小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

全然

2009-02-10 22:05:43 | 小さな気付き

 

この水仙の写真、全然よくなくない?

 

って、意味わからん日本語やね~。

 

地元紙の夕刊に

「おじさん図鑑」

という飛鳥圭介さんのエッセイが載ります。

この飛鳥おじさんの愚痴が楽しくて、可愛らしくて、大好きです。

 

先日の

「全然」

というのをご紹介。

 

テレビを見ると、腹が立つことが山ほどある。

だから、おじさんはなるべく見ないで生活しているのだが、それでもたまたま某番組を見て頭を抱えた。

 

男司会者と大阪出身の女タレント(おじさんは、二人とも大っ嫌い)とが仕切る番組で、某地方の珍奇な食べ物を紹介していたときのこと。

試食したひな壇に並ぶタレントたちが、

「見た目よりおいしい」

などと口々に言い合う中、その司会の女が得意げにこう言った。

「うん、全然食べれますよ!」

 

こういう言葉遣いをテレビ制作者は野放しにしていていいのか。

いわゆる「差別用語」などに関しては、大変な神経を使っているのに、このようなでたらめな日本語の使い方に関して、「おわび」しないのか。

 

今では「全然」は「非常に」の意味でつかわれることが多いが、正しくは「全面否定」する時の副詞だ。

「まずくて全然食べられません」と使うのが普通。

しかも「食べれます」もおかしい。

「食べられます」だろうが!

 

怒っていたら、その女タレントが重ねて言った。

「そんなの、全然ありますよ」

ないんだよ、全然

 

 

 

この、女タレントってまちゃみのことよね。

飛鳥おじさんは、「ケンミンショー」を観たんですね。

飛鳥おじさんの気持ちとってもよくわかります。

 

わたしもこの前、デパートで試着したら、お店の人が

全然いいですよ~」

って。

あ~日本語の使い方おかしくなってるな~

と思ったのですが、そのすぐあとに一緒にお買いものしていた友達に、

「これどう?」

って聞かれて、

「うん、いいよ、いいよ、全然似合ってる」

って、自分も言ってるのに気付いてがっくりしました。

 

この心理って、自分は子供の悪口をガンガンいうくせに、夫が言うとカチンとくるのに似ている?

ちょっと違うかな。

 

日本語が、ぶれてますよ~。

 

今日の私の小さな幸せ

 

「シャムスカマジック」

の本、買ってきました。

 

コメント (24)
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