高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

2月5日(土)の様子

2011年02月05日 13時49分46秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆1℃

積雪量…30cm~

 

昨日は立春。

暦の上で春が始まる日ですが、あわせたように段々と暖かくなってきましたね。

 

昨日はお休みをいただいたので宗像大社へ行ってきました。

宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、田島の辺津宮の三社をあわせて宗像大社といいます。

宗像三女神と言われるように、田心津姫神・湍津姫神・市杵島姫神の三柱の神様をそれぞれでお祀りされているのですが、

沖津宮を祀る沖ノ島は現在でも女人禁制の地であり、おいそれと容易に渡れる地ではありません。

 

なので沖津宮をお参りしたい場合はどうしたらよいかというと・・・

大島には沖津宮を遥拝(遠くから拝むこと)できる「沖津島遥拝所」があるのです。

天気の良い日は沖ノ島が見えるそうで、昨日はガスがかかって残念ながら見えませんでしたが、

眼前の遥か先に、古代から受け継がれる祭祀の地があると思うと、言葉には言い表せない気持ちにならざるを得ません。

不入の地だからこそ護られてきた歴史があり、『海の正倉院』と呼ばれるほど重要な歴史的遺物が残されているわけです。

言わば島全体がタイムカプセルのような存在。

 

現在、宗像大社をはじめこの一帯を世界遺産に登録しようという動きがありますが、

古代の歴史を紐解くためにも、そして先人達がどのような気持ちでまつりをしていたのかを知るためにもぜひともこの計画を進めていただきたいものですね。

残念ながら写真に収めてないので文ばかりになってしまいましたが、

興味ある方はぜひ筑前大島へ行って、肌身でその感覚を味わってみてください。

 

それでなぜ宗像大社の説明をしたかと言いますと、英彦山にも宗像神社があり、

それが英彦山神宮の中宮になるのですが・・・その話はまたおいおい。

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2月3日(木)の様子

2011年02月03日 15時43分28秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆-4℃

◆積雪量…40cm~

 

今日は節分です。

各地の神社やお寺で節分祭・星祭りとともに豆まきをされているようですね。

節分とは「せち分かれ」ともいい、季節の分かれ目のことをさします。

立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分であり、その中でも冬から春に移行する立春前の節分を重要視したのが今日の節分の始まり。

鬼は陰(おん)の転ともいい、豆まきとは、新年の始まり前に“”の気を払いのける意味があるとされています。

奇しくも立春を迎える節分の今日は天気も良く、暖かな陽気がただよっています。

『笑う門には福来る』ですから、笑顔で楽しく春を迎えましょう。

 

さてさて、昨日のブログの通り、今日は野鳥たちに福豆のプレゼントをしました。

Dscn1740

落花生でピーナッツリングを作ってみましたが、どんな鳥が来てくれるでしょうか。

明日から楽しみです。

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2月2日(水)の様子

2011年02月02日 16時32分24秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雪のち曇り

◆-1℃

◆積雪量…50cm~

 

朝方、雨粒が凍ったような雪が降っていました。

気温は-1℃。

階段の除雪作業をしていると、雪がパラパラと防寒具に当たる音が耳元まで届きます。

1mmにも満たないほんの小さな氷の粒ですが、無音の世界だととても大きく聞こえるのです。

それがいつしか聞こえなくなり、ふと作業をやめて顔を上げると、

直線状に降っていた雪が、ほのかな風に舞い始めていました。

さらに気温が下がり、氷から雪の結晶へと変化したのでしょう。

高度800Mの地点では、ほんのわずかな気温差で雪の粒が変わってゆくのが観察できます。

Dscn1711

現段階の積雪量はというと・・・

豊前坊売店と車庫の屋根はこの通り。

ゆうに50cmは越えているでしょう。

車庫もこれほどまでの雪に対する耐雪構造を考えて作ってないので、いつかひしゃげてしまいそうです。

雪下ろしができればいいのですが・・・。

 

除雪作業のためしばらく社務所を留守にしていたのですが、

戻ってきたときに、室内で小さな黒い影がうごめいているのが見えました。

この建物内には小さなネズミが出没するのですが、まさかネズミでは・・・と恐る恐る近づいたところ・・・

影の正体は、なんとミソサザイでした。

少し開いていた窓の隙間から入ってきたようです。

逃げ場がなく右往左往していたのを、傷つけないよう捕虫網で捕獲。

ちょっと可哀相ですが、展示ケースをかぶせて観察させてもらいました。

Dscn1726_2

スズメより小さな体で、濃い茶色の羽毛に斑入りの体色。

くちばしは細く、それでいて長く伸びています。

あまりせわしく動き回るものですからボケてしまってますが、大体の形状は分かるかと。

岩の隙間など狭いところに営巣する習性があり、窓の隙間に興味を惹かれ入ってきてしまったのではないでしょうか。

意外と好奇心旺盛な鳥なのかも知れません。

床スレスレを飛ぶ低空飛行技術と、細い隙間へもシュッと入り込める機動力と俊敏性はさすが。

ネズミと見間違えても仕方ないですね(笑)

 

これ以上ストレスを感じさせないよう早々に逃がしてあげましたが、

外に出たとたん、チョ、チョ、と鳴き騒いでいたので、もしかしたらうらまれてしまったのかも知れませんね。

 

明日は節分。

豆まきはしませんが落花生を買ってきているので、鳥たちにも餌付けにならない程度におすそ分けしてあげようと思います。

コメント (2)
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