NPM…ニューパブリック・マネジメントの視点による…公共施設の再構築。

2010年07月05日 | Weblog
      ◎これからの現実的な公共施設の再構築にあたっては…必ずしも土地・建物を自己所有するのでなく…

      民間再開発等による民間施設の床を賃借をするなど…地域活性化への視点に立った事業手法の検討が必要です。

      市庁舎等の公共施設で建築後30年を経過している施設は約41万㎡で再構築には…今後20年間で1435億円必要となります。

      財政状況の見通しが一段と厳しいとされる中において…

      これらを…現在藤沢市の所有する資産・資金・資源についてNPM(ニューパブリック・マネジメントの視点に立って…

      新たな公共の事業手法等を交え…専門的な懇話会(藤沢市NPM改革推進懇話会)より提言も受けています。

      新たな行政経営として重要となるのが… “民間にできる事は民間に…” “市民にできる事は市民に…” の考えのもとで…

      行政と市民…市民ボランティア…NPO,企業とのパートナーシップなどにより民間活力を導入した市民サービスの

      提供を実行していくことが求められます。

      必ずしも土地・建物を自己所有する必要はなく…民間再開発等による民間施設の床を賃借する等…地域活性化への視点に立った

      活用する…売却してリースバックする手法なども考え方として芽生えてきます。

      提言の中でも…行政サービスと市民活動の情報提供スペースや…市民ロビーやNPO等の市民活動センターの機能を備えたり…

      市民文化の発信源として…コンサートのできるシティーホールや図書館…美術館を併設して…クりエイティブソーンとして再構築

      できれば…文化創造都市としての藤沢らしさも生かされるとも思います。

      藤沢市の将来をつくる…重要な課題です。