細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか！
東京都八王子市石川町９５６≠Q
石川そば￥５６０・/span>中央高速上り線の石川ＰＡのフードコートにはエクセルシオールカフェや吉野家と並んでラーメンとうどんそばを扱うコーナーがある。ご当地ラーメンといえば刻んだタマネギを載せた八王子ラーメンであるが、ご当地風のそばのメニューを見つけたので注文してみた。醤油色をした濃い味のかけつゆと茹で麺のそばは立ち喰いのスタンダード。さつまあげと温泉玉子ときぬさやのトッピングに加えて粗みじんに刻まれたタマネギが添えられている。「八王子そば」ではなく「石川そば」と名付けられているのは、刻みタマネギのトッピングがここのオリジナルメニューなのであろう。
神奈川県相模原市中央４≠T≠U
金太郎ラーメン￥６５０・/span>以前の「おやじ」本店が二郎インスパイアとなっていた。ラーメンを超える超ボリュームと強烈な味にインスパイアされたラーメン店である。この店の特徴は野菜の量が多いことで、厨房の調理卓ではモヤシの袋の封を切って広げたところに刻んだキャベツを詰め込んでる。運ばれてきた丼には山盛りの野菜に大きめに刻んだニンニクが添えられていて麺やスープが見えない状態。野菜の山を崩さぬよう慎重に食べ進むと柔らかい豚が姿を現す。極太の麺と強烈な個性のスープと常識を越えたボリューム。二郎はラーメンを超えた「二郎」という食べ物と云うのも納得である。
神奈川県相模原市富士見６≠P５≠W
かきあげそば￥１０００＝A桜えびのかきあげとせいろのセット￥１１００・/span>間口はあまり広くないが奥行きがある店舗。大小のテーブルとカウンターでかなりの人数を収容できそうな１階ホールと２階に５０人以上収容の座敷があるそうだ。温かいそばと冷たいそばを注文。かけそばには柚子とほうれん草と小口切りのねぎのトッピング。温まっても歯ごたえがしっかりして風味豊な細い蕎麦とダシの効いたかけつゆにさわやかな柚子の香りが漂う。久々にかけそば一杯で心が満たされた。もちろん冷たいそばは石挽き手打ちの醍醐味を充分に堪能できる仕上がりである。桜エビとタマネギと三つ葉のかきあげは揚げたてサクサクで百点満点の出来。
東京都港区新橋２≠P７≠P
ごぼう天うどん￥３６０・/span>新橋駅を出てすぐの新橋駅銀座口前交差点に面した角にある立ち喰いそば店。ごぼう天は千切りのゴボウに千切りのニンジンを少し加えたかき揚げでワカメと小口切りのネギが添えられる。濃い色をした醤油味のかけつゆを吸ってゴボウ天がほぐれはじめると丁度良い食感となる。温め直したうどんはとても柔らかくやさしさだけが後に残った。ちなみに Pont_Neuf とはフランス語で「新しい橋」を意味し、新橋駅構内の「ドトールコーヒー新橋駅ャ塔kッフ店」とか新橋駅前ビル1号館にあるカフェテラス「ャ塔kフ」とは無関係らしい。
東京都港区新橋２≠P７≠R２
野菜ちくわ天そば￥３６０・/span>ＪＲ新橋駅日比谷口からＳＬ広場に出てすぐ左にある立ち喰いそば店。ジェイアール東日本フードビジネス株式会社（ＪＥＦＢ）が展開するチェーン店で新橋駅では３店舗を営業している。苧ﾖを縦半分に切りタマネギや春菊などのかき揚げのタネを絡めて揚げたちくわ天は歯ごたえが絶妙で新鮮な食感である。黒っぽい中太のそばは茹で麺を湯に潜らせて温め直したもので、歯ごたえやそば粉の風味は期待できないが、少し味醂が香る濃い色をした醤油味のかけつゆを吸うとうま味が増して美味しく感じるから不思議である。
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東京都港区新橋３≠Q１≠P０
天玉そば￥４００・/span>ＪＲ新橋駅の烏森口から西口通りへ入ってすぐ左に「かめや」新橋店がある。ギザギザのカウンター席と立食カウウンターで12～3人の収容。「かめや」では天玉が must に思えてしまうほどここの温玉は魅力的である。タマネギとニンジンに春菊が混ざったかき揚げもサクサクの逸品でドッサリ盛られた小口切りのネギもうれしい。味醂が香る濃い色をした醤油味のかけつゆも抜群の味わいである。生そばを茹でていったん水で締め、再び湯にくぐらせて温めたそばの食感は立ち喰いの領域を超越している。歯ごたえといい蕎麦粉の風味といいさすが「かめや」である。</span
東京都日野市神明３≠P≠P０
鴨汁うどん￥１３００＝Aせいろそば￥８００＝A白まいたけ天ぷら￥２５０・/span>日野市役所そばにある日本蕎麦店。以前は新撰組ゆかりの『日野宿本陣』で営業していたが数年年前に移転したそうだ。店の中央には天然木の大きなテーブル、小上がりに３卓、奥には個室の座敷もあるようだ。蕎麦は少し緑色がかった中細ストレートの二八蕎麦で辛めのつゆを少しつけて口に運ぶと新そばの風味がほんのりと漂う。うーん蕎麦も悪くない・・・が今日の目的は武蔵野うどん。国産の粉で打ったうどんは僅かに色づいているが表面はツルツルでキラキラと輝いている。噛むと押し返すような歯ごたえと鴨汁をまとったやさしい粉の味わいは格別である。
