快気分析

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仕組みとアプローチ -  巨大地震周期説は間違いである、と考える理由

2021-05-02 09:20:04 | 地震 津波
 東日本大震災クラスの巨大地震について「1000年に一度」とかとする考え方が有るようですが、これについては疑問を持っています。
 何故かと言うと、それは「海底のコブ、海山などの凸凹は等間隔に並んでいるわけではないから」です。
 大手検索サイトで「海底地形 太平洋」などで画像検索すればすぐにわかる事ですが、太平洋プレートが他のプレートに潜り込む方向に「海底のコブ、海山などの凸凹はが等間隔に並んでいるわけでは有りません」。
 なのでこのコブなどの凹凸が狭い間隔で並んでいたり、或いは凹凸の高さや広さなどがあればそれだけ固着が維持されて歪が蓄積しやすい、と言う事かと思えます。
 ではこの海底のコブ、海山などの凸凹について全容を把握しているのでしょうか?
 答えは否です。
 現在、海底になっている部分についてはかなりわかっていますが、例えば太平洋プレートが他のプレートに潜り込んだ地下の部分については殆どわかっていないのです。
 フィリピン海プレートが他のプレートに潜り込んだ部分も同様です。
 なので「コブなどの凹凸によってどれだけ固着が続いて歪が貯まっているか、などわかるわけがない」はずです。
 と言う事で巨大地震が1000年に一度とか、或いは何百年周期だとかを言う理論構築は間違いである、と個人的にですが考えています。

仕組みとアプローチ -  前回記事を再考 宮城県沖で発生したMj6.6の地震 

2021-05-02 08:16:24 | 地震 津波
 前回記事では「どうやらプレートの境界にコブが有ってそれによるストレスが境界以外にもかかっている感じがしますが実際はどうなんでしょう。」と書いたのですが、気象庁は「今回の地震はプレート境界を震源とする逆断層型」とする旨の見解であるようです。
 気象庁見解での「プレート境界」と言うのがそのままプレート境界を意味するのか、それとも広義に解釈して「プレート境界とその境界から周囲数キロとかのプレート内部」を言っているのか?と言うのは定かではありません。
 個人的には後者の方も可能性が高いとは考えていて、つまり「潜り込んでいる太平洋プレートのコブの一部がプレート内部を主とする部分で壊れたのが今回の地震である可能性もゼロではない」と見ていますが、実際はどうなのでしょう。