細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
東京都あきる野市伊奈307≠P
もりそば¥700=A肉汁うどん¥680=Aまいたけ天ぷら¥500・/span>
JR五日市線武蔵増戸駅の西側にある手打ち蕎麦店。窓から店の前に広がる緑の広場と遠くに連なる山々が一望され時々電車が通過する様はまるで信州の風景のようだ。店内は4人卓が4と2人卓1でうどんや丼物も扱い日本酒や焼酎のストックも豊富。手打ちの二八そばは太さがやや不揃いながらしっかりとしたコシがあり喉ごしも良い。冷たいうどんは飴色に輝く平打ちで粉の風味が豊かでしっとりとした食感。肉汁は程良い甘さで具は豚バラ肉とネギと刻み揚げ。揚げたて熱々のまいたけ天は衣がカリカリで中はサクッとした歯ざわりながらしっとりとした味わいで美味しい。
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神奈川県相模原市緑区大島3032≠P0
マグロヅケ焼き丼セット¥1050=Aとろろせいろ¥850=Aおひたし¥200・/span>
相模原市の西域を南北に走る県道48号線沿いにある街のお蕎麦屋さん。カウンターとテーブル席で20~30人の収容だが平日は自家菜園を営み店舗営業は金土日のランチのみ。季節の新鮮野菜をふんだんに使ったおひたしは滋味あふれる絶品で是非おすすめだ。マグロのニンニク醤油漬焼丼にはそばかうどんとサラダ・小鉢・カスピ海ヨーグルトはつく。とろろと青のりと玉子が浮かぶつけつゆのとろろせいろにも小鉢がつく。まさに周辺のランチ事情を担うお蕎麦屋さんである。
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東京都あきる野市秋留1≠S≠P
かき揚げ天もりそば¥945=A鴨汁うどん¥1050・/span>
拝島から睦橋通りを西へ向かいスーパー「いなげや」裏側の住宅街にある「石臼挽き手打そば」のお店。洋風の洒落たエクステリアから日本蕎麦店をイメージすることは難しい。店内はホールにテーブル6卓と小上がりに3卓。席に案内されると直ぐにそば茶とそばかりんとうが運ばれる。白い焼き物の食器で供される蕎麦はやや太めの平打ちでモッチリとしたコシがあり噛むと甘みが口の中に溢れ出す。艶々と輝く冷たいうどんはやさしい食感だがしっかりした歯応えがある。圧巻はかき揚げで直径も厚みも常識外のサイズながら油ぎれが良くサクサクなのには驚いた。
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東京都八王子市堀之内3≠R5≠P
かき揚げせいろそば¥1150=Aせいろうどん¥780・/span>
京王電鉄相模原線の京王堀之内駅に程近い手打ちのそばうどん店。店舗外観は和風を意識した設えだが店内はとわりとカジュアルな雰囲気。カウンター6席と3人鰍ッのテーブルに4人鰍ッの掘り炬燵が2席。「冬は河豚 夏は鰻 春夏秋冬手打そば」を謳いランチを意識したセット物も多く並ぶ。細長い蒸籠に盛られたやや細めの蕎麦は艶やかでカドが立ちコシが強く喉ごしも抜群。きりっとしたつけつゆは蕎麦の個性を引き立てる。フワッと揚がったかき揚げは海老の風味に溢れサクサクの食感。細くて白く透き通ったうどんは伸びやかさと歯応えを併せ持つ逸品。
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東京都青梅市河辺町1≠W00
ざるそば¥840=A野菜の天ぷらざるうどん¥1365・/span>
奥多摩街道と新奥多摩街道の分岐点近くの丘上に建つ店舗。カウンター8席、4人テーブル3卓、小上がりに6人卓が3卓。裏に向いた大きな窓からは、眼下に広がる多摩川の河辺と遙かに連なる山並みの大パノラマを一望できる。街道側に大きな窓が無いのも頷ける。二八の蕎麦は中太でしっかりとカドが立ちコシも強い。つけつゆはかつおの香が立ったキリリとした味わい。薬味は本ワサビと小口切りのねぎ。うどんは飴色に透けてぬらぬらと艶めかしい。柔らかな口当たりながら芯がしっかりしたコシを持ち粉の風味豊かな味わいだ。サクッと揚がった天麩羅にはワサビ塩が添えられる。
