高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

冬の久住山

2012年01月18日 14時02分00秒 | 山の話

今回は個人的な日記。

正月の賑わいも落ち着いてきたので、休みをつかって雪山登山のため久住へ行ってきました。

 

登ったのは18日。

前日に雪が降ったとの情報があったので、山頂付近の雪景色が楽しみ。

幸いにも天気が良く、絶好の登山日和です。

朝8時、牧の戸峠から出発。

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この日は気温が7℃あり、英彦山より標高が高いのに気温が高いのが不思議。

日当たりがいいからでしょうか。期待していた霧氷は溶けてしまっていました。

 

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朝日が輝きだすと暑いくらい。

目的の久住山の山頂が見えてきました。

その前に中岳へ登ってみることに。

 

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久住わかれから中岳へ向かう途中に、御池とよばれる火口湖があります。

山好きさんのブログを見ると氷の上を渡れると書いてあるので、おそるおそる渡ってみることに…

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スケートリンクをイメージしていたものの、上には雪がどっさり。

最短ルートを歩く足跡もあれば、くねくねと楽しむようについた足跡も。

池の端には迂回するようについたカモシカのような動物の足跡があり、氷上を堂々と歩ける図太さ?は人間のほうが上手のようです。

 

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中岳(1,791M)山頂。右側に見えるのは稲星山。

こうして1700級の山々が連なって九重連山をなしています。

 

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こちらが九重連山の主峰、久住山(1786.5M)

奥に見えるのは星生山。

 

ちょうど山頂で地元の山岳会の方に出会い、山の歴史や自然についてお話を聞けることができました。

久住山もかつては信仰の山であり、修験道廃止とともに信仰も薄れていったようです。

今は観光の山として列をなすほど登山者が入山するのは嬉しいことだが、その分、踏み荒らされるなどで植物の荒廃が進んでしまうといった悩みもあるそうで、観光と自然保護を両立させるのが課題なのはどの山も同じようですね。

こうして地元の方や出逢った登山者との会話を楽しむのは面白いですし、別の山を登ることで英彦山をまた違った側面から観察できるようになれるような気がします。

ミヤマキリシマが咲く頃にまた登ってみようかなと思います。

 

登山ついでにパワースポットへ。

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黒岳の北側に男池とよばれる湧き水があるのですが、ここが抜群の透明度。

名水百選にも選ばれ、飲むことも可能。

山から湧き出る水と聞いてはだまってられない。獅子の口とどっちが美味しいか勝負。

ムッ、なんという混じり気のないナチュラルさ。

喉から胃まで直通するようななめらかさで、登山後の火照った身体に染み渡っていくような・・・

登山直後だとアンフェアなので、勝敗はやめておきましょう(笑)

ともあれ、一汗かいた後の天然水は格別です。雪山の清水となると冷たさも一層。

近くには白水鉱泉という天然炭酸水が湧出している採水地があるので、そちらもオススメ。

まだ雪が降っているので行かれる際は気をつけて。

 

Mizukusa

写真は水草の水中写真。

水中とは思えないくらいの透明。

撮影中は手が凍るかと思うぐらい冷たかった…

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1月14日(土)の様子

2012年01月14日 16時09分27秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆-1℃~

◆路面状況…青年の家より500M手前、激しい凍結

 

先日のかき餅を作ったとき破片をおかき用にと干していました。

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こんな感じで細かく。

 

Fさんからおかきのコツを伝授してもらい、私も挑戦してみました。

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油の温度は低めに。色づきはじめたら上げるだけ。

芯が残らないように、そして油っぽくならないようにということでしたが、初めてにしてはなかなかの上出来。

ビギナーズラックってやつでしょうか(笑)

 

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こう撮るとも○吉の広告っぽいですねえ(笑)

あのミョウバン結晶のような餅の破片が、こんがりとキツネ色の揚げ菓子になるなんて。

昔の人は美味しい食べ方を見つけたものです。サクサク。

 

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お参りにきた家族にも差し入れ。

なかなか評判がよく、おだてられるとまた腕をふるってしまいたくなります。

 

Fさんは甘酒作りに余念がなく、美味しい甘酒のため試行錯誤していました。

みずから甘酒好きと公言するだけあって、濃くて美味。レシピは非公開?

