細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
東京都品川区東大井5≠Q≠P2
もつ煮込み¥300=A鶏皮ャ盗¥300=Aホッピー¥400=A中¥200・/span>
JR大井町駅東口界隈に昭和の時代の雰囲気そのままの路地が残っている。そんな路地の入り口に節電で看板の照明が消され窓からこぼれる灯りと赤提灯が哀愁を漂わせる一軒の立ち呑み屋がある。10人も立つと身動きできない店内の壁に鰍ゥったテレビには、間もなくキックオフされるサッカー日本代表対Jリーグ選抜のチャリティーマッチ会場の様子が写されている。この夜の「君が代」の歌声は普段とは異なり特別な意味を持って日本国民の胸に響いたに違いない。戦後の復興を成し遂げた日本は、つらい事実を乗り越え再び団結し復興に向けて進まなければならない。
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埼玉県入間市宮寺368≠S
肉汁うどん¥870=A田舎もりうどん¥870・/span>
某アウトレットモール南側の茶畑が広がる地区にあるうどん店。やや細めで少し色づいたうどんはモッチリとした食感で粉の風味に溢れている。肉汁は薄く切った豚バラ肉と斜めにザク切りした長葱をじっくりと煮込んだつけ汁。通常の武蔵野うどんの肉汁とは趣きが異なるが冷たいうどんに熱々の脂ぎった肉汁が絡んだ味わいは絶妙である。田舎もりうどんのつゆは鴨肉・椎茸・茄子・玉葱・長葱をコトコト煮込み一晩寝かせた汁を温めた田舎汁。鴨肉の上品な脂と溶け出した野菜の甘みが混ざって香り豊かな味わいで刻み海苔と千切りキュウリのアクセントがまた絶妙。
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東京都あきる野市雨間673≠S
軍鶏丼合わせ¥1250=A桜切り(野菜天3品付き)¥1050・/span>
東秋留橋北側の日本蕎麦店。軽く炙られた東京軍鶏の肉は弾力があり上品な脂がのっている。滋味溢れるトロトロの玉子のとじ具合も絶妙で白米に絡んだ味わいは絶品。蕎麦は十割と二八から選ぶことができる。僅かに鶯色がかった十割はもっちりとした食感で蕎麦粉の風味に溢れる。濃い色ながら切れの良いつゆは蕎麦とのバランスが抜群。薬味は小口切りのネギとワサビでサラダとお新香がつく。桜切りは細めのカドが立った薄いピンク色で微塵切りの桜葉が散っている。口に運ぶと葉の香りがいっぱいに広がり春の味わいそのものである。天ぷらは蕗の薹と南瓜と舞茸。
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神奈川県相模原市光が丘1≠P≠Q0
天ぷら昼膳¥1000=Aきざみ鴨汁¥950・/span>
県道57号線千代田バス停近くの日本蕎麦店。1階はカウンター6席と4人テーブル2卓。2階は座敷と掘りごたつで30人位の収容。ボリューム満点のランチメニューが大人気。天ぷら昼膳は海老・あなご・きす・めごち・野菜の天ぷら盛り合わせにそばと御飯・茶碗蒸し・サラダ・御味噌汁にお新香がつく。カドが立った細めの蕎麦は温まってもコシがあり濃い色だがキレのあるかけつゆとの相性抜群。きざみ鴨汁は大盛・特盛も同価格。さらにいなり1個と干瓢巻3個とサラダがセットされる。鴨の事。を閉じこめる為の口の狭い猪口が特徴。ミニ青梗菜の糠漬けは最高の食感。
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東京都多摩市唐木田1≠T3≠P5
天ぷら膳¥1880=A二色せいろ¥900・/span>
小田急線唐木田駅前のビル1階の店舗。入口横が打ち場で店内は2人卓が5脚と4人卓が2脚。メニューには粗挽きや生粉打ちの文字が並ぶ。天ぷら膳は前菜がそば豆腐で天ぷらの盛り合わせとせいろそばにデザートのそばジェラート。細長い蒸籠に半分づつ盛られた二色はほぼ同じ太さ。生粉打ち十割は透けるような淡い白色でしっとりとした食感。粗挽き田舎は生粉打ちより少し色付いてしっかりとした食感。つけつゆはキリッとした味わい。天ぷらの盛り合わせは海老・カボチャ・インゲン・椎茸・茄子・春菊で上品な仕上がり。せいろはカドが立ってコシも強く喉ごし抜群。
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東京都江東区東陽3≠P7≠P3
桜海老かき揚げうどん¥410・/span>
地下鉄東西線の木場駅から東陽町駅にかけての永代通り沿いはタンギョウの激戦区で昼時はどの店も大混雑している。そんな激戦区のど真ん中ん中に昨年の8月にオープンした立ち喰いそば店。壁に向かったカウンターには丸椅子が10脚で入口横には4人分の立ち席カウンター。注文を受けてから茹でる生そばは震災の特別な流通事情により品切れ。やや細めで白色のうどんはカドが立ってしっかりした歯応え。濃い色のかけつゆはダシが効いて熱々。桜海老の風味が豊なかき揚げは玉ネギのシャキッとした食感と衣のサクサク感が絶妙。トッピングはワカメと小口切りのネギ。
