安部さん しっかりして下さい(2020.4.16日作)
安部さん 安倍総理
日頃 あなたの言動から
軽い人だな と 見ていましたが
ここまで軽いとは !
先見力がない
想像力がない
判断力がない
決断力がない
決定力がない
説明 説得力が ない
コロナウィルス対策に対する
迷走ぶり 度重なる
奥方のスキャンダル
どれをとっても明確に
決まりを付ける事が出来ない
まさにコロナがあぶり出す
あなたの真実 真の姿
コロナウィルスは国民に取っても痛手
大きな災難ですが あなたに取っても
大きな災厄ですね あなたの
真の姿がまるまる見えて しまいましたね
安部さん 安倍総理
しっかりして下さいよ あなたは今
この国の人々 国民の先頭に立ち
この国の行く末 未来を決定する
最も重要な立場 位置に立つ人間なんですよ
あなたの判断力 先導力がこの国の今を 未来を
形作り 良くも悪くもする立場に立つ
人間なんですよ あなたにその素質が 実力が
あろうが無かろうが あなたは自ら望んで
その位置 立場に着いた人間なんですよ
あなたがふらふら あっちに揺れ こっちに揺れ
揺れ動いているのでは この国の行く末 未来が
定まらない 見えて来ないのですよ
いいですか 安部さん
大丈夫ですか 安部さん
しっかりして下さいよ
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日常の中の恐怖(3)
「ちょうど、娘の出来事があった頃です」
「九月の二十日頃ですね」
刑事は黒い表紙のノートを見ながら言った。
「はい」
「今は ?」
「今は、なんともないんですけど」
刑事は島田の勤務先や仕事の内容などについて詳しく訊ねた。
「仕事上の事で、御主人にはトラブルや何かはなかったですか ?」
「はい。別に、そんな事は聞いてはいませんけど。主人も、心当たりはないと言っていました」
刑事は思いを巡らす風だった。
「分かりました。まあ、当分、このまま相手の出方を探ってみましょう。もし、また、電話でもあったりしたら、相手が何かしゃべるように仕向けて、電話を引き延ばして下さい。たとえ、その時に捕らえられなくても、相手の声の分析や特徴などを知る事によって、何かの手懸りが得られるかも知れませんから。それから、お子さん達には充分気を付けるように言っておいて下さい。学校にも一応、こういう事があったので、と連絡をして、注意をして貰うようにして置いて下さい。警察の方でも充分、注意をして見廻るようにします」
無言の電話は依然、続いていた。
まず、午後三時過ぎに一度掛かって来た。
受話器を取らずに置くと、六時過ぎにまた掛かって来た。
五回か六回のベルで必ず切れた。
受話器を取ると、三、四十秒の沈黙が続いてそのまま切れた。
こちらから話し掛ける事はしなかった。
それが毎日続いた。
それがある日から、突然、途切れた。
あッ、そうだ ! と気付いた時には三、四日が過ぎていた。
それに気付くと夏子はは不安を覚えた。相手が次に何を狙って、どんな行動に出て来るのか、皆目、見当が付かず、見通しも立たなかった。
警察では電話のない日が十日以上も続いていると話すと、相手も諦めたのかもしれない、と多少、楽観的な見通しを口にしたが、それでも、まだ油断は出来ませんので注意をして下さい。警察の方でも、引き続き警戒態勢は取って置きます、と言った。
電話のない日は、一日、また一日、と続いた。
いつの間にか一か月が過ぎていた。
この頃になるとさすがに極度に警戒心を募らせていたいた夏子の胸の中でも、刑事が口にした、諦めたのかも知れない、と言う言葉が現実味を持って大きく膨らんで来ていた。
島田が正体不明の足音に悩まされるような事態もなくなっていた。
夫婦は改めて、日常に何事もない事を確認し合うと、その穏やかさがいかに貴重なものであり、尊いものであるのかを心底から噛み締めていた。
二
