細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
東京都江東区東陽4≠T≠P8
かき揚げそば¥500=A生ビール¥400・/span>
東陽町駅近くの立ち飲み屋型の立ち喰いそば店。全席ハイカウンターに丸椅子が設備されていて20人位の収容。自販機で食券を買い店の人に渡すと注文の品を席まで運んでくれる。北海道幌加内産のそば粉を使ったそばは更科風でしっかりとカドが立ってコシもあり僅かにそば粉の香りも感じられた。つゆは関東風の濃い色をした味醂風味の醤油味。かき揚げとワカメと紅白カマボコに小口ネギのトッピング。かき揚げは揚げたてで熱々だが少し油きれが悪かったのが残念。ランチ時の価格設定から考えると立ち喰いそば屋と言うよりは定食屋さんであろう。
東京都千代田区九段北1≠V≠R
たぬきうどん¥290・/span>
九段下には小諸そばが2軒ある。地下鉄の駅から地上に上がってすぐにある「九段下駅前店」とその横の路地に入って150mほど進んだ先の道路にある「九段下店}。同じイメージの外観だが駅前店のほうがスマートで九段下店は雑然として見える。店に入ると両脇に券売機がありカウンターに15人弱の収容。注文はたぬきうどん290円で懐にやさしい価格だ。関西風の澄んだかけつゆに白いうどん。揚げ玉と紅白蒲鉾1枚と茹でたほうれん草のトッピングでネギは自分で好きなだけ載せられる。熱々のつゆに揚げ玉が溶けて油っぽくなってしまうのは残念だ。
東京都渋谷区笹塚2≠P1≠S
かき揚げそば¥380・/span>
京王線の笹塚駅から甲州街道を渡って10号通り商店街に入るとすぐ右手にあるよどんそばのお店。店内はカウンターに丸椅子が5脚。カウンターの上には長いネタケースが設えてあり店内で揚げた、なす・さつま芋・カボチャ・春菊・人参・かき揚げ・ソーセージ、あじ天・ジャガ芋・ちくわ・ごぼう・げそ・桜エビの13種類の天ぷらがズラリとならんでいてる。そばは茹で麺だが真っ黒いかけつゆは、かつを節・サバ節・だし昆布の天然ダシベースで濃い醤油味の関東風。かき揚げはつゆを吸って獅ウが増すタイプだが油ぎれが良いのでかけつゆがギラギラになることはない。
山梨県富士吉田市上吉田5562≠V7
吉田うどん定食(ぶっかけうどん)¥1575=A海老天うどん¥800・/span>
10月15日、浅間茶屋が2年ぶりにホテル鏡山苑の直営店としてリニューアルオープン。もともとは北口本宮冨士浅間神社の境内横駐車場の土産物店を兼ねたお休み何処が吉田うどんを出していたもので2007年のスタンプラリーに参加していたがその後店を閉じたまま2年が経過していた。建物はそのままで内装を全面リニューアルして1階と2階に客席を設ける大型店舗となり、店の前を板塀で囲って小綺麗な和風庭園を整備して高級料理店の雰囲気である。ほうとうと吉田うどんの2本立てのメニュー構成でやや高級路線の価格設定となりシンプルな吉田うどんは無いようだ。
山梨県南都留郡富士河口湖町小立4117≠R
肉うどん¥400=A冷やしうどん¥350=Aてんぶら¥100・/span>
中央高速の河口湖ICから鳴沢方面へ進み小立南交差点の次を右折。周囲を木立に囲まれた広場にャcンと建つうどん屋さん。カドの立った極太のうどんはしっかりとしたコシを持ち噛み締めると強い歯ごたえと同時に粉の甘味が口一杯に広がる。温かいつゆは吉田うどんでは珍しい赤味噌仕立ての醤油と味噌のブレンド。濃い味付けのつゆが縮れたうどんに具合良く絡み味わい深い。茹でキャベツと刻んだ油揚げが載ってボリュームも満点。冷たいうどんのコシは強いを通り越して堅いに近いレベル。インターネットの楽天市場で「手打ち生うどん」のお取り寄せもできるようだ。
