ルークとレイアと出会う以前の、若き日のハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)の知られざる姿を描く。彼がいかにしてグッド・バッド・ガイ(愛すべき悪党)になっていったのかが明かされる。

監督は、ジョージ・ルーカスつながりで言えば『ウィロー』(88)も懐かしいロン・ハワード。脚本は新旧の『スター・ウォーズ』シリーズに関わるカスダン父子が担当。
旧作のファンにとっては、相棒チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)や悪友ランド・カルリジアン(ドナルド・グローバー)、そしてミレニアム・ファルコン号との出会いのエピソードが興味深い。もちろん、ソロの幼なじみの謎の女性キーラ(エミリア・クラーク)、ソロの師となるベケット(ウディ・ハレルソン)など、新たなキャラクターも登場する。
もともと『スター・ウォーズ』の根底には黒澤映画や西部劇の要素があるのだが、この映画も、華麗なガンプレーをはじめ、さすらう主人公(アウトロー)、師の存在、友情と裏切り、“宝”の奪い合い(列車強盗)など、西部劇を思わせるところが多々ある。
その点、エアエンライク(覚えにくい)は、コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』(16)で気のいい西部劇のスターを演じたので、今回のキャスティングにはそうした部分も加味されたのだろうか、などと思ってしまう。
ただ、やはりハン・ソロはハリソン・フォードのイメージが強過ぎるので、乗り切れないところがある。これはまた別物として見るべきものという気がした。どうやらシリーズ化されそうなので、今後は、エアエンライクが新たなハン・ソロ像を築けるかが鍵になるだろう。

監督は、ジョージ・ルーカスつながりで言えば『ウィロー』(88)も懐かしいロン・ハワード。脚本は新旧の『スター・ウォーズ』シリーズに関わるカスダン父子が担当。
旧作のファンにとっては、相棒チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)や悪友ランド・カルリジアン(ドナルド・グローバー)、そしてミレニアム・ファルコン号との出会いのエピソードが興味深い。もちろん、ソロの幼なじみの謎の女性キーラ(エミリア・クラーク)、ソロの師となるベケット(ウディ・ハレルソン)など、新たなキャラクターも登場する。
もともと『スター・ウォーズ』の根底には黒澤映画や西部劇の要素があるのだが、この映画も、華麗なガンプレーをはじめ、さすらう主人公(アウトロー)、師の存在、友情と裏切り、“宝”の奪い合い(列車強盗)など、西部劇を思わせるところが多々ある。
その点、エアエンライク(覚えにくい)は、コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』(16)で気のいい西部劇のスターを演じたので、今回のキャスティングにはそうした部分も加味されたのだろうか、などと思ってしまう。
ただ、やはりハン・ソロはハリソン・フォードのイメージが強過ぎるので、乗り切れないところがある。これはまた別物として見るべきものという気がした。どうやらシリーズ化されそうなので、今後は、エアエンライクが新たなハン・ソロ像を築けるかが鍵になるだろう。