田中雄二の「映画の王様」

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水戸の偕楽園『桜田門外ノ変』

2018-05-28 10:47:04 | 雄二旅日記
 季節外れだが、梅で有名な水戸の偕楽園を訪れた。



 偕楽園は、烈公と呼ばれた徳川斉昭が築いた庭園で、岡山市の後楽園、金沢市の兼六園と並んで日本三名園の一つに数えられる。梅は見られなかったが、よく整備された庭園に新緑が映えて目の保養になった。

 園の近くにある千波湖畔には、映画『桜田門外ノ変』(10)の際に作られたオープンセットがあったはずだが…と目を凝らしてみたが、発見できなかった。調べてみると13年に解体、撤去されたという。残念。



 桜田門外の変とは、安政7年(1860)に江戸城桜田門外で、水戸藩からの脱藩者17人と一人の薩摩藩士が彦根藩の行列を襲撃し、大老井伊直弼を暗殺した事件。大河ドラマの「西郷どん」が、ちょうど桜田門外の変が出てくる回だった。

 『桜田門外ノ変』が「いばらきロケ大賞」を受賞した際(2011.2.14.)に取材。
 佐藤純彌監督(左)と検視見届役・岡部三十郎を演じた渡辺裕之

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