東京都渋谷区道玄坂1JR渋谷駅2番線ホーム
どん兵衛芋煮うどん¥200・/span>
日清のどん兵衛ぶっとうどん誕生記念キャンペーンでJR渋谷駅山手線内回りホームに10月1日から25日まで「立ち食いどん兵衛 by 日清食品」が出現した。全麺革命でぶっとうどんになった「どん兵衛」の9種類が税込み200円。メニューに並んだのは「きつねうどん(東日本・西日本)」「かき揚げ天ぷらうどん(東日本・西日本)」「カレーうどん(東日本・西日本)」「肉うどん」と中国・四国・九州ブロック限定の「ごぼう天うどん」、東北ブロック限定の「芋煮うどん」であったが、訪れた時には「きつねうどん(西日本)」「肉うどん」「ごぼう天うどん」は売り切れだった。
東京都渋谷区代々木2≠P3≠U
千吉カレーうどん(ご飯付)¥680・/span>
吉野家グループのカレーうどん専門店。現在、都内に7店舗をチェーン展開している。同グループの「はなまるうどん」とは価格設定や店舗イメージに一線を画し異なる客層をターゲットとしているようだ。うどんはやや細めの平打ちでモチッとした食感としっとりとしたコシを併せ持つ。ダシの効いたつゆにミルクを加えスパシーだがマイルドでクリーミーな味わいに仕上げている。具は豚肉とザク切りにして煮込んだ白ネギと刻んだ油あげで小口切りした青ネギが載る。うどんを食べて残ったつゆにご飯を入れて雑炊風にするのが千吉流のカレーうどんの食べ方だそうだ。
東京都江東区豊洲3≠T≠R
かき揚げそば¥380・/span>
ゆで太郎の豊洲店2009年8月16日オープン。豊洲3丁目の再開発地区に立地する店舗は70~80名収容でソフトドリンクコーナーもある24時間営業の大型店。もちろん製麺室があり店内自家製麺の白くて細いそばが供される。打ち立てで茹でたてのそばは温かくしてもそば粉の風味が損なわれずに美味しい。濃い色に揚がったかき揚げにたっぷりのワカメと小口切りのネギ。醤油が効いた味醂風味のかけつゆは間違いなく茹で太郎の味である。ふと気がつくとメニューにラーメンがあるではないか。ゆで太郎っていつからラーメン出すようになった?
東京都中央区新川2≠V≠V
冷やしかき揚げそば¥450・/span>
「がんぎ」の新川2丁目店。メニューは新川1丁目店と同様で夕方になると日本酒が楽しめる。へぎそばは温かくして食べるより冷たいほうがよりおいしく味わうことができるのではないか。艶々した翡翠色のそばは口当たりが良くモチッとした強いコシを持ち喉越しだって悪くない。タマネギ・ニンジン・春菊に小エビの入った大きなかき揚げも逸品。サクッと揚げたてを食べ易いように包丁で4つに切り分けてくれる。油ぎれが良く熱々をつゆにつけて食べると口一杯に事。が広がる。この価格でこれだけ味わいを楽しめるのだから「立ち喰い」は止められない。
東京都千代田区有楽町2≠X≠P
天ぷらそば¥390・/span>
有楽町駅日比谷口側のガード下にある立ち喰いそば店で以前はイトシア側に店舗があった。昔から縁日の屋台風ソース焼きそばが有名で移転後も変わっていない。天ぷらそばは茹で麺をさっと湯に潜らせ丼へ入れ濃い色のかけつゆを注ぎ店内で揚げ置いたかき揚げを載せて完成。丼に盛られたネギは自由にトッピングできる。しかし何と言っても360円のやきそばが人気。モヤシたっぷりでキャベツと豚肉少々の焼きそばはソースの香りプンプンで青のりと紅生姜の彩りも鮮やかだ。140円プラスで稲荷2個とスープが付く「やきそば稲荷セット」も大人気である。
東京都日野市多摩平5≠Q≠Q3
