議会基本条例の策定へ向けて…議会活性化検討会の開催

2010年07月29日 | Weblog
        ◎昨年度に引き続き、議会活性化検討会の委員となり議会基本条例制定へ向けて取り組む事となりました。

        昨年度からの計画スケジュールからすると…9月の定例会で骨子が固まりパブリックコメントを受け…

        12月の議会で議決というイメージでしたが、運営上大幅な遅れをもってのスタートです。

        本日は、新たな座長も選出もされて…来年の統一地方選挙で改選を迎えるまでに…果たして策定する事ができるのかという議論がなされました。

        基本的には…何のために議会基本条例を策定するのかという軸だけでは…ブレてはならないと思います。

        すでに議会基本条例を制定済みの議会の中にも…制定後の議会活動から判断する限り…特段の変化があるわけでもなく…

        「議会基本条例を制定した」…という活動以外に具体的な改革の成果が見えない議会もあると言われます。

        議会活性化検討会として…これまで、一般質問の型式においても“一括質問”から“一問一答”方式の導入等を行い…

        市民に分かりやす議会絵向けた取り組みを行ってまいりました。

        議会基本条例は実効性のあるものを策定するべきで…アクセサリ-条例にしては意味を成さないことになります。

        市民が議会を自分たちの意思決定機関として…実感できるような…市民と議会との関係をつくることを目指すべきで…

        策定のプロセスにおいて…個々の議員でなく、議会という機関が全体としての責任において…市民に対して説明責任を果たし…

        直接市民と対話する “議会報告会”や“議員間討論”“市民との意見交換会”等…市民と向き合う事を…

        本気で行う共通意識を持てるかが重要です。

        議会報告会を実験的に試行してみたり…議員討論の場の設定…市民との交わりを既にスタートしている地域経営会議とラップしてみる…等

        市民と議会の関係作りを…藤沢らしく策定するのであれば…策定のプロセス段階で質的な転換を行っていく事ができるのではないかと思っています。