京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

富士山の旅⑤ 忍野八海・河口湖

2009-01-12 06:00:00 |  国内旅行
1月3日(土)

       旅の始まりは  こちら


チェックアウトの10時ぎりぎりに、旅館を出発した私たちが
最初に向かったのは、旅館から車で5分ほどのところにある忍野八海。
今日もドライバーは長男です。


忍野八海・おしのはっかい

忍野八海とは、富士山北東麓の忍野村にある八つの湧水池のことで、
ここから見る富士山はまた格別ですよ~と、旅行社の人に教えられて
やってきました。



霊峰富士より湧き出でる八つの泉は、量も豊かで
昔から「神の泉」と崇められていたそうですよ。



まるで、日本昔話の世界に入ったみたい。。

「むか~し、むかし、この忍野の里にな~。。」

物語を読む、優しいおじいさんの声が聞こえてきそうでした。


河口湖オルゴールの森

次に向かったのは河口湖オルゴールの森



富士山を望む河口湖のほとりにたたずむオルゴール館。



オルゴールミュージアムに展示されている
オルゴールからの優しい音色が、
館内を包んでいます。



こちらは、フルートプレーヤーのオルゴール。
フルートの演奏をする彼の指先が、優雅に動くんですよ~。



建物は中世のヨーロッパ貴族の館を再現したものだそうで、
その前では、噴水とオルゴールのショーが始まっていました。



メインホールでは、オルゴールではなくお正月バージョン?
特別にチェコの弦楽四重奏団の演奏者による、
迫力ある生演奏が聴けました。 ラッキ~



私は、母の車椅子を押していたので、母といっしょに
一番前の席で、聴くことができたんですよ。

車椅子の母と行動を共にする私に、主人や息子たちが
交替でついてくれて、ドアを開けてくれたり
車椅子の移動を手伝ってくれたり。。嬉しかったです。

そして、車椅子なのであまり動き回れず、
お土産物もあまり見れなかった私と母に
ジャジャ~ン、あっと驚くプレゼントがありました。


息子たちからの二人へのオルゴールのプレゼントと、
主人からは、甘いチョコレートケーキです。



家に帰ってから、母と仲良く分け分け。
小さい方のオルゴールは母が、
大きい方のオルゴールは私が貰いました。
本当にありがとう~、みんな。

甲州麺名物 ほうとう

お昼ごはんは長男の勧めで、甲州の郷土料理「ほうとう」を
食べることに。

寒い寒い日に、あったかうどんのほうとう、楽しみ~。



ほうとうとは、小麦粉を練った平打ちの麺と、油揚げ
カボチャ、じゃが芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、
しいたけなど、いっぱいのお野菜が入った
味噌仕立て煮込み料理です。

鉄鍋でぐつぐつとでてきたほうとう で、でかい。。



でも、今日は頼もしい二人の若者がいっしょなので、
ちゃんと完食です。
素朴で易しい味噌味に、体も心も温まりました。

川口湖畔

河口湖畔で休憩。お土産も買って。。
でも、今日はもう京都まで帰らないといけないので
もう、そろそろこの旅も終りです。



川口湖畔から見た富士山。
もうすぐ、富士山ともお別れ。。



東京に住む長男とは、御殿場の駅でさよなら。
楽しかった思い出がいっぱいなのに、
やっぱり、手をふって去っていく後ろ姿を見ると、
なんだか寂しくなります。。



京都に帰る途中、東名高速の富士川サービスエリアで、
こちらも長男お勧めの富士宮焼きそばを。

B級グルメグランプリを取ったという富士宮焼きそば。
次男が、麺の腰が違うな~。うまいうまいと食べていました。



そして、これが富士川サービスエリアから見た、
この旅行最後の富士山です。

ありがとう、富士山。
雄大で美しく、威厳に満ちてそびえる富士山。
でも、なぜか、ほっと郷愁を感じてしまうんですよね。。

やっぱり日本人だな~って改めて感じた今回の旅でした。



このあと、しっかりとお正月帰省にひっかかってしまって
京都までなんと、9時間。
ほんと、運転お疲れ様でした。

でも、美味しくて、ゆっくりとした、くつろぎの旅行ができたね。

今年も家族みんなが健康で、幸せに暮らせますように。



今回の旅行の思い出の小物達です。


さて、途中でストップしたり、長くかかってしまったこの旅行記。
最後まで読んで下さった方、
本当にありがとうございました~。
これに懲りず、また遊びに来てくださいね。




コメント (6)