 

どちらもシェフの気まぐれメニューなので、運が良ければおすそ分けにあずかれますよ。

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1月12日(木)の様子

2012年01月12日 15時09分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆-2℃

◆路面状況…青年の家、500M手前より激しい凍結

 

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富士の高嶺に降る雪も~

 

玉垣に積もった雪がちょうど富士山のように。

毎年積もった雪でかまくらやトンネルを作るのが風物詩。

今年は雪が少なめで、どう遊ぼうか(!?)と思案に暮れていたところ、リトル富士がそびえていたので天狗富士にしてみました。

 

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正面から見ると勇ましい顔つき。威厳が感じられます。

小さくても日本一の名峰だけあってなかなか様になっていませんか?

 

作った数日後には溶けてしまいましたが、またいつか富士山が出現するかも知れませんよ!?

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1月11日(水)の様子

2012年01月11日 15時32分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆-3℃~

◆路面状況…高巣高原ホテルより先、激しい凍結

 

今日は鏡開きの日。

正月に供えていた餅を切ってかき餅にしてみました。

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本来なら切らずに「割る」ところなのですが、以前、ひび割れるほどお供えしているうちにネズミに齧られて餅が行方不明になってしまったので、少し早めに下ろして保存するようにしています。

かき餅ってどうやって作るのかね?と話しながら調べてみると、どうやら鏡餅とは別にかき餅用に餅をつくらしいですね。なまこ型に整えたものを裁断するようです。

まあいいかと薄くスライスして社務所のストーブそばで吊るし干し。

 

作ったはいいものの、どうやって食べていこうかな…。

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1月10日(火)の様子

2012年01月10日 14時49分22秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆-1℃

◆路面積雪量…高巣高原ホテルより先、凍結状態

 

静かな雪山。キュンと甲高いシカの遠吠え?があたりにこだましています。

雪に植物が覆い隠されて食べるものがなくなり、山奥から少しでも雪の少ないところへ下ってくるようです。

道すがらよくシカと出遭うのですが、なかなかシャッターチャンスに巡り合えなかったものの、今朝は青年の家の前で大きな雄ジカを見かけたのでこれ幸いとばかりに写真を撮ってみました。

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濃茶の体毛に太く荒々しい立派な角。

車を警戒をしているのか、それとも恐怖で身がすくんでいるのか、動かずじっとしています。

距離を保ちながらズーム撮影してみたものの、もう少し近寄って撮影したいと欲を出して近づこうとしたら、身をひるがえして山へ逃げてしましました。

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白い斑紋のある尻を向けて立ち去るシカ。

これを尻斑というそうですが、なぜ尻だけが白いのかインターネットで調べてみると、群れで移動する際の目印だとか、逃走姿勢を見せつつの威嚇信号など、諸説あるようです。

雪原ではこの茶色い体色が目立ってしまいますが、森の中では樹皮や木立の陰と同化して見分けがつきづらく、逃げ去った先を追っかけて見失ったかと思ったら、まだすぐそばにいたなんてこともあります。

早朝や薄暗くなりかけた夕刻によく山道で出遭うことが多く、シカに備えてカメラを常備しているときに限って出遭えなかったり。

いつか間近で写真を撮ってやりたいなぁ、なんて思っているのですがね。

 

駐車場でうごめく獣の姿を見つけたので子ジカか?と近寄ってみたら、犬でした。

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うろうろして雪の中をあさってみたり、電柱にマーキングしてみたり。

これだけモコモコしてたら雪も寒くないでしょうねえ。

 

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これから雪山登りに行くんですよとご主人。

先導するかのようにタッタか進む犬。

よく犬と一緒に山登りをするようで山道も慣れているようです。

 

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シカの尻を目印ならぬ、犬のシリを追っかけての登山?

名案内犬のナビで楽しい雪山登山を!

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