正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

seiko ラサールとブローバ手巻き時計を修理しました

2010年08月04日 | 時計修理
明日からお休みを頂戴するので今日の修理の日記を書いておこうと思います。
3日後になると忘れてしまう部分も出てくると思います。

 最初はセイコーラサール
2F50 キャリバーの時計です。クレドールにも使われている機械で個人的には苦手の機械です。
歯車と歯車の間に座があってその両サイドにまた歯車が入るややこしい構造です。
小さい機械で歯車を組むとこうなってしまうんでしょうね。



最初組んだときよりも数段早く組めるようになりましたが、緊張する機械です。N様からのお預かりです。

 次はT様からのお預かりのブローバの婦人用手巻き時計です。
文字盤が面白いデザインです。今でも十分使えるデザインだと思います。ケースはシルバーで当時は高級品だったと思います。
分解掃除で完了です。



ETAの婦人用の自動巻きの機械で竜頭が抜けるとの修理が来ました。
分解掃除はしないでいいとのことで、文字盤を外して点検おしどりのチョッポが少し減っています。部品を交換して組み上げて完了です。


 出来上がった修理を送る準備とメーカーの送る準備、明日から3日間の引継ぎの準備をして今やっと時間が出来ました。

今から少し掃除をして家に帰る予定です。

仕事を忘れてなんて出来ないと思いますが、気分転換して帰ってきます。