『フードマイレージ』

2008年01月29日 | Weblog
   ◎普段食べている食糧が、どれだけの距離を通り生産地から消費者に届いたかを示す指標が『フードマイレージ』です。

   いわゆる…食料の輸送距離にあたります。

  海外から船舶や飛行機でを使って輸送すれば、ガソリンや重油が必要で、それだけCO2が排出されます。

 『フードマイレ―ジ』は輸入される食糧輸送に伴なうCO2排出量に着目する事で、食生活や食料の供給構造が、
  どれだけ地球環境を悪化させているかを明らかにするものです。

 日本のフードマイレージは約9000億トン・キロメートルで世界でも突出した値になっています。

 韓国や米国の約3倍、英国・ドイツの約5倍です。
 一人あたりのフードマイレージに換算しても、米国の約10倍です。

 日本の食糧自給率は40%を切り、多くを海外に頼っていますから当然です。

 国内で、この考え方に基づいて取り組まれているのが『地産地消』です。
 地元でとれた農産物などを地域で食べる取り組みです。

 学校給食などにも『食育』の中で地産地消は生産者の化をが見えて安全ですし、地球温暖化に役立つものです。

 今は…トータルな地球温暖化対策を講じる時です。