正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

カルティエクオーツとアルバを修理しました

2010年08月15日 | 時計修理
今日は終戦記念日12時から1分間黙祷です。
お盆休みも今日までのところが多いかと思います。
私は毎年お盆開けにお休みをもらっていましたが、今年は泊まる場所が8月の最初しか空いていなかったので早めのお休みを頂戴しました。
来月ビルのメンテナンスのため1日お休みがありますが、そのお休みが年内最後のお休みになります。
しかしその最後のお休みにセイコーの展示会があるので結局半日は仕事になってしまいますが…。

 昨日の修理です。
夕方からお客さま少なくなってきたので分解掃除を始めました。
カルティエのクオーツです。
電池交換しても動かないとのことで分解掃除になりました。
カルティエの針はいい素材を使っているため磁気が入りやすくなっています。お気をつけてお使い下さい。
回路等の部品に今のところ問題なく分解掃除で動いてくれています。S様からのお預かりです。



 次は変わった修理依頼です。
お客様持ちいただいたのはケースと文字盤と針と中枠。中には機械が入っていませんでした。
思い出の時計なので機械を探して入れて欲しいとのこと。
かなり昔の機械でアルバのY151でお店の時計を探したところY150の機械が見つかりました。
針の穴の大きさが違うだけで構造、大きさはほぼ同じだったので早速その機械を分解掃除して組み込みました。
干支足の位置も同じだったので調整の必要も無くケーシング完了です。



 思ったより早く終わって子供と一緒にしばらく実家にお邪魔していたので久しぶりに家に帰りました。

今日はまた深夜残業の予定です。掛け時計の修理をする予定で結構遅くまでかかりそうです。

 頑張ります。