昨日のつづき 「茶花」について、
このお店は、3年ほど前、当時、京都伊勢丹に出向していたO嬢に連れてきてもらったお店で、此処は店主の接客も細かい所に良く気が付く、小気味良いお店である。
此処の料理は何を頼んでも「ん~、」と唸らせる。
この日も、星野民芸の繁ちーと石川君、籐細工の加瀬君を連れて遣って来た。
まづは、ビールと摘みに「砂ズリ」と「牛筋煮込み」、「ポテトサラダ」を注文。
「砂ズリ」にも独特のハーブを混ぜた様なオリジナルブレンドの香辛料で味付けされている。
「牛筋煮込み」はとことん煮つめ、トロトロの舌触りで、肉の甘みがなんとも云えない。
「ポテトサラダ」もさっぱりとした中に、絶妙の塩味と香辛料のパンチが効いて美味しいのだ。
メイン料理には「茶花スペシャル」。
このお好み焼きは絶品である。
関西風に小麦粉の生地とキャベツと具を混ぜ合わせ焼き始める、その上にたっぷりの豚肉を乗せる、両面じっくりと焼き上げたらソースをぬり、たっぷりの青ねぎを乗せ、その上に山芋のとろろと、最後に生卵の黄身を落とす。
これが「茶花スペシャル」だ。
私達のオーダーの後に、他のお客さんの注文で作っていたのが、「ラーメン焼きそば」
焼きそばと野菜を炒め、その上に特性のコラーゲンたっぷりの煮こごりの様な物を乗せ、もう一度炒める。
出来上がったら、チャーシューと青ねぎ、紅しょうがを乗せ、最後に半熟玉子を乗せて出来上がり!
「次回は、必ずこれを注文しよう!」と強く心に誓った!
料理を作る鉄板はピカピカに磨き上げられており、まるで鏡のようだ。
店主の接客もホントに気持ちが良い。
食事をする時は、裃を脱いでリラックスし楽しく食べたいものである。自然に笑顔がこみ上げてくるこの店主の所にはお客様が集まってくる。小規模店舗経営の模範のような店である。