ケンのブログ

日々の雑感や日記

平成も終わりかと思う

2017年12月09日 | 日記
僕が購読している新聞は今日、天皇陛下の御退位特集の
ような感じになっていた。
紙面に平成の節目、節目の出来事が書いてあり
見ていると平成ももう終わりかと思ってしまう。
新聞の年譜と自分の生まれ年で年齢を計算すると
平成になったとき僕は27才だったことになる。
なんか30年前って昔のことのような気もするし
逆にあれからもう30年にもなるのかとも思う。
ただ、僕が生まれたのは戦争が終わって17年後だから
30年という時のスパンでみると自分が
戦争が終わってそれほどしないうちに生まれたんだな
と今さらのように思う。
でも、子供のときは戦争はずっと昔の話と思っていた。
この年になると戦争が終わってたった17年後にうまれたのか
という認識に変わってくる。
そういえば学生時代の僕の友達に「お父さんたちの時代は
戦争だったからさあ」というのが口癖の人がいた。
小学校の先生からもよく防空壕や防空頭巾の話を
していただいたと思う。
それは先生の話し方もリアルだったから
子供の頃の記憶として残っている。
こどものころは戦争を知らない子供たち 
という歌も流行っていた。
いまから思えばちょうど戦後すぐに生まれた世代の
方がそういう歌を歌っておられたのかなと思う。
きっとそういう歌からフォークソングに繋がって
それから井上陽水、サザンという流れになるのかなと思う。
女性だと、ユーミンや中島みゆきさんそれから
ドリカムへと繋がっていくのかなと思う。
ユーミン、中島みゆき、ドリカムなどは
一連の繋がりとして意識できるのだけれど
それが今の時代のどこに繋がっているのか
ちょっと見えない自分がいたりする。
でも、僕の時代の学校の先生が自分達の子供の頃の
体験として防空壕や防空頭巾の話をしてくださった訳だけれど
僕が学校の先生だったら子供たちに自分の子供時代のおおきな
出来事として何を話すだろうと思った。
僕の記憶に強いのはジャイアンツの9連覇。
あの9連覇はリーグ優勝と日本シリーズ込みだったはずだから
やはり熱狂したなと思う。
野球のことで言えば巨人の10連覇を阻止したのが確か
中日ドラゴンズであのときは岐阜の柳ケ瀬で
今日は日本酒無料にします、ということで
日本酒の樽を表に出していたお店もあったと記憶している。
確かその次の年は広島カープの初優勝で
僕はその場面をラジオで聞いていて涙を流した記憶がある。
カープは衣笠、山本浩二の時代だったと思う。
外木場という変わった名前のピッチャーも当時広島に
いたような気がする。
ジャイアンツ長島監督で最下位というのも当時の
ニュースだったような気がする。
こどものころを思い出すとそんなことばかり出てくるのは
要するに時代がよかったということなのかもしれない。
今日の紙面に目をやると悲しい事件が出ていたり
時代は僕が子供の頃のような勢いはないようだけれど
勢いがないならないなりにどうすすんでいったらいいのだろう
とふと思う。