「お尻が痛い!」
「えっ、高江さん、痔なの?」
いえ、いえ、けっして痔ではありません、今のところは?
実は、久しぶりに慣れない肉体労働をしたので、お尻の筋肉が痛いのだ。筋肉痛!
先日、知り合いの方から、「薪にちょうど良いのが、沢山あるので、もって来ちゃるわ!」と、
ダンプカー2台も、材木が届いた。
取り合えず、家の裏にザザーと下ろしてもらったのだが、何時までも、このままにしておくわけにはいかないので、出張から帰った昨日、一輪車を使って、片付けたのだ。
この材木は、どうして急に出て来たのか?と云うと、
何と、大震災の仮設住宅を作る時に、基礎打ちに使う「杭」を作る時に出た、端切れなのだ。
東北の仮設住宅を作るため、全国の材木屋さんに注文が出ているのだ。
普段は、それほど沢山作ることの無いものだが、今回は何万本と作らなくてはならないようで、端切れも山の様に出てくる。その処分に困ったものだそうだ。
こんな所にも、変な影響が出てくるのですな!
これを、朝から一輪車で、50センチくらいの物は、家の裏に、長いものは焚き付けの材料に、小さなものは、他の場所に・・・・・と分類しながら、えっちら、おっちら、運んだのだ。
中腰で薪を拾い、一輪車に積む、・・・今度は、一輪車の薪を拾って、積み上げていく・・・・
実に単純な仕事であるが、半日以上、中腰で仕事をしていた。けっこうな運動になった様だ。
翌日、全身の筋肉が痛い!
慣れない仕事で、普段使わない筋肉が悲鳴を上げている。特に背筋と腿の筋肉と、何と、お尻の筋肉までもが痛いのだ!
お尻を押すと、なんとも云えない筋肉痛がする。
昨日、染色釜の焚き付けに、この端切れを使ってみたのだが、残念ながら、直径が10センチ近くもあるので、このままでは、なかなか火に為らない、
「これは薪割りをしなくては為らないな!
きっと、今度は、背中の筋肉が悲鳴を上げそうだ!」