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東京都羽村市羽西3≠P≠P1
鴨汁うどん¥900=Aかき揚げ天そば¥850・/span>
吉野街道を小作駅の方から西へ向かい多摩川橋少し手前の右側にあるお蕎麦屋さん。店内はホールと小上がり合わせて十数卓に個室もあり40名以上の収容。冷たいうどんは艶々とした色合いで強いコシ。熱々の鴨汁は味醂が効いて風味豊な味わい。かき揚げそばは大きめの丼で熱々が供される。色付いた蕎麦は温まってもしっかりしたコシがある。ダシが効いたかけつゆは少し甘めの味付けで中太の蕎麦に程良く絡む。カリッとした大きなかき揚げはつゆを吸っても型崩れせずに事。が増している。薬味の小口切りのネギが好アクセント。うどんも蕎麦もボリューム満点。
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東京都あきる野市五日市64
三色そば¥1400=Aつけうどん¥850・/span>
江戸時代創業の製麺処「寿美屋」の営む手打ちそばと日本料理の店。三色そばは「しらゆき」「おせいろ」「田舎そば」の三品で黒塗りの細長い箱で供される。細くて透き通った白さのしらゆきをダシの効いた辛めのつゆを少しつけて口に運ぶとみずみずしい粉の香が広がる。カドが立ったせいろはしっかりしたコシを持ち喉ごしも滑らかだ。中太で褐色がかった田舎はしっとりとした口あたりで蕎麦粉の風味が楽しめる。薬味は小口切りのねぎとわさびと大根おろし。白色でキラキラと輝く冷たいうどんはモッチリとしたコシ。残念なことに宴会が入っていて天麩羅はオーダーストップ・・・
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東京都八王子市大和田町4≠Q9≠P4
肉汁せいろうどん¥850=Aぶっかけ八味そば¥820・/span>
国道20号石川入口の交差点から北へ少し行った左にある街のお蕎麦屋さん。ホールにテーブル2卓と小上がりに4卓で2階に座敷もあるようだ。メニューにはスタミナ定食系がずらりと並んでいる。豚肉にこだわりがあるようで埼玉県日高市高萩産の自然飼育豚を使っているそうだ。豚バラ肉とザク切りの青ネギが入った肉汁は味醂が軽く香る味付けで、冷たいうどんはつるりとした食感。かいわれ・山菜・大根おろし・おかか・トマト・玉ねぎ・わかめ・小口切りのねぎの8品が載ったぶっかけそばはサッパリした味わいながらボリューム満点。
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東京都福生市熊川一番地
天麩羅もりそば¥1300=Aざるうどん¥800・/span>
福生の地酒「多満自慢」を造っているのは文久3年(1863年)創業の石川酒造。その敷地に建つ明治31年造の土蔵(国登録有形文化財)が食事処「雑蔵」である。蔵独特の重厚な造りをモダンにアレンジして居心地の良い空間を演出している。酒造りの「仕込み水」を使って打った蕎麦は香りが立ったストレートな味わい。天麩羅は海老と季節の野菜でボリューム満点。うどんは白色でキラキラと輝き喉越し抜群。刻んだ岩海苔の風味が上品な粉の味わいを引き立てている。「雑蔵」は50席だが、別棟の「向蔵」(明治29年造)は70名規模の宴会も貸切で利用できるそうだ。
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東京都西多摩郡奥多摩町丹三郎260
天せいろそば¥1400=Aせいろそば¥800=A半盛りせいろうどん¥500=A舞茸の天麩羅¥600・/span>
