10月13日
連休の二日目は、皆で金閣寺に行ってきました。
金閣寺。。。って、何年振り??
いや。。前に絶対行ってるはずだけど、
ちゃんと覚えていないほど昔の事です。
京都に住んでいると、いつでも行けると思ってしまって
却って有名社寺に行かないものなんですよね。。
でも、この日は金閣寺の9時の開門に間に合うよう、
しかも8時半からの駐車場の開門にも間に合うよう家を出ました。
金閣寺へ
金閣寺は、大文字の左大文字(うちからは見えません)の
おひざ元にあります。
8時半に駐車所に着いたら、さすがに車3番目。よかった~。
駐車料金は時間制のようで、金閣寺9時開門までの料金も
かかりますがいいですかと係りの方に聞かれました。もちろん。
車を停めて、いざ金閣寺へ。
途中綺麗に整備されたお庭をさすがやね~と言いながら進みます。
9時前でも総門の前には長い行列ができています。
横にあずまやのような待合があって、
アジア系のお年寄り達が座って待ってられます。
息子に座って待ってたらと言われて、
私達も行列が動き出すまで待合のお仲間に入れてもらいました。
入場券は、なんとお札のような感じ。
なるほど、よく考えてられますね~。
金閣寺は、正式名称を鹿苑寺(ろくおんじ)といいます。
舎利殿「金閣」が特に有名なため、
一般的に金閣寺と呼ばれているようです。
金閣寺入場
そして、いよいよ金閣寺(鹿苑寺)の中に。
西の衣笠山を借景とする庭園は、
国の特別史跡及び特別名勝に指定され、
1994年「古都京都の文化財」17の文化財の
一つとして世界遺産に登録されています。
元は鎌倉時代の公卿西園寺公経の別荘を
室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、
山荘北山殿を造ったのが始まりなのだそう。
鏡湖池(きょうこち)の向こうに見える金閣舎利殿。
この景色は極楽浄土を現しているのだそうですよ。
そうか~、極楽浄土ってこういう感じなんですね。。
1955年(昭和30年)に再建された
金閣寺は本当に金色に輝き、
この日は風がなかったので、鏡湖池に映る
「逆さ金閣」もとても綺麗。
金閣の屋根の上には、翼を広げた鳳凰が飾られています。
3層構造の舎利殿
金閣(舎利殿)は、異なる建築様式を用いた三層構造の楼閣。
一番下の1層は寝殿造り。2層は書院造り。
そして第3層は禅宗様式で、
2層と3層は漆の上に純金の箔(はく)が貼ってあり
きらきらと輝いています。
でも、どうして一番下の1層目には金箔が
貼ってないの。。 と、主人と話していましたが、
これは1層目を木材のみの平安貴族の建築様式にすることにより、
義満自身の地位が貴族よりも上だという事を示しているのだそうです。
そういう事だったんですね~。。
白蛇の塚・石仏・夕佳亭
金閣(舎利殿)をぐるっと見た後は、鏡湖池の水源になっている
安民沢(あんみんたく)や白蛇の塚、石仏を見て
金閣を見れる最後の場所から小さくなった金閣を見ました。
最後に見れる金閣。木の横の金色の小さな建物。
ここから見る夕日に映える金閣が
殊に佳いと言われた茶席夕佳亭(せっかてい)
主人は金閣寺の御朱印が欲しかったようですが、
あまりの人が並んでて断念。
また、いつか二人で御朱印をもらいに行きましょう。
孫は今学校の社会で室町幕府の事を習っている様、
実物の金閣を見て、教科書や写真からでは得られない
歴史の中に息づく本物を感じて、
歴史に興味をもってくれたらいいな。。
なんて思っています。
ちなみに2022年お正月には孫と
銀閣寺に行っていました。
10月連休3 おだしとだしまき京都離宮
に続きます。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
たんぽぽのお花を
ぽちっと押してくださいね。
ギリシャ旅行や、
クロアチア旅行の続きも
書いていこうと思ってます。
ぼちぼちですが。。
いつもご訪問ありがとうございます。
連休3では、皆で食べに行っただしまきのお店の事を書くつもりでいます。