ぶっかけうどん(冷)2玉¥450=Aかけうどん(冷)2玉¥400=A大根¥100=A牛スジ串¥100=Aかき揚げ¥100=Aじゃこ天¥100=A鶏のささみ天¥100=Aゲソ揚げ¥100・/span>
5年半ぶりに訪ねてみた。店内の様子は変わっていないが店の裏手に4台分の駐車スペースが用意されたようだ。真っ白くてカドの立ったうどんはしっかりした歯ごたえともっさりしたノビを持ち喉越しも抜群である。丼に冷やしたうどんを入れ濃い味付けのつゆをぶっかけて大根おろしと青ネギをトッピングして「ぶっかけ」の完成。丼に冷やしたうどんを入れ透き通った冷たいかけつゆを注ぎ青ネギをトッピングして「ひやひや」。冷たいうどん好きには甲乙つけがたいメニューだが相変わらずとても美味しい。天ぷらやおでんはセルフで丼に盛られた揚げ玉はサービス。
東京都新宿区西新宿7≠Q
かき揚げ天そば¥360・/span>
新宿大ガードから小滝橋通りを北へ暫く歩いた右側にある弁当屋さんに併設された立ち喰いそば店。または、お弁当屋を併設している立ち喰いそば店。店内に入り券売機で食券を購入してカウンターへ置く。素早く用意されたかき揚げ天そばを食べてみて驚いた。生そばを茹でた蕎麦は充分なコシがあり、かき揚げもサクサクで、かけつゆもダシが効いてまろやかな味わい。見た目は標準的な昭和の時代のかき揚げそばだが、実際に食べてみるとしっかりと作られたこだわりを感じる一杯であった。昼時は弁当と店内の飲食でてんてこ舞いなのだろう。
東京都千代田区鍛冶町2≠V≠R
天玉そば¥410・/span>
かめやの3店目は神田東口店。細長いカウンターの立食スタイルで客が10数人も入ると身動きができない状況となる。生そばを数玉づつ茹でて冷水で洗って再び湯に潜らせて丼へ。温かいそばでもコシがありそば粉の風味も損なわれていない。熱々のかけつゆもダシと醤油のバランスが絶妙。大きくてサクサクのかき揚げとトロリとした温泉玉子はかめや各店に共通で素晴らしい出来栄え。かめやの「天玉そば」は立ち喰いそばの完成型の一つと言える。立ち喰い界における「かめや」の位置づけはラーメン界における「二郎」の位置づけと同様ではないかと思えてきた。
東京都武蔵村山市伊奈平5≠T8≠P7
肉汁うどん¥450=A大根おろし¥50=A田舎うどん400=Aかき揚げ¥100・/span>
8か月ぶりの再訪。鋭くカドが立った灰色のうどんはヌラヌラと光って見るからに地粉の風味満点で美味しそう。小皿には茹でた小松菜と小口切りのネギとおろし生姜。これぞ村山うどんと言った風情である。温かい肉汁に大根おろしを入れるとサッパリ感が増してうどんがいくらでも食べられそうである。田舎汁のうどんには刻みのりがトッピングされていて宛らざるうどんである。田舎汁の冷たいつけつゆはもともとサッパリ味なのでかき揚げのトッピングで美味しさが増す。相変わらず揚げたてのかき揚げはフワフワしてるのにサクサクの不思議な食感が素晴らしい。
埼玉県所沢市和ヶ原3≠Q70
肉汁うどん¥980=A天釜うどん¥1180・/span>
所沢のうどんマップ掲載店だが120名の宴会OKの大型和食料理店。丸みをおびた白色のうどんはきめ細かさを感じる歯ざわりだがしっかりしたコシを持つ。肉汁は豚バラ肉やしめじが入って味醂がほどよく効いてうどんへの絡み具合も丁度良い。釜揚げうどんは口当たりは柔らかだが芯が通ったコシがあり、粉のうま味と歯ごたえを同時に楽しめる。茹で汁には刻んだ三つ葉が浮かび小皿に揚げ玉と薬味の白胡麻・もみ海苔・青ネギが添えられる。つけつゆは醤油のキリッとした味付けで天ぷらはエビ・かぼちゃ・さつまいも・みょうが・ナス・大葉だった。