快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

巨大地や大津波 その68

2015-07-22 19:57:10 | 地震 津波
 新国立競技場ですが、デザインと設計は白紙撤回したので、もう一件落着と思いきや、白紙撤回しても59億円は契約済みとかで、これもどう言う目で見られるのか、少し批判がでるのかどうかわかりません。
 以前の記事で書きましたように、59億円の契約で支払われる側を、やはり今後の新設計のデザイン編集等に参加させ、それを込みでの「59億円の支払」とした方が、支払いをする方も、そしてされる方も「責任を果たす」と言う意味ではかえって良いのではないか、とも思えます。
 あれだけの長さのアーチをどうやって大地震などに耐えさせるのか?
 或いは火山灰の腐食に維持コストを膨大にせずにできるのか?
 更には、火山灰による酸性で地盤が酸化して地下での腐食や空洞化が起きるのをどう防ぐか?などは、技術を知る者なら有る程度は想定すべきものかもしれまないからです。
 ただ今回は、箱根山他、多数の火山が短期間内に集中噴火するという、通常では想定できない事が起きたので、2012年の時点でそこまで想定するのも多少は無理があったのかも知れません。
 一方では、ダウンバーストやモンスター台風などの暴風と大地震や長周期振動などを同時に受けた場合と言う既に想定されても当然な要因で、やはり相当の影響を受ける事は、ある程度考慮しなければいけないのかとは考えられる面もあります。
 責任については微妙なところであり、確かにだれもこれだけの火山噴火は想定していなかった面もありますが、一応、今後の設計やデザインにある程度無償でサービスするスタンスならまあ納得する人も多いかも知れません。 ・・・・・とは個人的な見方ですが。

巨大地や大津波 その67

2015-07-22 07:54:35 | 地震 津波
 前回の記事で「災害対策補助つきくじ」について書きましたが、これ、もしかすると確率で計算しても買い手にとっても、主催者にとっても美味しいくじになるかも知れません。
 通常、賭け事、つまり競馬、競輪、宝くじ、その他どれも売られた券の総額の何割かは主催者の経費や収益となり、買い手にとっては還元率は100%ではないのですが、瓦の「災害対策補助つきくじ」ならば、或いは還元率を100%かそれ以上にできるかも知れません。
 何故なら、それまで例えば5万円の費用を出して処分していた瓦を、タダで引き取り、1万円の再利用費をかけて敷石とかにして、建材費を1万円節約すれば、ここで5万円まるまる残り、その5万円から「災害対策補助つきくじ」を1万円で購入した人達へ還元しての支払いするのに仮に、2万円とすれば差し引きで3万円は新国立競技場の建設費等に充てる事ができるわけです。
 「災害対策補助つきくじ」購入者は多く買えば買うほど儲かるわけですから、売れるのは当然。
・・・まあそこまで現実にはうまく行くとは限らないかも知れませんが、少なくともそれまで費用を払って廃棄処分していた「マイナス価値」のものを、「それよりは価値のあるもの」に変えるわけだから、その分は「災害対策補助つきくじ」の主催者にも購入者にもメリットを持たせられるわけです。
 それともう一つ、くじに当たった人への支払いは、通常のお金でなく、オリンピック記念硬貨とか、記念切手や記念バッジとかTシャツとかも選択できるようにすると良いかも知れません。
 但しその枠は新国立競技場建設に限られてしまいます。
 この点については、他の同様な用途への適用にも枠を広げても良いかも知れません。
 それと還元率が100%以上とかの良いくじならば、当然、旧建築基準の重量屋根の所有者が優先して購入できて、耐震化への資金にできるようにすべきでしょう。