硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

共産主義の取説?

2023-02-08 21:02:32 | 日記
ずいぶん前に「公平」「平等」をよく口にしていたリーダーが去り、その「公平」「平等」を次のリーダーが引き継いだ。
しかし、新たなリーダーは、私利を前提に「公平」「平等」を口にし始めた。

「歪んでるな」と思いながら静観していたが、やはりと言うべきか、またかと言うべきか、次々に人が去っていった。

小さな共同体では、熱狂してくれる賛同者もいない。
リーダーはこの事にまったく気づいていない。

経験から勘案すると、地頭の悪い人が「共産主義」を用いると、必ずと言っていいほど陥る現象なのではないかと思う。

LGBTQとは。

2023-02-06 22:00:33 | 日記
「見るのも嫌だ。隣に住んでいたら嫌だ。人権や価値観は尊重するが、認めたら国を捨てる人が出てくる」

LGBTについて、オフレコと言う条件で、首相秘書官と言う役職の人が述べた言葉である。

とても素直な感想である。

現在では、メディアや教育現場でもLGBTについて啓もう活動を進めていて、一昔前に比べればずいぶん理解が進んだように思うしカミングアウトもしやすくなってきてはいるようであるが、「個性」と呼称される個人が持つ価値観は、人が持つ普遍的な感性であり、「個人」が一人一人持っているので「個別」である。

誰かが、その「個別」を画一的にしようとしているのであるが、それは、こんな感じになってしまうのではないだろうか。


ある日、国が「珍味と呼ばれている食べ物が、身体に大変良いものだから、皆で食べて健康になりましょう。」と、アナウンスする。教育現場は「然り」と応じ、学校給食にも出されるようになる。
しかし、その珍味は見た目もグロテスクだから、口に運ぶのもおっくうになる。でも体に良いからと頑張って咀嚼してみるが、口に含んだ時の触感や味がどうしても好きになれない。

しかし、中には、「美味しいから好き」と、言う人もいて、国が進めている事もあって、不味いとも嫌いとも言いづらい。

だから、その場を凌ぐ為には「意思表示はしない」もしくは「多数に意見を合わせる」が妥当だと考える。

でも「個人的にはまずいから嫌い」と認識する。


それはそれでいいと思う。それが「個性」なのだから。

そして、「個性」は均衡しないものである。なぜなら「個性」は「違い」なのだから。

だから、大切なのは、違いを認め合うことに尽きる。
気に入らないなら「させておきなさい」でよいのである。
同調を強要してきたときに、個人的な意見を発信すればよいし、危害を及ぼすようならば、「法」に任せればよい。

ただ、国の根幹にいる者と自負していて、本気で国の未来を憂いているのならば、日本の制度に限界を感じて海外に出ていく優秀な人材を引き留めるためにはどうすればいいのかを考える方が先であると思う。


改めて、なぜ「老害」と呼称されるのか考えてみる。

2023-02-04 20:43:09 | 日記
時頼、高齢者の人を「老害」と呼称する場面をみかける。

これは、今に始まったことではなく、時代に関係なく、高齢者は事あるごとに「老害」と呼称され蔑まれていたように思う。
僕自身も、そろそろそちら側の人になりつつあるので、なぜ、老害と呼称されてしまうのかを改めて考えてみた。

これは、あくまでも僕個人の感覚なのですが、残された時間も体力も失いつつある高齢者が「俺を失望させるなよ」という自分本位な視座から、時間も体力もある若者に対して、「失望させてしまう立ち居振る舞い」をするのだから、軽んじられてしまうのではないかと思う。

時間と若さという普遍的な格差の前では、どうすることも出来ない事を理解せず、感情の赴くまま発言し、聞く耳持たぬを貫き通そうとするのだから弊害が生じてしまう。

幾つになっても「俺からの信頼を無くすな」を通すのではなく、幾つになっても、若者から自然に「信頼される」人であれば、「老害」等と呼称されたりはしないのだと思う。

と、言いながらも、「偏屈」だから、あと数十年もすると老害と呼ばれてしまうのかもしれない。(笑)



驚くべき問題解決方法。

2023-02-02 22:29:24 | 日記
驚くべき問題解決方法を目の当たりにした。

人手不足に陥った現場で仕事が増量したため、他の部署に応援を要請。
しかし、応援要請の人員を遠慮なく行ったので、クレームが入った。

リーダーは不満を漏らし、サブの人も、それに輪をかけて他部署を非難していた。

しかし、この問題を回避するチャンスと時間は十分にあり、予見も容易にできたので、色々と意見をしてみたが、すべて却下されたため、何かしら回避する手段があるのだろうと、黙って従っていた。
しかし、他部署からのクレームを受けると、いきなり休日出勤を要請された。

彼らは、土壇場までノープランであった。

彼らの問題解決方法は、問題を先延ばしして、問題が発生し、自分達の思い通りにならないと、「それは私たちのせいではない」と、宣言する方法であった。

こんなラフな考え方でもなんとかなってゆく仕事だから仕方のない事だとは思うけれど、怒りの矛先を他に向けて、安心している彼らの姿を見て戦慄を覚えた。
そして、その瞬間、彼らへの信頼は失われ、彼らの発言する言葉はすべてモノトーンになっていった。