女性専用車両

今日、用事があって京都駅の近くに行った帰りに
京都駅から電車に乗った。
電車は満員というほどには混んでいなかったけれども
空席はほとんどなかった。
座席はほぼ全部誰かが座っていて
たっている人がちらほらという程度の混み具合だった。
この程度の混み具合だったら探せばどこかに空席があると
おもった。
最初に見つけた空席に座ろうと思って
僕は車両を移動していった、
次の車両の真ん中辺りに一つ空席があったので
やはり空席があった、予想した通りだと思い
僕は空席に座った。
荷物の位置を人の邪魔にならないように置き換えていたら
女性の制服姿の駅員さんか車掌さんとおぼしき方が
僕の方にやってきた。
なんだろうと思って目をやると
「恐れ入りますがここは女性専用車両ですので」とおっしゃった。
「あ、気づきませんでした。申し訳ありません」と僕は
言って、また次の車両まで行って
そこにまた一つあった空席に座った。
空席を見つけんるんだという一点に意識を絞ると
僕の場合、他のことが全部お留守になってしまう。
この傾向は昔から変わらないようだ。
それにしても、回りの女性は僕が間違えているということに気づいているだろうに
みんなしれーっとしている。
多くの場合女性はそうなのかもしれない。
コンサートホールなどでもその場ではしれーっとしていて
休憩時間になると急に係員のところへ行って
「わたしの前に座っている人傘を今にも倒れそうな置き方をしています
それに扇子でぱたぱたやらはるので気が気ではありません
なんとかしてください」と必死で訴えているのは大概
女性ということが多いような気がする。
まあ、世の中そんなものかなと思う。
できるだけ公共の場では注意しようと思っているのだけれど
僕は昔からちょっと感覚がずれているところがあるので
気を付けたいと思う。