19世紀末の北イタリアの田舎町を舞台に、小作農場に暮らす4家族に起こるさまざまな出来事を、四季の中で描いた『木靴の樹』(78)などを監督したエルマンノ・オルミが亡くなった。
79年、岩波ホールの『木靴の樹』、アラン・レネの『プロビデンス』(77)、テオ・アンゲロプロスの『旅芸人の記録』(75)の“三連発上映”にはさすがにたまげた。睡魔と闘いながら「映画にはこんな表現方法もあるのか…」と気付かされたのである。
とは言え、本来は娯楽映画志向の自分にとっては、正直なところ、彼らの映画は遠く感じられ、何だか無理矢理勉強をさせられているような気分になったものだが、年を経た今見直したら、全く違う感慨を抱くのだろうかとも思う。
「違いのわかる映画館」岩波ホール(2012)↓
https://www.enjoytokyo.jp/feature/season/cinema/vol16.html
79年、岩波ホールの『木靴の樹』、アラン・レネの『プロビデンス』(77)、テオ・アンゲロプロスの『旅芸人の記録』(75)の“三連発上映”にはさすがにたまげた。睡魔と闘いながら「映画にはこんな表現方法もあるのか…」と気付かされたのである。
とは言え、本来は娯楽映画志向の自分にとっては、正直なところ、彼らの映画は遠く感じられ、何だか無理矢理勉強をさせられているような気分になったものだが、年を経た今見直したら、全く違う感慨を抱くのだろうかとも思う。
「違いのわかる映画館」岩波ホール(2012)↓
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