ケンのブログ

日々の雑感や日記

久しぶりに満月をみる

2018年10月24日 | 日記
夜、駐車場から空を見たら満月だった。
新聞の月齢を今朝見たら16となっていたので
もう満月は過ぎたと思っていた。
しかし、ネットで月齢カレンダーを見ると
月齢は16で満月となっていた。
やはり満月だったのだなと思った。
中秋の名月の日は雲の向こうに月が出ていて
まともに月をみたという感じではなかった。
今夜は晴れていて月がはっきりと見えた。
久しぶりに満月をみたなと思う。

最近、日にち薬という言葉を聞いた。
例えば怪我なども日の経過と共にしだいに治っていく
という意味があるかと思う。
八王源先生が亡くなる数日前にお見舞いに行ったら
先生はこう言われた。
「これが骨折やったら、松葉杖がとれた
ギプスがとれた、と順番に希望が持てるけれど
ケンちゃん、今の私に何の希望があるね?
希望もないのに人に来てもらっても
時間を使わせるだけやで、今度の病気は
私は人には言わんことにしておるの」と。
それを聞いて僕はああ、先生もう
自分がまもなく死ぬと思っておられるのだなとなんとなく感じた。
その言葉を聞いていたので
その数日後に再び先生を見舞って
先生の体に取り付けられた脈拍などをはかる機械が
100を優に越える数値を示しているのをみて
ああもう危篤だなとおもって先生に
しっかりとお別れの言葉をいうことができた。
その二日後に先生は亡くなった。
先生の言葉を聞いて、なおる見込みがあれば
病気も希望につながるんだなと思った。
パウロの言う通り愛と希望と信仰は
いわばセットのようなものなのだと思う。