快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  ワシントン上空で発生した旅客機と軍用ヘリの衝突事故とその原因

2025-02-01 07:05:20 | 航空事故
 先月末にワシントン上空で発生した旅客機と軍用ヘリの衝突事故についてです。
 ネットで海外の情報が昔に比べて簡単に入って来るようになったので、個人レベルでもかなりのデータを把握できる時代になりました。
 個人レベルなので未だ定かとは言えないレベルなのですが、事故原因について動画などで流れている様々な見方(の一部)をまとめてみました。
 
 ・衝突した軍用ヘリのパイロットは肉眼ではなく暗視装置を使っていた。
 ・管制官がヘリコプターに対して「旅客機が見えているか」と尋ね、これに対してヘリコプターのパイロットが「航空機は見えています」と応えていて、その後、管制官が,「旅客機の後方を通過してください」と伝えたものの、これに対しパイロットは応答しなかった。
 ・事故に遭った旅客機とは別に近くを別の航空機が飛んでいて、軍用ヘリはそちらが衝突回避しなければいけない航空機だと勘違いした可能性が有る。
 ・旅客機の方には特に問題は無かったし、着陸直前なのでパイロットは滑走路の方を確認するのに集中していた。
 
 現時点では以上の4点です。
 これらの事から、大体ですが、こんな状況かも知れないと思いました。
 
 ・衝突した軍用ヘリのパイロットは肉眼ではなく暗視装置を使っていたので死角が有った。これで死角ではない方の航空機を「航空機は見えています」と誤認して「航空機は見えています」と管制官に伝えた。
 ・その後、管制官から「旅客機の後方を通過してください」と伝えて来たが、軍用ヘリは既に別の航空機の後方に位置していたので、軍用ヘリのパイロットは「管制官は何を言ってるのか?」と思い、もしかして別の航空機でもあるのか?と混乱して周囲を確認し始めていたため返事が遅れた。
 ・衝突した旅客機を確認できない内に、或いは確認したものの既に直前だったため衝突を回避できる状態ではなかった。

 仮説に過ぎませんが現時点ではこのようなロジックしか浮かびあがって来ません。
 真相はどうだったのでしょう。



仕組みとアプローチ -  弱点が未だ有る 電気自動車(EV)

2025-01-31 06:49:33 | 電気自動車
 電気自動車の弱点は充電インフラの構築困難性、寒波で車内を暖房するにはバッテリーが容量不足、バッテリー充電の為の電源が化石燃料による火力発電とかならその分は無意味、と言うのがまず言えるのですが、実際には他にも弱点が有ります。
 それはマイクロプラスチック。
 電気自動車はエンジン車やハイブリッド車に比べてバッテリーをより多く積まないといけないので車体がかなり重くなり、それでタイヤの摩耗が激しくなってそれが膨大なマイクロプラスチックの発生原因となっている、と言うものです。
 「マイクロプラスチック 原因」とか「マイクロプラスチック 内訳」とかで検索すると簡単に出て来ます。
 これらによるとタイヤによるマイクロプラスチックは現状で大体28%くらい。
 地球上で全てが電気自動車になったらタイヤによるマイクロプラスチックが更に増えるのではなでしょうか。

仕組みとアプローチ -  コメの価格上昇 10㎏の米だけでも消費税負担は何百円も増えている

2025-01-28 08:57:23 | 国防
 昨今の米価格の上昇で消費税もそれに比例して上がっているるわけです。
 去年の12月1日に書いた記事、サブタイトル「韓国ではお米に消費税(付加価値税)はかからない」で書いた通り、韓国では非加工品の食糧には消費税がかからなくて、それで低所得層を支援、国内の農水産業を保護する役目もしてるんですね。
 日本もこの方式にして良いのではないでしょうか。
 「そんなの保護貿易主義だ」などとまた諸外国に言われるリスクなんて特に今はないと思っています。
 既に韓国は以前からやってますしアメリカとなるとトランプ政権になって貿易関税をこれからかけまくりになるみたいなんで。
 これからは食料安保、(小麦などの輸入による)国富の流出防止、地方創生の意味も兼ねてコメなどの増産、食料の自給率を高めないと。
 



仕組みとアプローチ -  おや?と思った 三重県北部を震源とする地震

2025-01-27 00:16:16 | 火山 地震 津波 
 今日は三重県北部を震源とするMj3.2の地震が有りました。
 この規模の値自体はさほど気になるものではないのですが、過去からの時系列を見ると少し気になる点が有ったので記事にしました。
 2004年以降、三重県北部を震源とする有感地震は次の通りです。
                                                                       Mj 最大震度
2025年1月26日 9時16分ごろ    三重県北部    3.2    1
2024年6月25日 17時47分ごろ  三重県北部 3.2  2
2024年5月24日 2時13分ごろ  三重県北部 2.0     1
2024年1月9日 3時21分ごろ   三重県北部 2.6    1
2023年12月26日 4時09分ごろ  三重県北部 2.9    1
2023年10月9日 19時33分ごろ  三重県北部 2.5    1
2022年10月27日 13時09分ごろ 三重県北部 3.7    2
2022年7月5日 16時34分ごろ   三重県北部 3.3    2
2022年5月4日 7時16分ごろ   三重県北部 2.7    1
2020年1月31日 20時50分ごろ  三重県北部 1.9    1
2013年4月13日 7時13分ごろ   三重県北部 2.7     1
2013年2月3日 8時38分ごろ    三重県北部 2.9    1
2012年11月6日 17時09分ごろ  三重県北部 2.1       1
2012年4月30日 17時38分ごろ   三重県北部 2.3    1
2011年9月9日 16時25分ごろ   三重県北部 2.9    1
2009年2月12日 1時48分ごろ   三重県北部 2.9    2
2008年11月28日 13時16分ごろ  三重県北部 2.5    1
2008年9月30日 23時30分ごろ   三重県北部 2.3     1
2008年1月24日 8時25分ごろ    三重県北部 2.4    1
2007年4月7日 4時36分ごろ     三重県北部 2.2     1
2005年12月22日 0時07分ごろ    三重県北部 3.5      1
2005年4月22日 1時59分ごろ    三重県北部 2.2     1
2004年6月1日 8時25分ごろ     三重県北部 2.6    1
2004年3月21日 19時32分ごろ    三重県北部 2.4    1

