ケンのブログ

日々の雑感や日記

第二次世界大戦の終結

2020年09月05日 | 日記
新聞の国際欄を見ていると、ロシア、そして中国で9月3日にそれぞれ第二次世界大戦終結、そして日本に対するレジスタンス戦争の終結の75周年の記念行事が行われたと出ている。

ええ、第二次世界大戦、日本にとっては太平洋戦争だけれど、それが終わったのって終戦記念日つまり8月15日だと思っていた。

それが9月だなんて、、、。

それでちょっと調べてみると日本がポツダム宣言を受諾したのが8月14日、そしてその翌日8月15日に昭和天皇の玉音放送が流れることになる。

まあ、そういうわけで日本ではこの玉音放送が流れた8月15日をもって終戦記念日とするらしい。

ではなぜ、ロシアや中国が戦後75周年の記念行事を9月3日に行ったか。

ちょっと調べてみるとアメリカをはじめ戦勝国では日本が降伏文書に調印した日、つまりポツダム宣言の受諾が文書の上でも確認された日をもって第二次世界大戦の終結とするらしい。

この日が9月2日となっている。

なのでロシアや中国ではその翌日9月3日に戦勝終結というよりは戦争への勝利の行事を行ったということであるらしい。

まあ、日本が負けたのが第二次世界大戦の終結ということなので、第二次世界大戦の敗戦国で最後まで粘ったのは日本ということになるのだろうか。

そういうところも日本らしいといえば日本らしいけれど、、、。

でも、僕は思うのだけれど日本人が米国の軍艦の上まで出向いていってそこで降伏文書に調印した日を日本で終戦記念日とすれば、やはり毎年その日が来るたびにみじめな気持ちになって意気消沈してしまうようにも思う。

天皇陛下の玉音放送を聞いて、忍びがたきを忍んだ戦争は終わり、もう一度やり直すと誓ったあの日を終戦記念日としたほうがやはり日本人にとってははるかにいいように思う。

記念日と簡単にに言うけれど、どういう由来の日を記念日にするか、その意味は大きいと思う。

しかし、この歳になるまで戦争の終結の日の捉え方が戦勝国と、敗戦国では違うということ知らなかったなと思う。