ケンのブログ

日々の雑感や日記

冬に向かってインフルエンザの季節

2020年09月23日 | 日記
僕が定期購読している全国紙の社説にこれから冬にかけてインフルエンザの流行に関する懸念が書かれている。

それによればインフルエンザは一般に冬に流行することが多い。

そしてコロナの感染が確認された人は全国で10万人に満たないのに対してインフルエンザの患者は例年1000万人規模になるという。

社説ではコロナに関しては感染、そしてインフルエンザに関しては患者という言葉が使われていて微妙に用語の使い方が曖昧になっている。

全国紙の社説が不注意で用語の使い方を曖昧にすることはちょっと考えにくいのでなんらかの理由があってコロナは感染が確認された人、インフルエンザは患者というように言葉を使い分けているものと思われる。

しかし、あえて、そこまで深く考えないで社説を読んでコロナの感染者数が10万人に満たないのに対して、インフルエンザの感染者は1000万人規模になると考えると、インフルエンザに感染する人はコロナに感染する人の100倍程度も多いと考えることができる。

逆に言えばインフルエンザの1%くらいしか患者が出ないコロナがこれほど大問題になり、インフルエンザはそんなに全社会的に自粛とかならないのも、人間の意識の不合理さを表しているように思えなくもない。

そのあたりをどなたか専門家の人がコロナもそんなに不合理に恐れる必要はないと、合理性を以て私達が理解できるように説明してくだされば社会不安もかなり減ると思うのだけれど、そういう合理的説明ができないところがいわゆる伝染病の怖いところなのだと思う。

社説を読んでいて僕が怖いなと思ったのは発熱などの症状や感染の仕方がコロナとインフルエンザでは類似点が多いということ。

今でもいろんなところで検温されたり、マスクの着用を求められたり、体調が悪ければ来ないほしいと言われたりしているのに、これにコロナと区別のつきにくいインフルエンザが流行し始めたら、みんなの意識はどうなるのだろうということ。

インフルエンザにかかったのにコロナと間違えられて差別とまではいかなくても肩身の狭い思いをすることを強いられたり、そんなふうにならないことを僕としてはひたすら願いたい。

経済の方にもこのコロナは当然、多大な影響を及ぼしていて、今日の新聞には新型コロナにより全国の希望退職の募集は1万人超えになるという。

しかも、これはまだ序章の段階で本当に雇用が悪化するのはむしろこれからだというエコノミストの指摘もあるという。

僕もなんとなくそんな気がする。

こんな年に就職を決めなければならない学生の方などは本当に大変だと思う。

どうか、なんとか無事に乗り切っていけるようにと祈っている