~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

のがすなチャンスを・・・

2022年11月11日 | おでかけ
今日のタイトルは1974年のオフコースの曲
どちらかと言うとマイナーな曲ですが私にとっては青春時代の思い出
落ち込んだ時など元気が出てくる曲でした。

のがすなチャンスを
今この時がそのときかも知れない
いちばん大切なのは
その日その時

そう~チャンスは突然やって来たのです。

11月8日㈫ 
いつもより早く4時半過ぎに目が覚め、もう寝れそうにないので
朝のルーティンである阿蘇雲海と道路ライブカメラのチェックしていると
真っ暗な阿蘇谷には街の灯りが見えず、道路に薄っすら霧が
即、飛び起き洗面を済ませ神棚に水をあげ拝み・・・
5時、西の空に輝く月を眺めながらオジサンと2人阿蘇へ向かいました🚙
そう~念願の田子山山頂(そらふねの桟橋)からの雲海に逢うために・・・

途中、コンビニでパンと温かい飲み物を調達し食べながらワクワクドキドキ♪♪
北外輪二重峠トンネルを抜けると阿蘇谷は白い霧に包まれていました。
途中、国道57号線の乙姫あたりで嘘のように霧が晴れ急に不安に・・・
「空振り⁉」と心配しながらも左折し豊肥本線の内牧駅側の踏切を渡る頃
再び霧に覆われ・・・・きっと雲海が出ていると確信した二人でした(笑)
6時過ぎ、駐車場へ到着すると3台の車(私達の他にも物好きがいるものです😁
トイレを済ませて駐車料金を入れ、小走りしたい気持ちを抑え(笑)登ると・・・
くっきりとした阿蘇五岳のシルエットと完璧な雲海が待っていました。

日の出までもう少し時間があるので、先ずは「阿吽の石」がある丘へ

後からやって来た若い女性2人も雲海が見えた途端に歓声を上げていました。
「そらふねの桟橋」へ向かう途中では立派なカメラを抱えた女性にすれ違い挨拶をすると
「きれいな雲海ですョ~」と笑顔で声をかけてくれ、もう走りだしたい気分でした(笑)

そらふねの桟橋に向かうと先客が・・・

順番待ちしながら写真を撮り・・・

内牧の町も雲海の下・・・

一の宮方面は雲海が少し薄いよう・・
雲一つない空、祖母山系もくっきり見えました。

6時40分過ぎ外輪山から朝日が・・・


言葉はいらない素晴らしい景色



内牧方面に熱気球の姿が・・・


お互い譲り合いながら・・桟橋へ

朝日を浴び刻一刻と形を変える雲海




まるで生き物のように・・・




北外輪山とカフェも朝日に赤く染まり・・・

桟橋にいた3組で交代しながら桟橋を降りたり上ったり譲り合いです。
刻一刻と変わる雲海の姿に誰も帰る気配がありません(笑)

熱気球も高度を上げ・・・

少しづつ雲海が薄くなってきて内牧の町が姿を現してきました。

1組の方達は熊本県の広報関係の収録中のようで雲海の撮り方など男性が説明されてました。
「ご迷惑かけスミマセン、良い写真撮れました?」とその男性から声をかけられ
ほんの少し雲海の話やカメラの撮り方などなどお話をさせていただきました。
雲海も今日の様に少し風があると立野方面に雲海が流れ二重峠付近が濃くなるそうです。
その日の気象状況などにより場所によって濃い薄いが出てくるそうです。
来る時に乙姫付近で霧がなかったことも納得しました。
雲海予想は難しく天気予報の湿度・風速・気温などから予測していましたが
的中率は低く、やはり道路ライブカメラの霧の状況が一番だと実感しました。
今日は雲一つない快晴でしたが少し雲がある方が空を入れ変化のある写真が撮れると
自分が撮られた写真をスマホで見せて頂いたりして色々と勉強になりました。
大観峰からの雲海も雄大でしたが、ここは雲海が近く感じられ大観峰より好きかも・・・

出来るなら・・・ずっと素晴らしい雲海を眺めていたかったのですが
義父に朝食を食べさせないといけないのでタイムリミットの7時過ぎには
後ろ髪を引かれる思いで田子山を後にしました。
この日、ライブカメラを見ると南阿蘇谷(久木野付近)にも雲海がみられたようで
立野の阿蘇大橋付近を走っていると雲海の流れ込む様子が見れました。
(写真はピンボケで撮れてません)
義父には何も言わず出てきましたが、私達がいないことにも気がつかず
帰宅した時には朝食も忘れ(笑)畑仕事に励んでいて十分間に合いました。

実はこの日の一週間ほど前、濃い雲海が出た日があったのですが所用で行くことが出来ず
義母も退院したら、きっと忙しく今年の雲海鑑賞は無理だろうと諦めていた私でした。
念願の「そらふねの桟橋からみる雲海」
この日のチャンスは大げさでなく奇跡のタイミング
のがさず直ぐに行動して本当に良かった~
これからも環境が許せるなら「やりたいことはやる」
無駄足になっても・・・後悔しないために・・・・


人にはそれぞれ待ち望む
ことがあるのです それで
毎日の変わりばえのない
ささやかな暮らしの
中にも何かしら
はりあいをもっていられる

のがすなチャンスを
今この時がその時かも知れない
いちばん大切なのは
その日 その時

本日も長々とお付き合い頂きありがとうございました。