沈丁花の香りが何処からともなく漂って来る初春の季節、島田はいつもこの季節を心待ちにしていた。冬ごもりを決め込んで眠っていた体内の血が、沈丁花の香りと共に一気に目覚めて、体内を駆け巡るかのような軽い興奮と解放感を覚えて心がときめいた。駅からの帰り道、島田は深夜にも拘らず、いつもゆっくりとした足取りで歩を運び、その幸福感を心行くまで満喫していた。特に今年の春は、厭な事の重なったあとの穏やかさと共に、四月からの新人事で、次長への昇進が決まっていて、その幸福感は、何時もの年に増してのものだった。更に更に、良い事が重なって、長男の光一が難関と言われる私立有名大学付属中学への進学という喜びがあった。春休みの間には、美雪のピアノ発表会もあって、
「日曜日だから、パパも来てくれるんでしょう」
と言って、美雪はドレスを作り、新しい靴も買って心待ちにしていた。
昨年、秋口以来続いていたあの、重苦しく厭な出来事の数々も、このところ続く穏やかな日々の中で、過ぎ去ったひと時の悪夢でしかなかったようにも思えるようになっていた。
三月、四月と季節は過ぎていった。五月の連休も終わって間もなくの事だった。島田は生垣の角を曲がり、自宅に通じる直線通りの道に入って、思わず足を止め、立ち止まった。深夜の島田の足音に気付いたのか、あるいは、その影を認めたのか、慌てたように、一つの人影が彼の家の門扉の辺りから離れる様子を眼にした。
まさか、と島田は思った。
人影は直線道を遠ざかると、ふと、曲がり角で後ろを振り返ったように思われた。
だが、それは遠目の事で、確信がもてなかった。
背丈は一メートル七十センチぐらいだったろうか。
島田は厭な予感を抱きながら、おもむろに歩き出した。昨年起こった出来事を思い出した。他方でまた、あるいは、立小便でもしていた酔っ払いが、人影に気付いて慌てて逃げて行ったりでもしたのだろうか、と考えてみたりもした。
しかし、島田が自分の家の門前に立った時、そこに立小便の跡はなかった。
更に、アルミ製の桟を縦に組んだ門扉の鍵が外されていないか、手を伸ばして確かめてみた時、そこにも異常はなかった。
島田は改めて、再び門前から、先ほど人影の消えた角の辺りに視線を向けて見たが、そこにも人影はなくて、街灯の灯りだけが静まり返った暗い夜道を照らし出していた。
いったい、あの人影は何をしようとしていたのだろうーー、島田の不穏な心の内の揺らぎは収まらなかった。
島田は軽くシャワーわ浴びたあと、布団に入る前にもう一度、微かに雨戸を開いて外の様子を窺って見た。
その外に異常はなかったが、それでもやはり、偶然眼にした、深夜に自分の家を覗き込んでいたとも思えるような人影には、不穏な思いを抱かずにはいられなかった。
枕元の時計の針は午前一時半過ぎを差していた。
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桂蓮(hasunohana1966)様
有難う御座います
コメント とても嬉しく読ませて頂きました
禅の言葉に 日日(にちにち)是(これ)好日(こうにち)
という言葉がありますが この世の中なかなか
好日を生きるーー自分の心に沿って良い時間を生きる
と言う事は難しい時代です そんな中で
ほんの僅かでも、自分の時間が持てるという事は
貴重な事だと思い 大切にしたいと考えています
ブログ 再読させて戴きました
日本語に沿い 英文を読ませて戴く事が
なにか無性に面白く感じられます
英文には全く無知なのですが
これからも良い文章をお寄せ下さいませ
有難う御座いました
takeziisan様
有難う御座います
本当に今年は心に余裕を持つなどと言う事は
難しく思います 毎日 小さな悪魔に
追われているような感じです
そんな中で拝見するお写真 御謙遜ですが
見事なものです 毎回 楽しみに拝見させて
戴いております これからもどうぞ宜しく
お願い致します
3852hm様
有難う御座います
太田和彦ぶらり旅
わたくしも千葉放送で見ている
テレビ番組の中でも数少ない
好きな番組の一つです
太田さんの飾らない 大袈裟ではない
ぼそぼそと呟くようなコメントがいいですね
有難う御座いました
sden66K1800様
回想 拝見させて戴きました
貝殻細工 見事なものです
手先の至って不器用なわたくしには
驚異の作品です お見事です
それにしても御趣味が多いですね
手術をなさったとか
お気を付け下さい
有難う御座いました