正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

シチズン小さなクオーツとロンジンクオーツを修理しました。

2010年08月17日 | 時計修理
昨日少し用事があってビルの外に出たのですが、ちょっと歩いただけで頭がボーっとしてしまいました。
ある程度の暑さは大丈夫なのですが、昨日の暑さははじめての経験でした。
今日も朝から昨日と同じような暑さみたいです。今からまた用事で外に出てきます。

 昨日の修理です。
シチズンの小さな機械の時計です。4520キャリバーです。
電池の接点部分に不具合があり、分解掃除と接点の修正をしました。
N様からのお預かりです。
なかなか暑く集中できなかったので顔を洗って頭を冷やしてから修理に入りました。


次はS様からのお預かりのロンジンです。ケースは18金で出来ていてる高級品です。
機械の外し方がちょっと変わっている時計で、裏のネジを外して文字盤とガラスを一緒に押出す方法で機械を取り出します。

 同じ機種でステンレスケースの時計はこのネジの無いもののあり、そのときは竜頭を抜いてその穴からエアを入れてガラスを抜いて機械を取り出します。
そのとき「ポン」とびっくりすような音がします。
分かっていながらドキッとします。

 エタの210001 ロンジンの番号はL140.6 
この時計も+の接点が折れていてその折れた鉄片がローターに付着していました。

薄型の機械で分解掃除で順調に動いてくれています。部品は昨日注文し入荷してきたら組み込んで仕上げます。

 今日はセイコーのAGSダイバーを修理予定です。出来たらもう一つ残っている掛け時計の修理も出来たらいいな~って思っています。

暑いですので本当に暑さ対策してください。