『悪魔が来りて笛を吹く』(79)金田一耕助
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『太陽を盗んだ男』(79)
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『がんばれ!! タブチくん!!』(79)タブチ(声)
『がんばれ!! タブチくん!!第2弾 激闘ペナントレース』(80)
『がんばれ!! タブチくん!!初笑い第3弾 あゝツッパリ人生』(80)
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『北斎漫画』(81)曲亭馬琴
『植村直己物語』(86)植村直己
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『敦煌』(88)朱王礼
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『学校』(93)黒井先生
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『学校Ⅱ』(96)(1996.10.26.渋谷セントラル) 青山先生
山田洋次監督が前作『学校』(93)の夜間中学に続いて、今度は養護学校を舞台に選んだ。これは好意的に捉えれば、普段は日の当たらない教育現場を知らしめる地道な創作活動だといえるが、今回は場所が場所だけに、描き方のバランスを間違えると際物になりかねない危うさを含んでいる気がした。そしてその予感は残念ながら半ば的中してしまった。
今回も山田監督お得意の回想劇の形が取られているのだが、彼にしては珍しくつながりが悪いところが多いし、ラストに至っては熱気球の登場があまりにも唐突で、狙ったであろう高揚感も解放感も浮かんでこなかった。
山田監督と共同脚本の朝間義隆の養護学校の生徒たちに対する思い入れや、社会に対する怒りが空回りして、見ながらつらい思いがするだけなのだ。これまでの山田監督の作風は、前作の『学校』も含めて、奥に怒りを潜めながら、救いや余裕があったために、われわれ受け手も構えずに見ることができたのだが、この映画にはそうしたものがない。監督が映画を通して声高に自らの主張や思いを述べることの難しさを感じさせる1本だった。
『虹をつかむ男』(96)白銀活男
『虹をつかむ男 南国奮斗篇』(97)
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