キャラメル

谷崎潤一郎の小説を読んでいたら
あるものはポケットからキャラメルを出して、
友達にも分けてやっている。という表現が出てきた。
なんかそれをみたら急にキャラメルが食べてくなった。
そういえば最近というよりもここ何年も
キャラメルを食べていないなと思う。
コンビニにいったらキャラメルはなかった。
もう一件のコンビニにもなかった。
キャンディーやグミはあるのだけれど、、、。
最近はやはりキャラメルが少なくなったのかな、
キャラメルの変わりに牛乳キャンディーにしようかなと
思いつつ近所の１００円ショップに行った。
するとその１００円ショップにはキャラメルがあった。
１００円ショップブランドのものと森永のキャラメルがあった。
どちらにしようかしばらく迷ったけれど
キャラメルならやはり森永だろうと思い森永のキャラメルを買った。
僕が子供の頃は森永のキャラメルは箱に入っていて紙に包んであったと
記憶しているけれどいまはビニールの袋に入っていて
中身もビニールの袋に包まれている。
なかを取り出すと昔のキャラメルよりもサイズが大きかった。
でも食べると昔と同じ味がした。
キャラメルやミルキーはなめずに噛んでしまう人が
いるけれど僕は口のなかで溶かして食べる。
じっくりど口のなかで溶かして
トローっと甘い味がするのがいいなと思う。
黄色い袋に滋養豊富、風味絶佳と書いてある。
昔風の書き方もいいなと思う。
昔、森永のキャラメルの箱にも同じ言葉が書いてあったと思う。
漢語調の書き方が時代を感じさせる。