北朝鮮と拉致問題(2021.3.6日作)
無法者国家 北朝鮮
日本人が拉致されてから
何年になるのか ?
いっこうに 解決の糸口が
見えて来ない
拉致された人々の 家族の悲しみ
苦しみは どれ程のものか また
本人の悲しみ 苦しみは ?
想像も出来ない 何故
何十年も解決 出来ないのか ?
第一に あの 人の道 常識を超えた
無法者の国 北朝鮮 その国に
原因があるのは 明々白々
人の道を わきまえない 独裁者の国
人道 人の命より 独裁者 自身が 第一
総てを自身 身の保全のために
装い 固める そんな愚者の指導する国 北朝鮮
その国が 解決 その 進展を阻む
第一の要因 --元々 拉致 などという
野蛮行為の実行が 論外 言語道断
第二の要因は ?
この国 日本の 政治 その貧困さ
政治家達の 能力不足 そこに
起因している まず
間違いない 口先だけの政治
行動 実行力の伴わない 政治家達の
非力 それが 強欲 自身の保身に命懸けの
人的 独裁者の下では 手も足も出せない
ひっくり返り 裏返しにされた 亀の様
口を パクパク 手足を バタバタ
なんの成果にも 繋がらない 遅すぎる
総てが 遅すぎる 既に何年 ? 何十年 ?
経過している・・・ 親から子 子から孫
何代にも亘る 世襲独裁者の下 まるで
醜い豚のように肥え 太った愚鈍 独裁者には
世界の常識 人の道は通用しない それを
承知 納得した上で 今 何を為すべきか
為すべき行動 その方法は 何処にあるのか 深く
考え 相手の弱点 弱みを掴み 把握して
そこに切り込む 解決の 道を探る
今 あの国 北朝鮮では 国民
一般市民が 食べる物にも事欠き 日常生活が
困窮 逼迫の 状態にあるという
独裁者自身 その現実を認め
発言している
自身は豚のように 醜く太り 国民は 痩せ細る
この不条理 非人道 貧しい国民 一人の命も
醜い豚に似た独裁者 の 命も 一つの命は
一つの命 変わりはない 貧しい国民の 命を救う・・・・
その為に今 何が必要なのか ? この国
日本が出来る事は ? 今 この国 日本では
飽食の時代 膨大な量の食品が日々
廃棄されている 米の在庫も豊富
こういう時にこそ この国 日本の政治は 行動
動いて かの国 独裁者国家を 有利な交渉
話し合いの場に 導き出し 話し合う べきだ
この国 日本が かの国 独裁者国家の
飢えに苦しむ 貧しい人々 その人々に
食料の援助を 申し出る
交換条件に 拉致被害者
その人達の 返還を 要求する
食料と 人との 交換
この国の余剰食品が 独裁者国家の
貧しい人々を救い 拉致された
なんの罪もない この国の人々 と
その家族の 苦境を救う 今 この時
かの 独裁者国家の 一般市民 人々が
飢えに苦しむ この時期 絶好の
機会ではないか 行動する
直ちに行動する 動きのない所 そこには
物事の 動きもない
動くべし 行動すべし 既に 時間はない
皆 年老いた 政府よ 政治よ 政治家達よ 直ちに
動くべし 行動すべし
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優子の愛(3)
優子はその孤独の中にいる時にだけ、安らぎを得ているように見えた。
沖津はそんな独特の雰囲気を持つ優子を殊更、口説いてみようとは思わなかった。何よりも沖津の意識の中で恋愛に対する感情がそれ程、大きな位置を占めていなかった為だった。幼い、とでも言えるのかも知れなかったが、沖津に取っては仲間の大勢と騒いでいる方がより楽しみを得る事が出来た。サークルのリーダーでもない沖津が、特別に優子の興味をひく事もなかった。
沖津は大学を卒業すると、業界では中堅クラスの広告代理店に就職した。当然の事のように優子の存在も忘れていた。そんな沖津が優子に再会したのは全くの偶然からだった。
九月の金曜日の午後だった。銀座四丁目の人込みの中で突然、前方から来た女性に声を掛けられた。驚いて足を止めた沖津の前に、化粧をして見違えるように華やかになった優子が立っていた。
優子はその時、日本橋にある商社に勤めていた。沖津がいる銀座三丁目にある広告代理店とは、さして遠くない距離にあるビルがその本社だった。
