では雑巾がけレース体験も出来る?  


一つの教室では模擬授業中?

明倫小学校では1981年より毎朝、朝の会の時に吉田松陰の言葉を朗唱しているそうで
時間が合えばこうして観光客も体験できるそうす。


私は木造校舎はあまり通ったことがないのですが
こんな景色を懐かしく感じるのは何故でしょうネ~

明倫館には2号館(有料300円)があり
「明治日本の産業革命遺産」を紹介するビジターセンターや
「幕末ミュージアム」が開設されていますが・・・
添乗員さんの話ではここだけ見学するのにも1時間は必要だとか?
実は東駅から西の方には・・・
萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡など萩産業遺産群があります。
歴史や構造は全く解りませんが(笑)レンガ積みなど見た目の形に魅かれます。
(熊本にも三池炭鉱や三角西港などがあります)
パンフレット写真でとても興味があったのですがさすがに今回は無理
やはり、もう一度訪れないといけませんネ~(笑)

次に向かったのは有名な松陰神社なのですが・・・
途中少し寄り道してオジサンのお土産をget

だいたい想像はつくでしょうが(笑)
何を買ったかは次回にお披露目します。

松陰神社


松下村塾


松陰神社の側にはレンタサイクルのおばちゃんお勧めの東光寺がありましたが
時間的に不安だったので今回はパスしました。
東光寺付近から萩市内が一望できると聞き、坂道を想像し体力的にも諦めました。
明倫館でお茶しなかったら行けたかもしれませんけどネ~(笑)

そんなこんなで自由時間はあっという間、少々早めに東萩駅に帰ってきました。

帰路はJRでなく観光バスで新山口駅へ
大型バスに12名、ひとり2席使用とナント贅沢なこと

16時東萩駅を出発、1時間足らずで新山口駅到着

萩で時間がなく買いそびれたお土産を購入し・・・ホームへ

普段あまり見ないこだまやホームドアがない新山口駅は
九州新幹線に乗り慣れている私には少し新鮮(笑)
中央部を高速で列車が通過するのにはビックリでした

17:44発 新幹線こだま747に乗車し博多へ
ツアーの皆さんとはここでお別れし
19:16発 つばめ343号で一人熊本へと帰りました

久留米を過ぎる頃には4号車指定席車両には私一人貸し切り状態
さすがに夜なのでチョッと心細かったですネ~(笑)

こうして初おひとり人様ツアー参加の1日が無事終わりました。
直前までドキドキ不安な気持ちも終わってみれば何てことな~い
これで中国・四国・近畿・・・念願の北陸
寝台特急で関東までだって行けそうな気がしてきましたヨ~(笑)
4人の両親と自分の身体が元気なうちに
実現できると良いのですが・・・

本日も長々とおつきあいいただきありがとうございました。