半分も理解できていないんじゃないかとと思うと作者に申し訳ない><

方言だけでなくて、難しい言葉がたくさん。(語彙が豊かなのですね。ネイティブにとってはね)
そして何より文章が長い!!最近の『낚시하는 소녀』なんて「ト書きか?」というほど短いのに。
と思ったら、映画のシナリオにしたかったらしくやっぱりト書きを意識していたみたい。
また文章の長さをエクセルでグラフ化してみようかね?という気になります。(←変態)
すでに前世紀(1999年)に出版された、デビュー作を含む短編集。
若かりし日の作者近影は、ナーバスそうなハンサムです。

白い表紙を開けると、扉の裏が真っ黒でお葬式のような配色です。何があったんでしょうか・・・。
短編集のタイトルになっている『埋香』も、香で死者を慰めるという宗教行為を表すようです。
すべての短編は農村を舞台にしていて、開発の進む当時の韓国で、田舎に取り残された若者たちの不公平感と閉塞感が多くでてきます。
いくつかの作品の中には若くてあっけなくなくなってしまう人が登場します。
でね、これは作家の別のエッセイや作者の言葉で知ったことなので、作品の評価、と言い切れないかもしれないけど、作者は親しい人を何人か亡くしている運動圏の最後の世代。
生きてゆく自分たちの閉塞感の裏に、苦しいなりにも生きていけなかった人たちを意識しているんじゃないのかなぁ、と思うんです。
そして、彼らを弔う意味でも『埋香』なのかな、と。
(続きます)

方言だけでなくて、難しい言葉がたくさん。(語彙が豊かなのですね。ネイティブにとってはね)
そして何より文章が長い!!最近の『낚시하는 소녀』なんて「ト書きか?」というほど短いのに。
と思ったら、映画のシナリオにしたかったらしくやっぱりト書きを意識していたみたい。
また文章の長さをエクセルでグラフ化してみようかね?という気になります。(←変態)
すでに前世紀(1999年)に出版された、デビュー作を含む短編集。
若かりし日の作者近影は、ナーバスそうなハンサムです。

白い表紙を開けると、扉の裏が真っ黒でお葬式のような配色です。何があったんでしょうか・・・。
短編集のタイトルになっている『埋香』も、香で死者を慰めるという宗教行為を表すようです。
すべての短編は農村を舞台にしていて、開発の進む当時の韓国で、田舎に取り残された若者たちの不公平感と閉塞感が多くでてきます。
いくつかの作品の中には若くてあっけなくなくなってしまう人が登場します。
でね、これは作家の別のエッセイや作者の言葉で知ったことなので、作品の評価、と言い切れないかもしれないけど、作者は親しい人を何人か亡くしている運動圏の最後の世代。
生きてゆく自分たちの閉塞感の裏に、苦しいなりにも生きていけなかった人たちを意識しているんじゃないのかなぁ、と思うんです。
そして、彼らを弔う意味でも『埋香』なのかな、と。
(続きます)