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東京都墨田区両国4≠R4≠P0
ラーメン¥450=Aぎょうざ¥250・/span>
JR両国駅東口から清澄通りへ出て右に曲がり京葉道路の一つ手前の路地にあるラーメン・餃子の店。亀戸にある本店は餃子専門店のようだがここのお店はラーメンからチャーハンや焼きそばまで扱っている。ラーメンは鶏ガラスープの醤油味で僅かに甘みを感じる懐かしい味わいでトッピングはメンマとチャーシュー2枚に小口切りのネギ。一皿5個の餃子は少し小ぶりだが薄めの皮がパリット焼かれてサクッとした食感。餡も野菜中心のサッパリした味付けで一人2皿3皿の注文も納得だ。タレの小皿に黄色い和辛子が添えられるのが特徴で焼き餃子との相性が悪くないのを実感した。
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東京都目黒区自由が丘1≠P2≠U
朝食サービスセット¥370・/span>
東急線自由が丘駅徒歩1分の24時間営業の店舗。朝食サービスセットは午前6時~11時の時間限定メニューでかき揚げそばに玉子1個といなりが2個で370円。そばかうどんが選べ暖かいか冷たいかも選択できる。玉子もゆで玉子か生玉子のどちらかを指定できる。かき揚げそばの通常価格が350円で玉子が50円、いなりは2個で140であるから合計540円となるのでサービスセットは170円もお得という事になる。時間に関係無く注文できるたぬきそばとミニ玉子丼のセット450円も格安だ。注文を受けて茹でる蕎麦はカドが立ってコシがあり風味豊かなことも忘れてはならない。
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神奈川県川崎市高津区溝の口2≠V≠P3
とり刺し3本¥240=Aシロねぎ¥80=A椎茸のジク¥80=Aビール大瓶¥600=Aお酒¥250・/span>
いつ来ても立錐の余地も無いことが多い溝の口駅西口商店街の「かとりや」。立錐の余地があれば迷わず「ビール下さい」と声をかける。サッャ高フラガービールの大瓶を冷水に浸して冷やしている。グラスで味わう丁度良い冷たさのビールの味わいは格別で寒い冬でも店の外に立ってビールが飲めるから不思議である。串に刺さった鳥刺しは新鮮で柔らかい鳥肉の甘みを醤油と黄色い錬りからしで味わうと絶品。シロ串を素焼きして小口切りのネギとおろし生姜を載せて醤油をかけて軽く炙ったシロねぎは脂の甘みと薬味の風味と醤油の香ばしさで抜群の味わいだ。
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東京都千代田区神田和泉町1≠S≠U
かけそば¥250=Aアサリかき揚げ¥150・/span>
秋葉原駅昭和通り口の東側一帯は立ち喰いそばの超激戦区。チェーン店も多く展開しているが昔ながらの名店も健在である。この店はカウンターに10人位で満員となるので昼時には店の外に立って丼をかかえる姿を多く見かける超人気のファーストフード店だ。太めのそばをサッと熱湯に潜らせてつゆを注ぎ天ぷらと薬味のネギを載せて完成。ダシの効いた濃い色のかけつゆはもちろん熱々。20種類位ある天ぷらはアサリかき揚げや小柱かきあげなどいかにも江戸っ子好みの品揃えだ。早い・安い・美味いの三拍子揃った下町の立ち喰いそばの王道を行く店である。
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東京都品川区中延4≠P7≠P
月見うどん¥280・/span>
東急大井町駅前の焼き鳥屋さんの姉妹店。戸越公園店や大井競馬場のフードストリート内にも店舗があるそうだ。荏原町店は夕方から営業の立ち呑み処だが昼間は立ち喰いそば店として営業をしている。店内はカウンターに10人位の収容。濃い色のかけつゆに生玉子とワカメと小口切りのネギが載った月見うどん。ダシが効いたほんのり甘みを感じるつゆと玉子の相性は抜群。うどんは冷凍麺を使用しているのかモッチリとした食感だがコシもしっかりと強い。通常330円のところ玉子サービスとのことで280円であった。次回は4時過ぎに見参するとしよう。
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神奈川県横浜市青葉区青葉台1≠V≠R
かき揚げそば¥400・/span>
東急田園都市線の青葉台駅改札内コンコースに昨年12月オープンのしぶそば青葉台店。テーブル席とカウンター席で20数名の収容。長津田店や二子玉川店と比較してゆったりとした雰囲気の店内でBGMのジャズも大きめの音量で流れている。メニューは他店舗と同様で季節のかき揚げは「小柱と野菜」。小柱・人参・たまねぎ・グリーンピースのかき揚げはサクサクで油ぎれも良くわかめと小口切りネギが添えられる。コシのしっかりしたそばのゆで加減といいダシの効いたかけつゆの濃さといい、数年前の文句無し時代の長津田店レベルであった。
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