二人は偶然の出会いを懐かしみ、近くにいて今まで出会う事のなかった不思議さをも話題にして話しは盛り上がった。
「銀座へはよく来るの ?」
「ええ、週末にはたいがい来るの」
「僕も一週間が終わるといつもこの辺りをぶらぶらしているんだけど、今まで会わなかったのが不思議だね」
その時は喫茶店で過ごし、食事をした後、沖津がよく足を運ぶバーで時間を潰し、再び深夜近くに四丁目の角で別れた。
何年ぶりかで再会した優子は見た眼にも華やかさを身に付けていたが、内面的にも格段に明るくなっているように見えた。沖津はその印象を好ましく思った。
「また、会えるといいね」
沖津はバーのカウンターで軽い酔いと共にそんな事まで口にしていた。
優子も沖津のその言葉を拒む事はなかった。会社での机の上の電話番号も教えてくれた。
沖津は名刺を渡した。
二人の関係はそれから三年近くに及んだ。沖津は肉体にまで及んだ関係の中で、次第に優子との結婚も考えるようになっていた。二人の関係を邪魔するものは何もないように思えた。ただ一つ気懸かりがあるとすれば、優子が学生時代に見せた、あの独特な雰囲気だった。誰をも傍に寄せ付けない孤独の影を帯びた雰囲気。再会当時、消えていたと思っていたその影が、優子との関係が深まれば深まるほど、その関係の中で時折り何かの拍子にふっと、姿を見せた。沖津が傍にいる事も忘れたかのように、遠い眼差しの何かを見る眼をした。学生時代、数々の男達が振り廻された、あの独特の眼差しだった。沖津に取っては初めての経験だったが、やはり気に掛けずにはいられなかった。ある時、沖津が別れ際、自分のアパートの部屋へ誘った時、優子はそれを拒んだ。
「だって、わたし、夜明けの白々した時間の中での別れなんて嫌だわ」
そう言って、深夜の街角で背中を見せて去って行く優子の後姿には、何故か、誰をも寄せ付けない孤独な影が透けて見えるような気がして、沖津は改めて愕然とした。
そんな事で、ますます親密さを増す優子との関係の中で、最後の決断の出来ないでいた沖津に、その決断を迫って来たのは優子の方からだった。
何時ものように食事の後、バーのカウンターに並んでいる時、優子はまるでそれが軽い世間話しでもあるかのように口にした。
「わたし、結婚する事になるかも知れない」
したたかな酔いの中で口にする言葉なら、沖津も聞き逃す事は出来た。だが、まだ、カウンターに着いたばかりの時の言葉だった。
沖津は息の止まる思いだった。カウンターに両肘をつき、カクテルの入ったグラスを両手で囲ってうつむき加減で、呟くように口にした言葉には、奇妙な真実感がこもっていた。
「結婚 ?」
沖津は思わず聞き返した。
「ええ」
優子は言った。
「結婚って、誰と ?」
沖津は意味が分からずに言った。
「あなたの知らない人よ」
「いったい、どういう事なの ?」
沖津はまだ、よく呑みこめずに聞いた。
「御免なさい」
「御免なさいも何も、訳が分からないよ」
沖津はつい、剣呑な口調になっていた。
優子は黙っていた。
「なぜ、誰と結婚するの ? 俺との事は遊びだったの ?」
「遊びなんかじゃないわ !」
優子は強い口調で、抗議するように言った。
「じゃあ、なぜ、誰だか知らないけど、結婚する気になったの ?」
「あなたは結婚なんて、一度も言ってくれなかったじゃない !」
「今頃そんな。初めから何もかも承知で付き合ってくれたんじゃないのかい。それじゃあ聞くけど、今、俺が結婚してくれって言ったら、うん、と言ってくれるかい ?」
優子は答えなかった。
「やっぱり、そうだろう。今日まで俺を愛している振りをして、心の中では何時も拒絶していたんだ。後姿には常にそんな影があった。だから俺はそれが気になって言い出せなかったんだ」
「拒絶していただなんて。あなたが好きだった事は本当よ」
優子は涙を含んだ声で言って抗議した。
「じゃあ、何故、他の男と結婚するの ?」
「結婚するって決めた訳じゃないわ」
「それならすぐに、俺と結婚してくれよ」
「そんな事、急に言われたって」
「やっぱり、俺と結婚する気なんてないんじゃないか」
「大きな声を出さないでよ。ほかの人に見られるわ」
「見られたっていいよ。ほかの人には関係ない事なんだから」
沖津は興奮と怒りを抑え切れずに言った。
