待ちに待った、光ファイバー通信がやって来た。
都会に住み人には、当たり前に使っているブロードバンド回線のありがたみは判らないのかも知れない。
たまたま、やって来た友人が、
「高江さん、電気工事なの?」と聞くので
「インターネットの光回線の工事なんだ。今まで、遅かったから、やっと早くなるよ!」
「ADSLだったの?」
「いやぁ、ISDNなの」
「ひぇ~、それは10年前だよ!」
と驚いていた。
昨年の春、宇佐市の行政施策として、「全市に高速インターネット通信の設置」が打ち出された。
私達が住むような過疎地では、こう云った、特別な行政サービスでない限り、未来永劫、光通信などは夢の夢だったのだ。
遂に、ターミナルルーターに、光ケーブルがつながれた。
「これで繋がりますので、後は、説明書を見てパソコンの設定をして下さい」
と、工事の業者は帰っていった。
先ずは、ルーターの一番近くにあったパソコンを繋いでみた。
「うぁぁぁぁ~」 思わず、歓声が沸く!
「早い!凄い!嬉しい!」
それでは、と、云う事で、ランケーブルをハブ(ランケーブルの分派機)に繋いで、もう一台につなげてみるが、そちらのパソコンはインターネットが繋がらない?
業者に電話してみると、パブでは一台のパソコンしか認識できなくて、沢山のパソコンを繋ぐのであれば、ルーターを通さないとダメだそうだ。
なるほど、
そこで、以前買っていた、バッファローの無線ランルーターを引っ張り出してきた。
それぞれの、パソコンに、ルーターのドライブを設定し、繋いでみる。
すると、3台のパソコンが無線で繋がるではないか!
「ヤッター!」
「遂に、遂に、我家も文明開化の風が吹く」
喜び勇んで、ノートパソコンを10メートルほど離れた、自宅に移動して、繋がるか試してみた。
驚くことに、別棟の我家でも、工房からの無線で繋がっている。
遂に、光がやって来た!