 これを見ると2004年から2021年までは18年間で15件、2022年から今日までの8年と26日で9件。
 ペースが速くなってます。
 それと2021年まではMj3以上だったのが1件なのに、2022年から現時点まででは4件にもなってます。
 次第に活発化してるのかどうか。
 このエリアやその周辺を震源とすると疑われる地震で過去に大きかったものと、その前後に発生した他の地震も含めて引用すると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

1https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%9C%B0%E9%9C%87%E5%B9%B4%E8%A1%A8
  • 1585年7月31日(天正13年7月5日) - M7程度以上、大阪・京都・伊勢・三河で大震(『家忠日記』など)阿寺断層の活動も候補になる[85]。
  • 1586年
    • 1月16日(天正13年11月27日) 飛騨で地震 - M7.0 ± 0.2、天正地震に先だち発生。飛騨・越中などで山崩れ多発、白川郷で民家数百軒が埋まる。内ヶ島氏、帰雲城もろとも滅亡。
    • 1月18日(天正13年11月29日) 天正地震(東海東山道地震、飛騨・美濃・近江地震) - M7.8 - 8.1(8クラスの地震と7クラスの地震が接近して立て続けに発生した可能性あり
    • (中略) 
    • 1590年3月21日(天正18年2月16日) 安房で地震 - 2メートルの隆起あり。潮が引いて3キロメートルの干潟が形成された。
    • 1596年 以下の3つは連動型地震の可能性がある。
      • 9月1日(文禄5年閏7月9日) 慶長伊予地震(慶長伊予国地震) - M7.0、寺社倒壊など。同年同月に発生した一連の内陸地震のさきがけとなる。四国を走る中央構造線断層帯での地震と考えられている。ただし次の豊後地震と同一の可能性もある。
      • 9月1日又は9月4日(文禄5年閏7月9日又は閏7月12日) 慶長豊後地震(大分地震) - M7.0 - 7.8、死者710人、地震によって瓜生島と久光島の2つの島が沈んだと伝わる。大分県を走る別府-万年山断層帯での正断層型地震と考えられている。
      • 9月5日(文禄5年閏7月13日) 慶長伏見地震(慶長伏見大地震、文禄の大地震)
(中略) 
  • 1853年3月11日(嘉永6年2月2日) 小田原地震(嘉永小田原地震) - M6.7±0.1、死者約20 - 100人。
  • 1854年
    • 7月9日(嘉永7年6月15日)
      • 1時ごろ 伊賀上野地震(伊賀・伊勢・大和地震) - M7+1⁄4±1⁄4、死者約1,800人。
      • 7時ごろ 伊賀上野地震の最大余震 - M6.8[133]。上野・奈良などで震度6と推定される[134]。
    • 12月23日(嘉永7年11月4日)9時30分ごろ 安政東海地震(東海道沖の巨大地震) - M8.4(Mw8.6[135])、死者2,000 - 3,000人とされるが詳細は不明。東海道宿場町で家屋倒壊・房総半島から四国に津波、特に伊豆から熊野にかけて大きな被害。ロシア船ディアナ号(プチャーチン提督来航)沈没。
    • 12月24日(嘉永7年11月5日)
      • 16時20分ごろ 安政南海地震(南海道沖の巨大地震) - M8.4(Mw8.7[135])
引用終了

 どうなんでしょうか。
 歴史に残る大地震の発生が発生しているのが気になります。
 まあ今回のMj3.2程度では目立つ地震とは言えないので暫く様子見、と言うところかも知れませんが、次第に活発化して来たらもしかして、と言う状況になってくるのかどうか、それは判りません。


仕組みとアプローチ -  旅客機の推進用ジェットエンジン 3基が妥協点と思うもう一つの理由

2025-01-26 19:20:33 | ジェット機
 前回記事ではサブタイトルを当初「3基が落としどころか 旅客機の推進用ジェットエンジンの数」と表現したのですが、これだと何だかまるで「3基だと飛行機が落ちやすいみたい」な印象になるような気がしたので、「3基が妥協点か 旅客機の推進用ジェットエンジンの数」に変更しました。
 そして投稿年月日と日時も変更後の時のものになっています。
 ところで推進用ジェットエンジンですが、4基を避けるもう一つの理由が有ります。
 それは「航空機 禁止 4発」とかのキーワードで検索すると多くのデータがヒットするのでわかる通り、一部の国(例えばイスラエル)、一部の飛行場(例えば伊丹空港)では4発(推進用ジェットエンジンが4基のもの)の乗り入れが原則として禁止(特別に容認する枠は有りますが)になっている、と言う事です。
 これは無論、地球温暖化防止や騒音対策と言う環境面重視によるものです。
 しかし4基はダメですが3基はダメとは言っていないので、ならば3基にして行こうと言う事になるわけです。
 それと以前の記事でも触れましたが、推進用ジェットエンジンの少なくとも1基が機体後部の有る事によってバードストライクのリスクがかなり減る、と言う事も3基が妥協点である理由の一つです。