「いったい、どうしてその男と結婚しようという気になったの ? どういう男なの ? 抜群のエリート ? 大会社の社長の御曹司 ? それとも映画俳優みたいな美男子 ? 年は幾つなの ?」
「四十七歳人よ。再婚者よ。子供はいないわ。前の奥さんは亡くなっているわ」
優子は怒りを抑えられない沖津に対抗するように、自身も怒りを含んだ口調で言葉を並べた。
沖津は優子の意外な言葉に再び、言葉を呑んで優子をかえりみた。
優子は顔を上げ、正面を見たまま怒りの表情を滲ませていた。
「どういう事なの ? いったい、何が理由なの ?」
沖津は優子の意外な言葉に改めて気を落ち着けるようにして言った。
「理由なんてないわ」
優子は言った。それから優子自身も気を取り直すようにして言葉を続けた。
「その人、都内に幾つものビルを持っているわ。マンションもあちこちにあるし」
「そういう事か」
沖津は納得したように言った。
「そういう事だったのか。要するに金持ちだという事なんだ。そういう資産家なら、誰だって結婚してみたくなるだろうからな。俺だって、そんな女が現れたら迷わず結婚するもんな」
沖津は軽蔑的に続けた。
「そんな風に言わないでよ。あなたが好きなんだから !」
優子は怒りを滲ませ、泣きながら激しい言葉を沖津に投げつけた。
バーテンダーやホステス、他の客などがその声で一斉に二人の方へ視線を向けた。
沖津は慌てて優子の肩を抱いてなだめるように軽く揺すった。
その夜以来、沖津が優子と会う事はなくなった。
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桂蓮様
有難う御座います
新作が見えませんでしたので
旧作を拝見しました
以前にも読ませて戴いた記憶がありますが
「常にあるもの無いもの」
良い言葉が並んでいます
冬になると色は消える
消えたように見えても
消滅しない 春になると また
緑が出て来て 色とりどりの
花が咲く
いい言葉ですね この詩的な言葉
改めて感動します
英文と対比しながらゆっくりと読ませて
戴きました
貴重な御意見 有難う御座います
死は準備してもしなくても勝手に行きたいところへ
ゆく 全く その通りだと思いますす
人はただ誠実にその日を生きる それより外
出来る事はないのではないでしょうか
日日(にちにち) 是 好日(こうにち)禅の言葉ですね
わたくしは現在 自身の生を残り少ないものとして
その日々を悔いのないように生きる
それだけを考えて生活しています
冒頭 読み出した時 ちよっと違うのかな と
違和感を抱きましたが 最終部分で納得出来ました
何時も貴重な御意見 有難う御座います
takeziisan様
有難う御座います
今回も様々な花々 楽しませて戴きました
今更ながらにその豊富な事に驚きです
コスモス もう咲いているのですね
この花とカスミソウ 一番好きな花です
畑の雑草 なんだこりゃ という思い
その生命力に改めて驚きます
ジャガイモ 今年は高いです
キュウリの「キューちゃん」材料豊富なゆえの
贅沢 羨ましい限りです 相も変わらずの"羨まし節"
イノシシ退治 まずは一安心
おめでとう御座います というところでしょうか
中学生日記 思い出す事ばかりです でも
教員の運動会はなかったですね
「よか」はあった気がしますが「わかいそい」
なかったですね
八州秀章 当時 好い歌を幾つも発表して
いました ラジオ歌謡の体験者としては
懐かしい名前です サクラ貝の唄も良いのですが
雲の美しさに感銘しました
ビートルズが分かればお若いです 私はせいぜい
プレスリーぐらいまでですかね
「基本練習」何時までやるの ? もうそろそろ
「タイムトライアル」ぐらいにいってよ
という思いで拝見しています でも 身体を動かす
わたくし共の年齢になれば大事なことですね
わたくしも毎朝 一時間半程 身体を動かしています
そのせいか、先日の健康診断で満点を取りました
今のところ 何処も悪い所はありません 大腸がんを
切除して今年で五年ですが 腸の検査はこのご時勢
ちょっと休んでいます 濃厚接触が怖いもので
川柳 楽しいですね クスリと笑えます
何時もお眼をお通し戴き 有難う御座います