奥多摩の吉野街道沿いにある古民家蕎麦処。茅葺きの立派な門の奥にこれまた立派な藁葺屋根の母屋が建っている。玄関の正面奥が厨房。靴を脱いで廊下を左に進むと二間続きの広間があり30~40人の収容。玄関から右に廻ると個室がある。そばは細めの二八蕎麦でコシが強くキリッとした味わいのつけつゆとのバランスが抜群。天婦羅は海老と野菜でボリュームたっぷりの揚げ立てサクサク。舞茸の天麩羅もしっとりとした食感。平打ちのうどんはしっかりした歯ごたえと滑らかな喉越しが味わえる。11時半からの営業だが午後1時前に売り切れになることもあるようだ。
東京都青梅市東青梅2≠P0≠T
野菜天もり蕎麦¥1050=A鴨汁うどん¥900・/span>
東青梅駅に程近い住宅街の中にある蕎麦うどん店。カウンター8席と4人鰍ッのテーブル2卓に8人鰍ッの囲炉裏、小上がりにも20席程度。細くて短めでキラキラと輝く蕎麦は、強いコシを持ちながら口の中で蕎麦粉が溶けていくのが実感できる味わい。キリッとしたそばつゆとのバランスも絶妙。艶々として灰色がかったうどんはしっかりしたコシとモッチリした味わいを併せ持ち、独特の味わいが滲み出た鴨汁との相性も抜群。奥多摩の名水と関東産そばの石臼自家製粉による手打ち蕎麦と国内産小麦粉にこだわった手打ち饂飩に脱帽。野菜天も香ばしくて盛り沢山で言うこと無し。
埼玉県飯能市小久保46≠T
鴨汁もりうどん¥900=A野菜天合いもり¥1050・/span>
飯能狭山バイパスを走っていると、飯能警察署の少し手前の右側に「手打ちそばうどん」の看板を発見。長閑な風景の中を進むと暫くして小綺麗な平屋の店舗が現れた。店内は4人鰍ッのテーブル3卓と座敷に4人鰍ッの座卓が6卓。やや色づいた手切りのうどんは平打ち風でしっかりとした食感と粉の風味を併せ持つ。太めで平打ちの田舎蕎麦は蕎麦粉の風味が控えめでしっかりしたコシを持つ。つけつゆはうどんでもそばでも丁度良い絶妙の塩梅。鴨汁は斜め切りのネギと三つ葉の風味でサッパリと仕上げられている。もちろん天ぷらもサクサクで文句無しである。
神奈川県相模原市津久井町青野原2338
田舎十割天せいろ蕎麦¥1300=Aかき揚げおろしうどん¥800・/span>
山中湖から道志を抜けるカーブの続く長い山道がようやく終わって視界が開けたあたりで突然右側に現れる日本蕎麦店。古い建物を綺麗にリフォームした店舗は開口部を大きく設けた明るくモダンな造り。限定一日20食の十割そばは太い平打ちで長さも十分にある。蕎麦粉の風味だけの十割蕎麦と異なりモチッとした食感ながらしっかりとしたコシもあり程良い蕎麦粉の風味も味わえる。冷たいうどんは白く透き通りのびやかで風味豊かな味わい。天ぷらの盛り合わせやかき揚げもサクサクで野菜の甘みを味わうことができる。平日ランチの天丼は特にお薦めらしい。
東京都日野市神明3≠P≠P0
鴨汁うどん¥1300=Aせいろそば¥800=A白まいたけ天ぷら¥250・/span>
日野市役所そばにある日本蕎麦店。以前は新撰組ゆかりの『日野宿本陣』で営業していたが数年年前に移転したそうだ。店の中央には天然木の大きなテーブル、小上がりに3卓、奥には個室の座敷もあるようだ。蕎麦は少し緑色がかった中細ストレートの二八蕎麦で辛めのつゆを少しつけて口に運ぶと新そばの風味がほんのりと漂う。うーん蕎麦も悪くない・・・が今日の目的は武蔵野うどん。国産の粉で打ったうどんは僅かに色づいているが表面はツルツルでキラキラと輝いている。噛むと押し返すような歯ごたえと鴨汁をまとったやさしい粉の味わいは格別である。
神奈川県川崎市麻生区片平1539
ざるそば¥1000=Aざるうどん¥900・/span>
川崎市麻生区の丘上にある茅葺き屋根の日本蕎麦店。門を潜って奥へ進むと正面に店がある。店に入ってまず驚かされるのは、各テーブルの上に置かれた惣菜の数々。野菜の煮物や揚げ物に垂フ物、お新香やデザートなどが入った器がところ狭しと並んでいる。中央には豚汁のセルフサービスもあり、注文した品が出てくるまでにお腹がいっぱいになってしまいそうである。さらに嬉しいことに外のテーブルで食後のコーヒーやお茶の無料サービスがある。また、通路では新鮮野菜や果物を格安で直売している。門を潜って外へ出るまでお得感が溢れているお蕎麦屋さんである。