洛北大原・古知谷阿弥陀寺の2回めです。
前回と同じく拝観受付所付近の大文字草とその他の花々を紹介します。
前回とよく似た写真も多いのですが、レンズやカメラを変えて撮っています。
阿弥陀寺の大文字草のメインは本堂横の中庭の庭園ですが、その様子は次回からアップしようと思います。
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古知谷 阿弥陀寺(こちだにあみだじ)
光明山法国院阿弥陀寺は、慶長十四年(一六〇九年)三月、弾誓上人が開基なされた如法念佛の道場です。
弾誓上人は、尾張国海辺村に生まれた方ですが、9歳の折りに自ら出家し、美濃国塚尾の観音堂に参篭し、
さらに同国武芸の山奥において念佛三昧、二十余年の修行を積みました。その後、諸国行脚で各地を回って苦行修練を重ねた末、
最後の修行の地、古知谷へ赴きました。
天然記念物の樹齢800年以上の楓も参道南側にあります。
大原は紅葉の美しい所が至る所にありますが、中でも阿弥陀寺の紅葉は一際美しく、江戸時代から紅葉の名所として知られています。
数百本の楓が赤く色づく様は壮観です。
正面には弾誓上人の自作自像植髪の尊像が安置してあります。 現在もこの植髪は両耳の近くにすこし残っています。
正面右脇には鎌倉時代(作者不詳)の作品で、重要文化財の阿弥陀如来坐像が安置されています。
弾誓上人が入定される一年前に当時修行中の僧らに頼んで掘らせた巌窟があります。
ここには弾誓上人が石龕に生きながら入られ「ミイラ佛」となられた上人のミイラが端座合掌の姿勢で安置されています。
(大原観光保勝会HPより)
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ホソヒナタアブかな?
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キイジョウロホトトギス(紀伊上臈杜鵑)
NHKの朝ドラ「らんまん」でも紹介されていた花ですね。
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これはエンシュウハグマ(遠州白熊)かな?
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かろうじて一輪残っていた秋海棠
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本当に阿弥陀寺の苔の風景は綺麗です。
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キノコがいっぱい
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ウメバチソウ
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秋明菊も見頃です。
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紅紫檀
参道横の沢で見つけた花など(名前は分かりません)
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ブログ友のフォレストリリーさんから「アキチョウジ(秋丁字)と言う花だと教えていただきました。
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撮影日 2023年10月17日
撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)
機 材 Nikon Z9
Nikon D4S
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
洛北大原、古知谷阿弥陀寺は九輪草と紅葉が有名な古刹ですが、
境内には多くの山野草が育てられていて、今の季節は
大文字草が一番の見頃を迎えています。
白が基本の大文字そうですが、阿弥陀寺には多彩な色合いの
大文字草が数多く咲いています。
キイジョウロウホトトギスは、NHKの朝ドラでも紹介されていて名前を知りました。
21番のアキチョウジ、教えていただきありがとうございます。
早速ネットで検索してアキチョウジだと確認しました。
早速ブログ記事のキャプションに名前を書き込んでおきます。
この日は他には誰も拝観者が無くて、ゆっくり撮影を楽しむことができました。
また境内の藤袴にはアサギマダラが来ていて思わぬ出会いに嬉しくなりました。
静かな佇まいの古刹での一時、綺麗な花々の撮影を楽しむことができ、
良い時間を過ごしました。
何時もありがとうございます。
しっとりとした 風情が ありますね。
ダイモンジソウは 白い花しか 知りませんが 大好きな花です。
見るたびに 「 大文字山 」 そのものだなあ、と 思います。
3日前の25日 私も 府立植物園の 生態園の森に咲く
キイジョウロウホトトギス を 見てきました。
キイジョウロウホトトギス は ジョウロウホトトギス の 仲間ですが
葉の形や 花の内側にある 斑点模様の付き方が 少しだけ 違うようです。
21番の花は アキチョウジ ( 秋丁字 ) かも しれません。
苔むした古刹の 佇まいに しっとりと とけ込んだ 草花を 眺めながら
静かな 良い時間を 過ごされたのですね。