先日近くの大型スーパーに主人と買い物に行ったときのことだ。
買い物を終えて帰ろうと、下りのエスカレーターに向かった時、
杖をついたおじいさんと、おじいさんを支えるおばあさんが、
ちょうどエスカレーターに乗ろうとされていた。
なんか。。危ない。。と思ったのだが、
その時にはもうすでに、二人ともエスカレーターの
階段の上に足を乗せてしまってられた。
おじいさんの靴が、
エスカレーターの黄色い線上にあるように見え、
だいじょうぶかな。。と思ったその時
おじいさんがバランスを崩して、転倒。
背中からころころとエスカレータをころげ落ちていかれたのだ。
おばあさんは、
「おじいさん~おじいさん~~」と叫びつつ、
おじいさんを追いかけていこうとされている。
びっくりした私達は、すぐにエスカレーターに飛び乗り
階段を駆け下りた。
その間もエスカレーターは動いていたため、
エスカレーターの降り口付近で
二人ともが倒れてしまってられる。
どういうようにして、倒れている二人を飛び越えたのか
覚えていないが、とにかく私達はエスカレーターを降り
まずおばあさんを起こした。
次におじいさんを助け起こそうとしたが、
おじいさんといっても結構背の高い方。
しかも元々足が悪くて杖をついてられたので、
足に全然力が入らないようで、
二人で両脇からかかえても起こすことが出来なかった。
意識はしっかりあって、
「大丈夫ですか・・」という問いかけにも
「大丈夫です。」とはっきり答えられていたが
少し痛そうにされている。
転倒されているので、どこか打ってられるかもしれないし
無理なことはできない。
素人の私達は、
どこを、どういうふうに支えたら一番いいのかがわからないし、
主人も、腰痛が完治しているわけではないので、
主人自体無理もできないのだ。
どうしよう。。と思った時、がたいのいい男の人が
おじいさんを後ろから羽交い締めのような形でかかえた。
私達も横から支えたが、ほとんど一人の力で
その人は、おじいさんをゆっくりと持ち上げ、
無事に助け起こした。
なんだか手馴れているという感じだった。
立ち上がったおじいさんは、杖があれば歩ける様子で、
おばあさんとともに何度も何度も
「ありがとうございます。皆様のおかげで。。」
とお礼を言われ、
そのあと二人は支えあうようにして去っていかれた。
今回の事で、私はお年寄りを支える事の難しさを改めて思い知った。
母も立ち上がる時一人では無理で、私が支える事がある。
正直その時もどうするのが一番いいのかよくわかっていなかった。
下手に抱え起こそうとすると、支えた場所が痛いと言うし、
難しいなと思っていたのだ。
介護のスキルが少しでもあれば、こういう時もうまくできるのだろう。
あわてて助けに行ったものの、たいして役に立たなかった私達は
気持ちはあっても、実際に補助してあげる事の難しさを知った。
それに、私たち自身、そう若くはないのだ。
若者に比べれば、確実に体力や腕力も落ちてきている。
でも、だからこそ、
ほんの少しの介護のこつを知っているかいないかで、
大きく状況は変わり、介護する方もされる方も楽になるのだろう。
資格を取るための介護講座ではなく、
家庭介護の為の市民講座のようなものもきっとあるはず
探し出してちょっと行ってみようかな~
などと少し思ってしまった。
買い物を終えて帰ろうと、下りのエスカレーターに向かった時、
杖をついたおじいさんと、おじいさんを支えるおばあさんが、
ちょうどエスカレーターに乗ろうとされていた。
なんか。。危ない。。と思ったのだが、
その時にはもうすでに、二人ともエスカレーターの
階段の上に足を乗せてしまってられた。
おじいさんの靴が、
エスカレーターの黄色い線上にあるように見え、
だいじょうぶかな。。と思ったその時
おじいさんがバランスを崩して、転倒。
背中からころころとエスカレータをころげ落ちていかれたのだ。
おばあさんは、
「おじいさん~おじいさん~~」と叫びつつ、
おじいさんを追いかけていこうとされている。
びっくりした私達は、すぐにエスカレーターに飛び乗り
階段を駆け下りた。
その間もエスカレーターは動いていたため、
エスカレーターの降り口付近で
二人ともが倒れてしまってられる。
どういうようにして、倒れている二人を飛び越えたのか
覚えていないが、とにかく私達はエスカレーターを降り
まずおばあさんを起こした。
次におじいさんを助け起こそうとしたが、
おじいさんといっても結構背の高い方。
しかも元々足が悪くて杖をついてられたので、
足に全然力が入らないようで、
二人で両脇からかかえても起こすことが出来なかった。
意識はしっかりあって、
「大丈夫ですか・・」という問いかけにも
「大丈夫です。」とはっきり答えられていたが
少し痛そうにされている。
転倒されているので、どこか打ってられるかもしれないし
無理なことはできない。
素人の私達は、
どこを、どういうふうに支えたら一番いいのかがわからないし、
主人も、腰痛が完治しているわけではないので、
主人自体無理もできないのだ。
どうしよう。。と思った時、がたいのいい男の人が
おじいさんを後ろから羽交い締めのような形でかかえた。
私達も横から支えたが、ほとんど一人の力で
その人は、おじいさんをゆっくりと持ち上げ、
無事に助け起こした。
なんだか手馴れているという感じだった。
立ち上がったおじいさんは、杖があれば歩ける様子で、
おばあさんとともに何度も何度も
「ありがとうございます。皆様のおかげで。。」
とお礼を言われ、
そのあと二人は支えあうようにして去っていかれた。
今回の事で、私はお年寄りを支える事の難しさを改めて思い知った。
母も立ち上がる時一人では無理で、私が支える事がある。
正直その時もどうするのが一番いいのかよくわかっていなかった。
下手に抱え起こそうとすると、支えた場所が痛いと言うし、
難しいなと思っていたのだ。
介護のスキルが少しでもあれば、こういう時もうまくできるのだろう。
あわてて助けに行ったものの、たいして役に立たなかった私達は
気持ちはあっても、実際に補助してあげる事の難しさを知った。
それに、私たち自身、そう若くはないのだ。
若者に比べれば、確実に体力や腕力も落ちてきている。
でも、だからこそ、
ほんの少しの介護のこつを知っているかいないかで、
大きく状況は変わり、介護する方もされる方も楽になるのだろう。
資格を取るための介護講座ではなく、
家庭介護の為の市民講座のようなものもきっとあるはず
探し出してちょっと行ってみようかな~
などと少し思ってしまった。