ケンのブログ

日々の雑感や日記

世代による考えのギャップ

2018年10月16日 | 日記
朝ラジオを聞いていたら若者は携帯電話が当たり前の
人生を送ってきたから待ち合わせの方法が年配の世代と
根本的に違うという趣旨のことを言っていた。
そういう若者式の待ち合わせ方法を
ビジネスのケースに持ち込まれるとかなり
年配の者はいらだちを覚えると。
どういうことかというと
待ち合わせるとき年配の世代は
ターミナルのどこそこのビルの3階の受付の前で
というところまで場所を絞り込む。
それが当たり前と思っている。
ところが若い世代の人は
ターミナルのどこそこのビルというところまでしか
場所を特定しない。
それで待ち合わせの当日にそのビルで
「お前、今、どこにおるん?」
「おれか?今、5階の喫茶店や」
「そうか?俺はいま一階のエレベーターの前やから
これからそっちに向かうわ」
「うん。たのむ」
とそんなやりとりをお互いに携帯電話でして
お互いの距離を接近させて出会うことが習慣化している。
とそのようにラジオのDJは言っていた。
なるほど言われてみるとそうだなと思う。
僕は若者と街で待ち合わせをしたことがないけれど
大阪のターミナルに行くとラジオのDJが言っていたような
会話を携帯電話でしている若者が確かに多い。
お前、いま、どこにおるんや
そんならそっちへこれから向かうわというような会話を。
僕も待ち合わせの場所はなるべく正確に特定したい
性格だからDJが若者文化として紹介していたような
ファジーな待ち合わせ方法だと
かなりストレスを感じてしまうと思う。
まあ、こういうのは世代の差による認識の違いかもしれないし
あるいは若者も歳をとるとファジーな方法に嫌気がさすかもしれない。
ただ、ファジーな待ち合わせの仕方だと
携帯電話の電池切れとか
携帯を家に忘れたというときは対応できなくなってしまうので
やはりビジネスライクなシチュエーションでは
場所はなるべく狭い範囲に特定する方が
失敗の起きる可能性が低いことは確実に言えると思う。
最近、世代による認識の違いを僕が意識したのは
20才くらいのかたの書いた新聞の投書を見たときだった。
こちらはルールに基づいてサービスを提供していたら
あるお客さんに「サービス悪いね」と言われてしまった。
しかしサービスとは何でもお客さんの思い通りに
することではなくルールの範囲でできることを
お客さんに提供しそれで理解していただくことという
趣旨のことをその投書は述べていた。
それを読んだとき、僕はこれはとても筋の通った
投書だけれど
年配の世代の認識は
サービスとはできるかぎりお客様にご満足いただくこと
もちろんその通りにできるとは限らないけれど
そのことに関しては申し訳ありません。
というのが多いと思う。
僕自身も大体はそういう認識でいる。
それで若い世代の人に
あまりにも機械的なマニュアル通りの対応を
されるとたまにイラついてしまうことがある。
まあ、辛抱しなければとは思うのだけれど、、、。