東京都八王子市南町３≠W
ミニ鉄火丼セット（ホットうどん）￥５００＝Aバリカタ冷やしうどん￥２８０・/span>八王子の国道16号南町交差点近くにある海鮮料理店。本店は富士吉田の警察署近くにある「海の家」。店内は生け簀を囲むカウンター席と座敷とテーブル席でかなり広い。うどんのメニューはホットうどんとバリカタ冷やしうどんの２種類でどちらも280円。温かいうどんは太くて少し縮れて歯ごたえ充分。イリコダシの効いたかけつゆは醤油と味噌のブレンドで茹でキャベツと小口切りのネギが載る。冷たいうどんは吉田でもめったにお目にかかれない剛の逸品。少し甘みを感じるぶっかけつゆに茹でキャベツと大根おろしと小口切りのネギ。ボリューム的には両方食べて一人前。
東京都大田区田園調布本町５７≠P６
うどんすきコース（主な具：えび・はまぐり・穴子・鶏肉・湯葉・がんもどき・餅ほか野菜各種、デザート：メロン、シャーベット、コーヒー）
高級住宅街に佇む一軒の邸宅。門をくぐり玄関から中へお邪魔すると十数名収容のダイニングと８名収容の和室。「東京美々卵」の元社長ご夫妻が営む自宅レストラン。コースは胡麻豆腐から始まり海の幸や煮物を盛った先付から自家製塩辛ときていよいようどんすき。銅鍋にはだしつゆが張られ初回分のうどんが入っている。大皿に盛られた具は丁寧に下拵えされた海山の逸品。薬味はもみじおろし・おろしショウガ・葱・レモン。鍋の食材はどれも実に美味しく、火を通してもうどんが柔らかくならずにしっかりとしたコシとノビが楽しめるのはさすがである。
東京都港区芝５≠R３−３６
中華そば￥３９０・/span>ＪＲ田町駅ホームの北側の階段を上がったコンコース内にある立ち喰いそば店。店内には２人鰍ｯのテーブル７卓と立食のカウンターで20数名の収容。券売機で食券を購入して厨房のカウンターへ置くシステム。中華そばを注文すると麺を茹でる３分程度の間待つこととなる。出来上がると呼ばれるので厨房のカウンターへ行ってラーメン丼を受け取る。醤油味の澄んだ中華スープに少し縮れた中細麺。ワカメとメンマとチャーシュー１枚にゆで卵半分と小口切りねぎが載って390円は納得できる味と価格のバランスではないだろうか。あじさい茶屋のメニューに迷った時は無難な選択と言えよう。
山梨県都留市川棚４８０≠P
吉田の肉天うどん￥６５０・/span>中央高速河口湖線上り谷村PAの飲食コーナーは美味しいもの食べさせてくれるので有名だ。Ｂリーグに所属する吉田うどんや富士宮焼きそばや大月おつけだんごを扱っていたり、中央道ラーメンバトルで「黒胡麻担々ねぎラーメン」が最優秀賞に輝いたりとなかなか元気なＰＡである。スナックコーナーの宿命でうどんが茹で置きとなるのは避けられないが、温めたうどんはモッチリとした歯ごたえながらも粉がキシッと詰まった感触があり、つゆを吸って風味も増している。つゆは醤油と味噌のブレンドで茹でキャベツや豚肉やタマネギとニンジンのかき揚げとの相性も抜群である。
山梨県富士吉田市上吉田５≠W≠P６
この花うどん￥４００・/span>金鳥居から山へ向かって暫く進むと左側に立派な門を構えた富士講の御師の家がある。今年の夏から座敷を御師カフェとして営業を開始したようだ。甘味処メニューに加えてこの花うどんという温かい吉田うどんも扱っている。白色をしたうどんは優しいタイプのうどんでツルツルした食感だが僅かに粉の風味も残っている。つゆはダシの効いた醤油ベースでトッピングは茹でキャベツと千切りのニンジンとゴボウに揚げ玉と花麩が一切れ。薬味の小口切りしたネギは小鉢に盛られて添えられる。和風カフェのうどんは後味もサッパリでスマートな一杯であった。
山梨県富士吉田市新西原２≠Q７≠P３
肉きんうどん￥５５０＝A天ぷらうどん￥５００・/span>河口湖ＩＣに程近い昭和大学入口交差点の横にあるマクドナルドの裏側に新しい吉田うどんの店ができた。大きな民家の居間をそのままで営業しているが他にも座敷がたくさんあり、広い駐車場も完備しているのでかなり大きな店舗になるのかも知れない。色づいた太いうどんはしっかりした歯応えで温かくしてもコシがあり粉の香りも味わえる。つゆはダシの効いた醤油ベースでうどんとの相性は抜群。トッピングは茹でたキャベツとほうれん草。肉きんうどんは豚肉にニンジンとゴボウのキンピラ。天ぷらうどんはタマネギとニンジンのかき揚げでサクッとして美味しかった。
東京都江東区木場５≠T≠P３
納豆朝食￥３８０・/span>セブン＆アイ・フードシステムズが展開するうどんそば店。「風情を感じられる店構え、のれんの奥からはJAZZが流れる」をイメージした店づくりで立ち喰いに分類するには気が引けるような雰囲気である。朝食メニューは朝１０時までの限定。ご飯に納豆と生玉子と焼海苔と漬け物とミニそばが付く。温かいミニそばには揚げ玉とワカメと小口切りのねぎがトッピングされていてこの値段は大満足。注文されてから茹でる生そばはカド立った細めのストレート麺でコシがあって蕎麦粉の風味も豊だ。かけそば370円で揚げたてが載ったかき揚げそば530円は充分納得であろう。
東京都港区新橋２≠P７≠P
